Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

秋の小淵沢 「Shirato」

2012-10-10 17:23:25 | 食べ歩き
ようやく秋めいてきたこの頃、会社勤めをしていた頃の元同僚たちと2年もご無沙汰してしまった小淵沢へ。

小淵沢へはいつもの高速バスで2時間半。
途中、双葉のSAで10分の休憩があるが、停まればお店をつい物色してしまう。

 人気があるのはこちらの「くだもの厨房」。
みなさん巨峰や桃のソフトクリームを買い求めているが
 「フルーツコロッケ」なんて変なメニューを見ると試さずにはいられない。

ソフトクリームを売るのに忙しいおばちゃんに「フルーツコロッケください」と言うと、「えっ、フルーツコロッケ?」とびっくりした声を出される。そんなもの買うやつがいたんだ、と言わんばかり。
で袋に入ったコロッケを電子レンジでチンして出てきたのがこちら。
 ミートボールのような大きさのコロッケが5つ入り。
中はポテトでよーく見るとキウイの黒い種がぽつぽつ、確かにフルーツの甘い香りがちょっとするが、味はよほど気を付けないとポテトとソースの味しかしない。

「第一弾キウイフルーツ」とあるところを見ると第二弾にも挑戦するつもりだろうか。
500円は高すぎるし、もうやめた方がいいぞ。

双葉SAを出ると小淵沢はすぐ。
迎えに来てくださったShirato店主の車で次に立ち寄ったのは「道の駅 小淵沢」
  
パン屋まであるきれいな店内では新鮮な野菜が安い。
ねぎをしょって帰りたい誘惑を振り切って、それでもやっぱりお買いもの。
 フレッシュなぶどうにリンゴ・ドレッシング、ルバーブ・ジャムとフルーツづくし。
ここで買ったぶどうはさすがのおいしさ。

ようやく到着した久しぶりの 「Shirato」
 本日は我々の貸切。

 まずはフレッシュハーブティーでほっと一息。
テラスの向こうを時々小海線の可愛い列車が通っていく。

 ワインのおつまみに(自分は飲めないけど)とまず出していただいたのはナスのマリネ、ゴーヤと塩昆布、鶏砂肝とレバーの甘辛煮、柿の白和え。
ナスやゴーヤの色が美しく、どれもおいしい~。

手羽先焼きや四角豆のてんぷらもいただいてもうかなりお腹いっぱい、と思っていたら2つ目のお膳が来てしまった。
 さんまの山椒煮やきのこのお吸い物、栗ごはんと秋らしさが一杯。

みんなでしゃべりまくって、あ、外に出ていないや、とやっと腰を上げてちょっとお店の周りを散歩すると
  
さすがに小淵沢、東京ではやっと始まったばかりの秋がここでは深まり、もう冬の気配さえ感じられる。

 最後に「Shirato」名物のゴマプリンとおいしいコーヒーをいただいて

 またバスに乗って東京へ。
 帰路は正面に富士山の美しいシルエットが見える。

「Shirato」の今年の営業は今月いっぱい。
また来年も、よろしくお願いします。


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2 コメント

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Unknown (タヌ子)
2012-10-12 17:00:25
フランスのSAは画一的で、地方の産物を使った料理に出会うことはなく、なるべくならそこでの食事を避けたい場所ですが、日本は楽しいですよね。
フルーツコロッケ、私も思わず買ってしまうと思うけど、確かに1個100円は高いかも。
美味しいものに出会うためだけに時間をかけて移動するなんて、最高の贅沢ですね。
食べ物だけではなく、この空気の美味しさも往復4時間かけても行く価値はありそう。
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タヌ子様、 (Lunta)
2012-10-14 14:15:54
日本のSAは今ブームで、どこも名物を作ろうと必死。
フルーツコロッケもその一つなのでしょうが、アイデア倒れの感あり。なにより値段が高すぎです。
でもいろいろ工夫してくれるのはうれしいかな。

小淵沢は東京からそれほど遠くないのに空気がちがってとても気持ちの良い所。行く度にもっと頻繁に行きたいと思うのですが。
返信する

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