Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

ベトナム・ラオス北部の旅 6 サムタイ

2009-01-22 20:07:10 | 東南アジア
12月29日

朝、朝食を食べながら外を見ていると舗装されていない道を子供たちが学校へ向かう。 
 なんだか妙に懐かしい景色。

今日は宿泊地ヴィエンサイからサム川の南、サムタイへ向かう。

山道に入ってしばらくすると着飾った女の子達の集団に出会い、あわてて車を止める。
 晴れ着姿のモン族の女の子達。
ラオスの正月はタイなどと同じく、4月頃の「ピーマイラオ(ソンクラン)」が普通なのだが、モン族には独自の正月があり、それも村毎に違って我々はその一つに偶然遭遇したらしい。

モン族は中国の雲南省からベトナム、ラオス、タイにかけてかなりの人数がいるが、衣装は少しづつ異なり、写真のターバンのように見える帽子はラオスに特有のものとのこと。ビーズやコインのたくさん付いた衣装は華やかだが、ビーズがプラスチック製になってしまったのがちょっと安っぽくてもったいない。

写真を撮っている我々を見に普段着の人々も大勢集まってきた。
  
襟の後がセーラー服のように垂れ下がり、そこに刺繍があるのがここのモン族の特徴。

この先の小さな村でも人が大勢集まっていたので寄らせてもらう。
 ここでは女の子と男の子に別れてボールの投げっこをしている。意中の子にボールを投げて気持ちを伝える遊びなんだそうだ。

ここでも女の子達はおめかし。
  
 その脇で男の子は相変わらずこれだ。

家の裏手では足踏みの臼と杵で米を砕いていた。
 
これを水で練ってバナナの葉にくるんで焼くと餅になる。日本の餅と同じ味だ。

車を進め、また次の村へ。
 このカム族の村も高床式の家。
 
家の中をのぞかせてもらい、また織物をしているところを見る。
なにしろこのツアーのタイトルは「ラオス染織の里を訪ねる」なので、いやと言うほど機織を見てまわるのだ。
  
 脇に見本の布を置いただけで同じ模様を織り上げてしまう。すごい。

サムタイの村に入ったところで昼になり、食事の用意ができるまで小さな市場を見学。
  
 
豚の頭はともかく、おたまじゃくしや虫まで混じった小魚はどうやって食べるのだろうか。

午後はまた村で織物の見学。
  
技法の詳しいことは分からないが、縦に模様を入れるのはこの地方に独特なのだそうだ。
 機織を眺めていると村の人が織物の直売会を始める。
家によって色やデザインが異なるのが面白く、これが売れることによって伝統も継続するそうだから我々が買い物に行くのにも意味はあるらしい。

 
この村では珍しく働くお父さん達も発見。
 刈り取りの済んだ田んぼでは自由行動中の水牛たちが自給自足していた(byラオス人ガイド)


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コメント (6)
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