をとなの映画桟敷席         ~ほぼ毎日が映画館

映画取材から編集裏話まで、るかのここだけの話を忘れた頃にアップします

苦しいこと…

2006年03月28日 | 閑話休題
く、苦しい…。
◆その1
夕方から右側の鼻が腫れて詰まり、鼻水たらーり状態に。
花粉症なのか風邪かしらねども、苦しいのなんのって…。
◆その2
今、取材依頼をかけている方2人。1人は旅行中につき回答は来月。待つのはツライ…。1人は連絡先が不明につき、つてをたよることに…。でもそのつてさんが昼間はことごとくいなかった。おーい!どこ行ってんだー。待つのは苦しい…。
◆その3
今日は同僚が全然かまってくれず…つまらん。昨日23:30まで仕事で、今度の土日出張なのはわかるけどさ。お昼も机で突っ伏して寝てるし。あんた、よだれ垂れてるよ。
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i pod でシャッフル

2006年03月26日 | 音楽礼賛
遅ればせながらですが、金曜日にi pod shuffleを衝動買いしまして、土曜日は音入れにハマリましたー。

いやー、すぐ巻きついて壊れちゃうカセットテープ時代のウォークマン(バンドやってて、スタジオで耳コピのため粗く使ってたため何台も買うハメになった私のような方、多いのでは。)、図体のでかいCDウォークマン、ソフトの変換が面倒なMDウォークマンを経て、こんな小さく軽量シンプルで扱いやすいものの発明に、隔世の感を感ぜずにはいられませんでした。感無量。

でも、今回何故SONYからアップルにしたかというと、SONYのデザインがバッファローのフラッシュメモリーに色(透明紫)・形(円筒)とも極似で、オリジナル感が感じられなかったんだよなー。

ともかく、しばらくはまらせていただきやす。
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歌舞伎「當世流小栗判官」

2006年03月15日 | 芝居小屋
国立劇場にて、市川猿之助一門の「當世流小栗判官」を鑑賞した。猿之助自身は出演せず、一番弟子の右近笑也コンビを中心に一門で昼夜通しの演目である。
今回は夜の部(後半)から観た。

最初に前半のあらすじを段治郎が口上役で述べ、登場人物が一揃え挨拶して後半が始まる。実を言うと、歌舞伎は昔から先輩方の引き回しでかなりの上演数を観たが、猿之助一門だけは食わず嫌いで観たことがなかった。
それが何故、今回観たかというと、昨年末にこの一門の若手、笑三郎丈の取材に同行して写真を撮ることになり、それが縁で今回観てみようかな、ということになったのだ。

これが不思議なもので、小栗判官と照手姫が主役なのに、夜の部の8割の見せ場は、笑三郎丈演じる後家役の独壇上。品の良い大棚の後家が、小栗判官に懸想したわが娘を主君のしがらみで切り殺すという辛く悲しい話。
しかも、嘘の婚礼の約束を小栗にされた娘は純白の花嫁衣裳を着ており、それが何度も切られて血で染まっていくという、ホント観ていて凄惨な場面が続くのです。
首まで切られてしまい、横溝正史ばりのグロテスクさ。(しかも席が前から4列目で迫力あり)
このシーンをせつなく、しかも妖しく演じきった笑三郎丈はスゴイ! と思いました。

だから、はっきり言って娘の呪いで顔が爛れ、足が萎えた小栗判官に全然同情できなかった。純情娘がいわば小栗判官に結婚サギに遭ったわけで、呪われるのも当然なカンジ。
最後の幕で小栗判官は遊行上人の霊験あらたかな温泉をぶっ掛けられて治癒し、天馬にのって悪人退治に、というラストは華々しかったが…。

笑三郎丈へ御礼と感動を伝えようと幕間に楽屋へご挨拶に伺ったが、お会いできず残念でした。

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作家 絲山秋子に思う

2006年03月13日 | 編集夜話
絲山秋子さんといえばこないだ芥川賞をとった女流作家だ。
受賞作の「沖で待つ」は、共感できる内容だった。どんなところかというと、仕事場での男女の同僚の友人関係がだ。

とかく仲がいいのが男女だと、うがった見方をされがちだが、本人たちはそんなことを言われれば「ウェッ」と思ってしまうだろう。実際の所、こういった職場においての友人関係は、男女の友情というとちょいと違うような気もするが、恋愛感情抜きのツーといえばカーな関係はドライヴ感があって爽快だ。もちろん、それはルーチンワークでいつも顔を突き合わせているからできるワザなのかもしれないが…。
小説は、最後の急展開でなんだか現実離れしてしまったけれど、他に読んだ彼女の作品でニートを描いたものよりずっといい。

余談だが、昨年、井川遥さんを取材させて頂いた折、文学談義になって数々の女流文学者の名前を挙げられていたけれど、中でも絲山さんの「袋小路の男」が好きだと言っていたのをふと思い出した…。
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蟲師

2006年03月11日 | アート
いつも明け方にやっていた「蟲師」が終わってしまった。残念。
漫画は未読だけど、この民俗学的な雰囲気や、構図、それから子どもの声がいかにも子どもの声らしいところが好きでした。
そしてあくまで狂言回しの主人公ギンコの風体もよし。
デジタルでは続きを見れるらしいけど、見れない者にとってはそんないけずせず、地上波で広く見せてほしいよなと思う今日この頃でした。
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