Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

ベトナム・ラオス北部の旅 10 ウドンサイ~ライチョウ

2009-01-31 22:51:18 | 東南アジア
1月2日

今日はまた国境を越えてベトナム側へ戻る。窓口の開いている時間に間に合わせるため、朝食もとらず、まだ真っ暗な6時にホテルを出発。
 ウー川をずっと遡っていくが、この川も去年の夏は洪水を起こして大変だったのだそうだ。

しばらく行ったところでローカルの食堂によってやっと朝ごはん。

ここにめったに見かけないと言うアカ族の女の子達がいた。
  
  
頭のターバンにもエプロンにもバッグにも細かい刺繍が施されてとてもきれい。
どうやら山から竹の子を売りに来ていたようだ。
 我々の朝食も竹の子
皮をむき、唐辛子の入った塩をつけて食べる。

次に寄ったのは黒タイ族の村。
 ここの女性達は頭に刺繍の入った布をかけている。
 カラフルな縁飾りがかわいい。

こちらは別の黒タイ族の村の人。
 
布の下の髪はてっぺんで大きな髷に結い、そこに大きな銀貨を飾っている。ブラウスの銀の留め金も素敵だ。

ムアンクワという所でウー川を渡る。
 
フェリーというか、はしけをぼろいボートで押しながら車や人を渡す。
 他にも橋のないこんな川が何箇所か。
雨季にはとても渡れまい。

ラオス最後の食事はフォーで締める。
 
 デザートははじめて見た赤いミルクフルーツ。ラオスのは赤いらしいが、これもおいしかった。

午後4時前、無事時間内にソフォンというラオス側の国境到着。
 入国した所とは別の国境だが、ここもごく最近外国人に開かれ、建物も新築したばかりでピカピカ。
 目の前に広がるのがベトナムだが、ベトナム側の事務所までは車で5分ほど中立地帯を走る。
 
やがてラオス、ベトナムの門をくぐってベトナムの入国事務所到着。
ラオス側はいたって簡単な手続きだったが、ベトナム側はちょっとお役所っぽい。建物の前では抜き打ちで3つほどスーツケースの検査。ラオス側から大麻が入るので検査が厳しいのだそうだ。

この小さくてぼろい事務所から1キロほど行った所ではベトナム側も新しい事務所を建築中。ラオスには負けられないと言う感じだろうか。

国境を抜け、山を下るとディエンビエンフーに入る。
 平地は一面水田で、ベトナムに入ったとたんに三角の菅笠姿が見えるのがおかしい。
 こちら側でもスカーフをかぶった黒タイ族のお姉さん達が夕方の道を家路に急ぐ。

ここからまた北の山の中に入り、暗くなってからライチョウの宿に着いた。


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コメント (2)
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