をとなの映画桟敷席         ~ほぼ毎日が映画館

映画取材から編集裏話まで、るかのここだけの話を忘れた頃にアップします

三銃士 王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船 (映画)

2011年08月21日 | 映画
 (c) 2011 Constantin Film Produktion GmbH, NEF Productions, S.A.S., and New Legacy Film Ltd. All rights reserved.


映画「三銃士 王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船

「1人は皆のために、皆は1人のために!」

昨年、三谷幸喜版人形劇「三銃士」で、少年少女名作全集を読んだ思い出を刺激された方々も多いと思われますが、今年はこれが実写になって登場! 否が応でも期待が高まります。

やはり個性的なアトス、ポルトス、アラミスの配役が重要ですが、これもOK。特にアラミスがクールで、聖職ながら女子が誘惑されてしまうような大人の魅力も備えているのが人形劇(こちらはコンスタンスとの恋の悩みも高潔でした)とは違ってなおよし。
で、ダルタニヤンは「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」で神話の世界を堪能させてくれたローガン・ラーマンが演じ、若さあふれて向こう見ずな役に合ってます。

でも、何より重要なのは悪役ですよね。リシュリュー枢機卿には「イングロリアス・バスターズ」でアカデミー助演男優賞を獲得してからオファーが止まないクリストフ・ヴァルツ、ロシュフォール隊長には007最新作「カジノロワイヤル」でクールでニヒルな悪役を演じたマッツ・ミケルセンが演じています。うーん、ミケルセンは剣さばきなど本当にカッコよし!

そして、そして、敵か味方か、はたまた敵か、のミレディ役にはミラ・ジョヴォヴィッチ。からくり回廊のシーンではバイオハザードかっ、と思うほどのアクション&それあり? の連続。ま~「バイオ~」でも夫唱婦随を見せた監督の奥さんだからしょうがないっすケドね。

あ、あとオーランド・ブルームが英国のバッキンガム公として出演。副題の飛行船に大きく関わる役で出てきますぞ。

で、この飛行船のシーンや、フランスのお城の遠景などは3Dで観る価値はありましたね。

来る東京国際映画祭のオープニング作品、娯楽大作として楽しんでみてください。

<story>17世紀、フランス。 銃士に憧れ、パリに上京してきた気が強く無鉄砲な青年ダルタニアン。
成行きで三銃士の仲間入りを果たした彼は、フランス国王の側近の裏切りによって狙われた
王妃の首飾りを取り返すため、イギリスへと向かうことに。
そこに立ちはだかるのは、事件の鍵を握る二つの黒い影、
バッキンガム公爵(オーランド・ブルーム)と正体不明の美女ミレディ(ミラ・ジョヴォヴィッチ)。
誰も知らない伝説が、今、幕をあける―!

監督ポール・WS・アンダーソン
出演ローガン・ラーマン、ミラ・ジョヴォヴィッチ、オーランド・ブルーム、クリストフ・ヴァルツ
【劇場公開表記】2011年10月28日3D・2D同時公開
公式HP http://34.gaga.ne.jp/


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ブラック・スワン (映画) | トップ | 親愛なるきみへ (映画) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

映画」カテゴリの最新記事