この業界だけに限りませんが・・・
7月15日 燃料油脂新聞
主力社員の離職懸念 兵庫県内
とくにアルバイトを中心にローコスト運営を行うセルフでは、シフトが組めずに営業時間の短縮を検討するSSが出るなど深刻化している。
人手が足りない分を所長や主任ら正社員が補っているが、給油や洗車、ピット作業など通常業務に加えて本部への報告やノルマ達成のプレッシャーもあり、業務内容は過酷を極め、思い通り休暇が取れずに十連勤や十五連勤、月50時間以上の残業を強いられるケースもめずらしくないという。
マージン不足 被害者は従業員 佐賀県内
佐賀県内で続いてきた価格競争の影響が、SS従業員への待遇悪化で表れている。
マージン不足による収益悪化は、定期昇給の見送り、ボーナスカットなど、人件費削減というかたちで従業員を直撃している。
人材流出も進んでおり、ギリギリの人数での運営は、休日返上勤務など急速に労働環境を悪化させている。
一部SSの所長は「以前は週休2日取れていたが、最近は1日がやっと。連日サービス残業が続いており、他業界の求人広告を見るようになった」と疲れた顔で話す。
幹部の多くが「従業員には悪いが、会社を存続させるため仕方ない」と主張する。
しかし誰のための会社存続か、経営者は考える必要があり、適正マージン確保による収益改善、労働環境改善が急務になっている。
SS総数1,275ヵ所 “年間減少数”前年上回る 東京都・25年度末
地下タンク老朽化問題が取り沙汰された前年(45カ所減少)よりも多い65ヵ所の減少で、ついに1300ヶ所を割り込むなど厳しいSS経営の実態を物語っている。
※残存者利益確保が課題とか書いてあるからまだまだ淘汰は続くのでしょう。
“数”で見たら、「まだ多い」感じもするしね・・・
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※以下は2012年9月の業界紙掲載記事一部です。
「元売はシェア争いに固執し販売量だけを考えれば良いかも知れないが、われわれは命がけで会社と社員の生活を守る事が使命だ」と業転購入の正当性を主張する。
はわかるけど
正当性を主張したらオカシイ。
本来ふたんしなけりゃならんぶんを
他に回してる事実があるんだから。
でも公取委が「系列でも業転OK」にお墨付きを与えたことは事実だから・・・
私は「正当性を主張」には目を瞑れても、系列組を攻撃することだけは許せない、カナ。
で、私がこの記事で思ったのは、
2012年には「従業員の生活を守るため」に業転を取ればまだやれた。
だけど2014年の今は「従業員には悪いが、会社を存続させるためには」と・・・
同じ会社ではないにしても、
そういうふうにドンドン状況が悪くなっていってるんだ・・・
って...(--。