12月27日
前日の晩、胃薬を飲んで寝たのには訳がある。
今日は朝からベトナム料理教室で、またしっかり食べる予定なのだ。
朝10時、ホアンキエム湖にほど近いソフィテル・メトロポールへ。
1901年に建てられたと言うコロニアル調のホテルはロビーもシックだ。
指示されたとおり新館のロビーで待っていると、他の出席者9人も集まり始め、やがて若くて小柄なシェフが登場。
まずは菅笠を渡され、玄関前からシクロに乗って市場の見学に行く。
10数年前には市民の足だったシクロも、今や完全に観光客用の乗り物になってしまったようだ。
ホテルから10分ほどでストリート・マーケットに到着。
道路の真ん中にズラッと八百屋、肉屋、魚屋などが並び、珍しい食材もあって興味津々。
だがシェフは走るように市場を通り抜け、香草と調味料の説明をちょっとしただけで市場見学終了。滞在時間は15分ぐらいで忙しい。あいにくの雨の中、菅笠は混雑した市場を歩くのには便利だった。
タクシーでホテルに戻ると、レストランの脇にある大きな厨房へ。
その一角に料理教室が作られている。
ここの料理教室はシェフによるデモと試食のみ。ただし一品ごとに生徒を一人選んでアシスタントにする。
一品目はバナナの花のサラダ。
南ア人のお姉さん、慣れない中華包丁に苦戦。
きれいに盛り付けたら、後は人数分に取り分けて試食する。
今回の出席者の中には豚肉が駄目なユダヤ人家族とベジタリアンがいた。しかしそこはプロのシェフ、分けられるものは肉なしバージョンを作り、代用品のアイデアを提供しと慣れたもの。世界中からいろんなお客が来るんだろう。
2品目の揚げ春巻きは自分がアシスタントに引っ張り出されたので写真がほとんどない。
揚げ春巻きも暑いサイゴンでは一口サイズ、涼しいハノイでは冷めにくいように大きく作るんだそうだ。
3品目の豚肉の竹筒焼きと、4品目ライム葉巻き焼き鳥。
どちらもバーベキュー向きメニューで、作りたてがおいしい。
5品目、川魚のビール蒸し
香味野菜を載せた魚にビールをかけて蒸すだけという簡単レシピなので、これは使える。
最後はかぼちゃの葉のソテー
にんにくを利かせ、じっくり蒸し煮にしたかぼちゃの茎と葉もおいしい。
こちらでは芋の葉やら蓮の茎やら、どんな食材も無駄にしない。
以上で料理講習は終了。終了証とお土産をもらう。
焼き網と春雨とキクラゲのお土産が面白い。
この後はホテル内の Spices Garden restaurant でビュッフェの昼食。
ローカル・フードがテーマで、フォーやバインセオも目の前で作ってもらえる。
このビュッフェで驚いたのがこれ↓
なんとアヒルの半孵化卵、ホビロンがある。
そのグロテスクな見た目に隣の日本人をドン引きさせながら食べていると通りがかったウェイトレスが「それ、おいしいのよね~」とうれしそう。
鶏のミンチの入ったオムレツのような味で、本当においしいのだ。
ビュッフェの食事はきれいだけど、やっぱり教室の出来立ての料理の方がずっとおいしかったね、などと言いつつ食事を終えたのはもう3時近く。
昼食込みUS$75は安くないが、でも半日楽しかった。
腹ごなしにまた夕方まで旧市街をうろついて、夕食は日本から到着したツアーグループに合流。きれいなベトナム・レストランに連れて行かれたが、当然ちょっとしか食べられず。
少食な人と思われたかしら・・・ほほほ。
以前行った料理教室
タイ、バンコクの料理教室
スペイン、サンセバスチャンの料理教室
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前日の晩、胃薬を飲んで寝たのには訳がある。
今日は朝からベトナム料理教室で、またしっかり食べる予定なのだ。
朝10時、ホアンキエム湖にほど近いソフィテル・メトロポールへ。
1901年に建てられたと言うコロニアル調のホテルはロビーもシックだ。
指示されたとおり新館のロビーで待っていると、他の出席者9人も集まり始め、やがて若くて小柄なシェフが登場。
まずは菅笠を渡され、玄関前からシクロに乗って市場の見学に行く。
10数年前には市民の足だったシクロも、今や完全に観光客用の乗り物になってしまったようだ。
ホテルから10分ほどでストリート・マーケットに到着。
道路の真ん中にズラッと八百屋、肉屋、魚屋などが並び、珍しい食材もあって興味津々。
だがシェフは走るように市場を通り抜け、香草と調味料の説明をちょっとしただけで市場見学終了。滞在時間は15分ぐらいで忙しい。あいにくの雨の中、菅笠は混雑した市場を歩くのには便利だった。
タクシーでホテルに戻ると、レストランの脇にある大きな厨房へ。
その一角に料理教室が作られている。
ここの料理教室はシェフによるデモと試食のみ。ただし一品ごとに生徒を一人選んでアシスタントにする。
一品目はバナナの花のサラダ。
南ア人のお姉さん、慣れない中華包丁に苦戦。
きれいに盛り付けたら、後は人数分に取り分けて試食する。
今回の出席者の中には豚肉が駄目なユダヤ人家族とベジタリアンがいた。しかしそこはプロのシェフ、分けられるものは肉なしバージョンを作り、代用品のアイデアを提供しと慣れたもの。世界中からいろんなお客が来るんだろう。
2品目の揚げ春巻きは自分がアシスタントに引っ張り出されたので写真がほとんどない。
揚げ春巻きも暑いサイゴンでは一口サイズ、涼しいハノイでは冷めにくいように大きく作るんだそうだ。
3品目の豚肉の竹筒焼きと、4品目ライム葉巻き焼き鳥。
どちらもバーベキュー向きメニューで、作りたてがおいしい。
5品目、川魚のビール蒸し
香味野菜を載せた魚にビールをかけて蒸すだけという簡単レシピなので、これは使える。
最後はかぼちゃの葉のソテー
にんにくを利かせ、じっくり蒸し煮にしたかぼちゃの茎と葉もおいしい。
こちらでは芋の葉やら蓮の茎やら、どんな食材も無駄にしない。
以上で料理講習は終了。終了証とお土産をもらう。
焼き網と春雨とキクラゲのお土産が面白い。
この後はホテル内の Spices Garden restaurant でビュッフェの昼食。
ローカル・フードがテーマで、フォーやバインセオも目の前で作ってもらえる。
このビュッフェで驚いたのがこれ↓
なんとアヒルの半孵化卵、ホビロンがある。
そのグロテスクな見た目に隣の日本人をドン引きさせながら食べていると通りがかったウェイトレスが「それ、おいしいのよね~」とうれしそう。
鶏のミンチの入ったオムレツのような味で、本当においしいのだ。
ビュッフェの食事はきれいだけど、やっぱり教室の出来立ての料理の方がずっとおいしかったね、などと言いつつ食事を終えたのはもう3時近く。
昼食込みUS$75は安くないが、でも半日楽しかった。
腹ごなしにまた夕方まで旧市街をうろついて、夕食は日本から到着したツアーグループに合流。きれいなベトナム・レストランに連れて行かれたが、当然ちょっとしか食べられず。
少食な人と思われたかしら・・・ほほほ。
以前行った料理教室
タイ、バンコクの料理教室
スペイン、サンセバスチャンの料理教室
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