Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

GAZAのために

2009-01-11 15:54:22 | 雑談
毎日のニュースで今もっとも気になるのはガザ情勢。

力も武器もないのにいじめられてキーキー騒いでいるだけの幼児ハマスを、金のたんまりある大の大人のイスラエルが周りで見ているだけの人も含めてぶっ潰そうとしている、と見えるのだがどうか。

どう考えてもイスラエルが攻撃をやめるべきだと思うが、周りの非難も馬耳東風、さらに攻撃を激化させると宣言しやがる。

世界が狭くなり、ネットで情報や映像が瞬時に送られる現在、衆人環視の元で非道なことはできにくくなるはず、という意見を湾岸戦争だかイラク戦争だかの時に聞いた気がするが、現実はまったく違い、恥知らずなやつは誰に何を見られようと行いを改めることはないということが実証されているだけ。イスラエルしかり、チベットの中国しかり。

パレスチナの状況はチベットよりもさらにずっと深刻だと思うのだが、それにしては抗議運動が去年のチベットの盛り上がりに比べて寂しくないだろうか。特にこういう時に声を上げるのが得意なはずの欧米のミュージシャンや俳優がおとなしい気がする。

元凶はやはりイスラエルに味方するアメリカだと思うのだが、政府がバックアップしている限り、有名人達もおおっぴらに声を上げられないのか。そうであればちと情けない。

それでは己は何をしているかと言えば、テレビの前で眉をひそめるだけという不甲斐なさ。もっと情けない、と思っているところ、ドバイ在住のPINKさんのブログで有益な記事を見た。
UAE For Gaza - ドバイ ザ ワンダーランド - Yahoo!ブログ

すなわちイスラエルを支援するアメリカ資本のファーストフード不買運動の呼びかけ。

戦争や紛争は表向きなんと言おうと結局は経済問題だと思っている。であれば政治的抗議活動より金が入らないようにするのが一番効果的だろう。

と言うわけで、イスラエル製品、アメリカ製品のボイコット。世界中、皆で一斉にやったら少しはインパクトがないか。

マクドナルドやスタバに閑古鳥が鳴いている姿、ぜひ見てみたい。


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6 コメント

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ボイコット (tongshin)
2009-01-11 17:16:07
Luntaさん、今年もよろしくお願いします!
ちょうど昨日スウェーデンの数箇所の都市で大規模なデモがあり、イスラエル製品をボイコットしよう、と呼びかけていましたけど私がここで買うイスラエルのものというと、せいぜい柿程度です。アメリカ製品ボイコットもいいけれど、この国の場合、武器をアメリカに輸出するのをやめてしまえばいいんじゃないかと思います。
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どうも... (PINK)
2009-01-11 21:45:04
拙記事、ブログご紹介戴きましてありがとうございます。
アラブ諸国では、イスラエル製品はないですから、イスラエルに積極的に支援しているアメリカのブランドをボイコットする様呼びかけるんですが、日本や欧米、アジア諸国でイスラエル製品を売っているところでは、イスラエル製品ボイコットが良いですよね!
今後とも宜しくお願いします。
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賛成です (さくらんぼ)
2009-01-12 06:51:56
初めまして、さくらんぼと申します。

私も現在のイスラエル軍によるガザ地区攻撃に心を痛めている一人です。

パレスチナ市民を標的に攻撃しているイスラエル軍にも、そしてイスラエルの軍事力を影で支えているアメリカ政府にたいしてもすごく憤りを感じます。

イスラエル擁護派、パレスチナ擁護派のどちらかに付くのではなく、公平な立場でこの紛争を捉え、

やはり罪のない市民の命が奪われている現状に終止符を打つのが一番であることは誰の目から見ても明らかなはずなのに・・・。
アメリカが傍観しているのが許せません。そして事実を知らずに「愛国心」ばかりを叫ぶアメリカ人の無知さにあきれます。
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Unknown (lunta)
2009-01-12 13:52:58
tongshin 様、

スウェーデンがアメリカに武器輸出って不勉強で知りませんでした。永世中立国で平和的というイメージがあるので意外ですが、そういえばSAABなんて飛行機作ってなかったっけ、と検索してみたらやっぱり戦闘機作ってましたね。
経済活動の損得勘定はやっぱり複雑で難しいです。
今年もよろしくお願いいたします。


PINK様、

こちらこそ貴重な情報をありがとうございます。
これからも他とは一味違った視点のニュース解説、よろしくお願いいたします。


さくらんぼ様、

コメントありがとうございます。
やはり普通の感覚として一般市民への無差別攻撃は許せませんよね。イスラエル政府はともかく、アメリカ政府があれを黙認する理由がわかりません、諸々の陰謀説を考えても。
アメリカの一般市民の皆さんは個人的にはいい人が多いのでしょうが、マスコミなどの誘導に掛かりやすいように思います。最もその点に関しては日本も他人事ではないですね。
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パレスチナ (没関系)
2009-01-20 22:40:48
去年、散々フリチベ運動をしたした者としては耳が痛いのですが、結局のところ、チベット支援の少なくとも目立っていた部分は反中や日本のナショナリズムが主眼なのだと思う。いや、それをエクスキューズにしてチベット問題を無視し続ける反戦・人権団体や左派・リベラルに正当性がある訳でもないのだけど。
アメリカにパレスチナのことを考えろって言うのは、やっぱり無理なのかなぁ・・・本当は欧州にだって(特にイギリス)にも相当な責任がある筈なんだけどなぁ・・・テロとの闘いなどどいう下らないタームが世界を席捲して8年以上、パレスチナを解決しないことには何も前進しないし、それはチベットにもチェチェンにもダルフールにだって繋がっているんだって思います。世界が、倫理の下に行動できるのか、それともやっぱり力と国益だけに頓着するのか・・・
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没関系様、 (lunta)
2009-01-21 14:14:10
イスラエルの建国にいたる経緯に関しては英仏あたりに最も責任があると思うのですが、現在のかの国の傍若無人ぶりはやはりアメリカのバックアップあってこそなんじゃないでしょうか。
今日のオバマ新大統領の就任演説では非常に全うなことを言っていたと思うのですが、その結果アメリカの株式市場が暴落というのに心底がっかりしました。人間として常識的な行動は金儲けにはつながらない、ということか。
アメリカ大統領一人の顔が変わっても邪悪な経済原理はそう簡単には変わらなそうですね。
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