北海道日高の不当廉売判断、高値に「注意」、安値に「シロ」
(6月22日のぜんせき)
日高地方石協から不当廉売の疑いがあるとして5月10日に調査申告を受けていた静内地区のセルフSSが掲出するガソリン価格表示について、公取委が出した答えがコレ。
アホらしいでしょ(渇笑)
町内の一般フルが157~158円の中、
オカモト(広域業者)は135.8円、マルエス三共(地場)は137.8円
で、高値の方のマルエス三共に「注意」
安値のオカモトは「シロ」
ははは(渇いた笑い)
独禁法に違反する行為は認められなかった・・・・
なるへそ。
そらその観点から言えばそうだろう。
だけどそこで終わらせてちゃ、ただの間抜けですよ。
その先が大事なのよ、公取委さん。
仕切りから考えれば妥当な売価・・・だとしたら、
その「仕切りがオカシイ!?」ってコトに思い至らなければ!!
これだけガソリンスタンドの数が減っていくのは、
不当廉売の調査申告がある時点で、「公正ではない」からなのですよ。
不当廉売なんて、表面的なことなんです。
問題の根っこは、ソコじゃない。
今の世の中、消費者がひたすら安値を追求するせいで安い=正義になっちゃいましたね
企業は採算合わんのに安値戦争→業績下がる→解雇、最後に困るのは消費者なんですが・・・
岐阜県の「未来工業」の社長が語ってましたが、日本は良い物を高く売らず、安く売るからダメだと。
ガソリンの数円差で大移動する日本人がエルメスだプラダだ言うんだからその通りですな
市場原理主義って、自分で自分の首を絞めていくことなんだと、今はそのように理解しています。