Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

ラフマジュン食べて墨田散歩

2021-11-30 13:55:57 | 食べ歩き

もう数か月も前のこと、クラウドファンディングのサイトで元バックパッカーの若い夫婦がラフマジュン屋を始めようとしているのを見つけた。

中東系の料理は大好きなのでこれは応援せねば、と一口乗って、今年8月に無事オープンしたとの連絡があり、応援の見返りにラフマジュンが一枚食べられるというのでお店に行ってみた。

場所は浅草駅からすぐ、江戸通りから墨田川の方に一本入った細い道路沿い。
 
「中東の料理とワイン tsukino」 上は「Chapter Two Tokyo」というホステルになっている。

左手の奥まった扉から入るとすぐにバーカウンターがあり、その奥にテーブルが一つ、さらにその先の小さなテラスに出れば目の前は墨田川の堤防だけれど、アサヒビールのう〇ことスカイツリーのてっぺんが見える。
 
右側にはかがまないと通れない小さな出入り口があって
 その先も天井に頭が付いてしまうほどの低さだけれど、ソファ席や絨毯敷きのスペースがある。ここは元々車庫だったと思うが、夏になれば道路側の扉を開け放すのだろう。

テーブルにあるメニューや、夫婦の開店までを描いた漫画(これが結構面白い)を読みながら待つことしばし。
 ヨーグルトドリンクに続いてラフマジュン登場。
真ん中に野菜が乗っているのはこの店のアレンジだと思うが、「レモンを絞って巻いて食べてください」という説明の通りに食べると、薄い皮はもちもちとして上のお肉はほんのわずかにピリ辛、あっさりとしてこれなら何枚でも食べられそう。うま~い!

もう何十年も前、初めてトルコに行った時にピデは食べたけれどラフマジュンは食べなかった。
同じようなものかと思っていたけれど、なるほど皮が全然違うのね。などと感じのいいオーナー夫妻とおしゃべりして再訪を約束。
これなら応援した甲斐があった。

 店を出てちょっと行けばすぐに吾妻橋。
 これを過ぎてその先は東武線の鉄橋だが、この下に最近「すみだリバーウォーク」という歩道橋ができた。
 
橋への登り口は自転車や乳母車を押して通れるようにスロープになっていて
 
橋はボードウォーク。鉄橋の下を流れる隅田川が見えるし、待っていれば上を通る東武線の列車を下から覗ける。鉄オタにはたまらないんじゃないだろうか。

これを渡った先の東武の高架下はこれまた最近「東京ミズマチ」という商業施設になった。
  
 十間川沿いに並ぶお店は途中、源森橋で途切れてまだ12軒。
ほとんどは今風のカフェだけれど、中にはホステルなどもあり
 
面白いのは地場の会社や工房で作られた商品を集めたこの2軒。どちらもちょっとしゃれたものを扱っていて
 つい掬えるスパチュラとフワフワスリッパをお買い上げ。

墨田区のお店を出ると目の前にあるのはなんと、鳴門部屋ではないか。
 
現在の鳴門親方は元琴欧州。まるで寿司屋のようなしゃれた外観はイケメンの親方にぴったり。
部屋の前にあった自販機も相撲柄になっていたけれど、中の商品は普通だった。

ここからスカイツリーの下の東京ソラマチまではすぐ。
 土曜日のこの日、2階の食品売り場はすごい盛況で、浅草も結構人が出ていたけれど、これほどの人ごみを見たのは久しぶり。

浅草から押上まで、十間川沿いはまだ工事を進めているし、こんなにおしゃれになるとは、元押上の住民としては感無量。


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コメント (3)
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