3月25日ぜんせきより
論説 市場変化の3つのシグナル
再投資可能な経営の確立に大きな足掛かりをつかんだかに見えた石油業界。
だが、雲行きが怪しくなってきた。
1つ、系列玉と業転玉の卸格差の拡大
2つ、需要減の顕在化
3つ、西高東低と言われているガソリン市場の西でも市況軟化
量販店の焦り映す「140円の壁」 広がる価格差、地場困惑
石油議連、公取委員長へ申し入れ「 廉売PT中間報告」実現を
全石連、齋藤前農水大臣へ陳情 西日本中心に全農エネルギーが廉売
※当地では「今は」廉売はされていません。
3月25日燃料油脂新聞より
セルフもフルも採算販売意識高まる 背景に予測超える人口減
mydoカード・ユーカード レギュラー153円の価格看板
消費税10%まで半年ー「総額表示一本化を」
キャッシュ128円の、税抜きの看板(画像)
※税込みにしたって138円で十分安値なのに(笑)
2月末JXTG系列SS数 前月比20か所減の1万3047ヵ所
※毎月減少。
だって雲行きは怪しくなっているし、実際 ↓コレ↓だもの。
26日燃料油脂新聞より
仕切り、業転価格差顕著 JXTG誕生前の水準か
ガソリン中値120円台 3油種とも格差は拡大
仕切と業転 格差縮小せず ガソリン5円程度の傾向
掛売法人客で安定収益 ロイヤルカスタマー囲い込む
不安材料は事業承継か
今存続している地場フルSS業者は非常に強い。
販売価格が高い安いで左右されない優良な掛売法人客をがっちりと囲い込んでおり
(中略)
やり方次第で収益事業としてまだまだ魅力があると言える。
一番の問題は、事業承継。
※同感です。
「早く一抜けたってした方が賢いよ」と言い続けているmasumiさんでも、この超優良顧客を手放すことになると考えると.....。
GW10連休期間 石油製品のオーダー・支払い懸念 スポット業転玉不安視
>積極的に他社買いしている特約店
※今存続しているSS業者の中には、「全量系列仕入れでやってきた店」と「安い業転玉を混ぜてやってきた店」とがあります。
発券店値付けカード問題も同じですよね。
販売店からの改善を望む声は長年無視しておきながら、リース会社等がシェアを席捲してきたらーなので。
2者店が3者店を踏み台にしてきたツケは、近い将来払わなくてはならないことになるでしょう(←願掛け)。
自分たちがやってる卸格差のことに手を入れず、コストコが不当廉売してるから助けてとか公取委に訴える権利ないんじゃないの?と感じますね。
極論で言えば、
「卸格差=不当廉売は存在しない」ってコトになりますからね。
だから廉売問題PTじゃなくて卸格差問題PTにならなきゃいけないハズなんですが...。
先週末時点で看板127~128円(会員126円)
・シェル系列のエ○キの豊田地区のSSは看板132円(メルマガ・ Shell Pass等の各種割引を併用すると124円)
上記のような価格で系列玉を入れているエ○キが何故か県内最安値になっています。
仕切りと業転で5円ほど格差縮小せず…と業転との価格差が問題とのことが書いてありますが、それより数量インセンティブなどで業転SSよりも安値で販売してる系列店は何なんでしょうね?(^_^;)
系列でも業転でも販売できるような卸格差が存在することのほうが遥かに問題かと思いますが…。