masumiノート

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ガソリンスタンド経営には儲け以上の価値がある。

2017年06月14日 | ガソリンスタンド3

6月13日燃料油脂新聞より


「限りなくフルサービスに近い形態」大阪府内セルフ
高齢ドライバー来店急増 経営方針見直し 補助要員を増員



PB価格が採販阻害 京都府南部
市況の浮上進まず



PBセルフオープン価格107円 和歌山市内
周辺SSは静観


一般的なPBの仕入れ(業転玉)でも税込みなら110円は超えるはずなのに?
いくらオープン価格だからって107円で販売なんて、驚き桃の木山椒の木。





PBセルフ最安値113円80銭
フルにも値下げ波及 新潟市東区

同地区に店舗を構える特約店幹部は「アリ地獄のようだ」と表現。
「PBセルフのオープンから3週間を経て、近隣セルフの販売数量が大幅に落ちている。何かしら落としどころを探らないと低価格競争から抜け出せないが、客の流出で 販売量を維持するかマージンを回復するかのジレンマに陥っており、どちらを優先させるのか決断できないのが実態だ」


>どちらを優先させるのか決断できない

こうちゃん曰く、
1つ(新しい店が)出来たら(客数・販売数量が)減るのは当たり前。
価格競争に参加するより大事なことは決まっている。


※セルフ化でフルより一歩抜き出たつもりでも、新たに更なる安値店が出現すれば、以前のフルと同じジレンマを味わうことになるのです。





同系列の安値に不満 出雲市場
元売へ不信感増幅

「同じ系列とは思えない価格がある」と同系列業者の安値に対する不満の声が多い。
「リットル5円を超える価格差はめずらしくない」「最大では10円近くなることもある」
「他系列の安値はまだ我慢できる」「まったく同じ製品で仕切価格も同じはずの同系列の安値に対しては納得できない」
「5円以上の価格差は、業者にとって利益が吹き飛ぶほどの差になる。業者個々の経営努力で補えるレベルではない」



元売に対して説明責任を果たすべきとありますが元売にそれを期待しても無駄です。

なので代わりに説明してあげましょう。

・大手特約店と地場3者店では仕切価格に最大で10円(もしかしたらそれ以上も?)の差があります。
・地場3者店でも業転玉を仕入れることで全量系列仕入れの3者店より安く売ることが可能です。

価格差の謎はこれで納得するしかない。 

でも!
ですよね。



SSの存在価値高める 松江市内

価格競争に明け暮れるSS業界。
「何のために商売をやっているのか分からない」と悲観し、撤退(閉鎖)を検討する動きがある一方で、地域住民の生活維持や経済活動に欠かせないエネルギーを扱っている点において「なくてはならない存在」ととらえ、SS継続に努めるところもある。

両者の違いは、SS商売の捉え方の違い。
存在価値をどこに求めるかが大きな違い。

「儲け」だけをみれば
「SS商売に魅力は無くなった」の声は多い。

需要の減少は避けられず、マージンも縮小するばかり。

「SSを維持するのが精いっぱい」なのが実情。

それでもSSを続けるのは、
「燃料油を扱う者としての責任」と松江市郊外の業者は語る。

「やめるのは簡単だが、困る人が出るのは本望ではない」という。

「儲けることだけでは割り切れない」

こうした意識は多かれ少なかれSS業者は持っている。

なかでも地方では燃料油供給において、1SSにかかる役割は大きい。
また「かけこみ110番」などの地域貢献に参加するSSは多く、存在価値も高い。

「簡単にやめられないのはこのためだ」としている。

別の業者は
「儲けの有無だけで判断すればSSを続けていない」と強調。
「これまで地域住民とはお互い支え支えられてきた。ぎりぎりまで続けることが恩返しになる」と、SS商売に儲け以上の価値を見出しているところもある。



(^-^)yes!





SS過疎地15市町村 四国
さらなる拡大を懸念

四国でSS数0ヵ所の自治体はないが、1ヵ所が勝浦郡上勝町(徳島県)と安芸郡田野町、同北川村、土佐郡大川村、幡多郡三原村(高知県)の5町村。
いずれも山間部が多い狭小自治体だが、JA-SSのみが残る自治体もあり、仮に不採算などを理由に撤退すれば0ヵ所になる。

SS数2カ所は、勝浦郡勝浦町、名東郡佐那河内村(徳島県)と安芸郡東洋町、同奈半利町、同安田町、同馬路村、同芸西村の7町村。
昨年は6町村だったが、地場PB業者が廃業した芸西村が加わった。


とくに高知県では、全34市町村のうち県東部の安芸郡を中心に、10町村がSS数3か所以下のSS過疎地とされている。

隣接する自治体との距離が近いために、現時点では住民生活に大きな支障がないとみられる。

しかし営業を続ける事業者の多くが店主高齢かつ後継者不在という課題を抱えており、今後さらなる過疎地拡大が懸念される。




過疎地なら行政が動いてくれる可能性があるけれど、

SS過疎地@支援の条件は町民の利用率



非効率で不採算だとして小口配達を行わないのが安値店。
だから地場店はサービスも愛想も悪くなってでも「やれるところまでやる!」






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