をとなの映画桟敷席         ~ほぼ毎日が映画館

映画取材から編集裏話まで、るかのここだけの話を忘れた頃にアップします

X-ファイル ~真実を求めて(映画)

2008年11月25日 | 映画
映画「X-ファイル ~真実を求めて

今回のX-ファイルの映画版は、医学と宗教がテーマです。思えば医学が科学的に確立されていなかった時代は、言い伝えや呪術など非科学的なものも治療とされていました。今回は、宇宙物は置いといて、こちらを中心に話が進みます。

結局は摩訶不思議なことへの謎よりも、それを信じて暴走する人間の回路の方がコワイってことを言いたいんでしょうな。

でも、モルダースカリーっていつからそんなラブラブだったの? くっつきそうでくっかない関係が続いていたと思ったのに…そっちの方がミステリーだ!

公式HP=http://movies.foxjapan.com/xfilesmovie/




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釣りバカ日誌 19 (映画)

2008年11月22日 | 映画
映画「釣りバカ日誌19

毎度おなじみ、ハマちゃん・スーさんコンビのコメディも、とうとう19回を数えましたか。途中西田さんの病気やらマンネリやらで遠ざかっていましたが、縁あって久々に拝見しました。

これがなかなか今回は面白い。寅さんの粋さと違ってハマちゃんの下世話さが苦手だったけど、それも抑え目だし。
それにサラリーマンのトレンドをちゃんとリサーチしてるなーと思ったりして。「健康診断」「セキュリティ認証」「派遣社員」「格差社会」…。

そして、共演は常盤貴子山本太郎。この2人のキューピッドになるんだね。竹内力も寡黙な漁師のお兄さん役で出演。これはイイ味出してました。
そして、結婚式の場面では、シークレットゲストに大笑い&ビックリ!

ともかく千円というお値段で大笑いできるのは今回のテーマである「健康」にもいいですよ!

公開:10月25日(土)全国ロードショー!
監督 朝原雄三,脚本 山田洋次 / 関根俊夫
出演者 西田敏行、浅田美代子、常盤貴子、竹内力、山本太郎、三國連太郎ほか

公式HP http://www.tsuribaka-movie.jp


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マンマ・ミーア (映画)

2008年11月19日 | 映画
               (c) 2008 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED

映画「マンマ・ミーア

有名ミュージカルを映画にした本作。日本でも劇団四季の舞台で観た人も多いでしょう。
ギリシャのとある島で民宿を経営する母親と娘が主人公。娘は自分の結婚式に父親に参列してもらいたい一心で、母親の昔のボーイフレンドを島に呼び寄せるが…。
一体、父親は誰なのか? そんな物語が母親の友人たち、島の人々を交えながら脳天気に進んでいきます。

まあミュージカルなんだから、細かいことは言いっこなしよという感じですね。
とにかくこの物語はなんと言っても「アバ」の名曲の数々が聴けるだけでも楽しいのです。スウェーデンが生んだ4人組のポップスターは「ダンシング・クイーン」や「チキチータ」…など、出てくる曲がすべて聴いたことある曲ばかり。昔のスターってスゴイ!

そしてキャストは母がメリル・ストリープで、昔の恋人がピアース・ブロスナンと聞くと、ミュージカルに? と、思うけど、でもぜんぜんOKでした。ストリープも重くないし。
まあ、気楽に観るといいでしょう。
では、「You can dance,you can jive! Having this time of your life~」

<ストーリー>
エーゲ海に浮かぶギリシャの小島を舞台に、20歳の花嫁ソフィの結婚式前日から当日までを描いた物語。母子家庭に育ったソフィの願いは、父親とヴァージン・ロードを歩くこと。式を控え、父親探しを思い立ったソフィは内緒で母ドナの日記を読み、父親の可能性のある昔の恋人3人に招待状を出したが... 70~80年代、『ダンシング・クイーン』など数々のヒット・チューンを世に送り出したスウェーデン出身のポップ・グループ<ABBA>。今も輝きを放ち続ける彼らの楽曲20曲余で綴られた本作は、ハプニングの連続ながらも、"人生は素晴らしい"と私たちに大きな希望を与えてくれる。

出演:メリル・ストリープ、ピアース・ブロスナン、コリン・ファース、ステラン・スカルスガルド、アマンダ・セイフライド
監督:フィリダ・ロイド
2009年1月30日(金)より、日劇1ほか全国ロードショー
http://www.mamma-mia-movie.jp




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PARIS  (映画)

2008年11月16日 | 映画
映画「PARIS

しばらくベルギー~オランダを北上してきました。
旅の報告はまた後日として、今日は「PARIS」をご紹介します。

まさにこの題名のとおり、今のパリの様子や市井に生きる様々な人々の人間模様を描いています。
主人公はムーランルージュの花形男性ダンサーながら、気づいた時は遅く、心臓移植しなければ余命いくばくもないと宣告された若い男性。そして、彼を心配し世話を焼く、市役所で公的扶助の仕事をしている姉。
この2人を軸に、市場で働く労働者と元妻、大学教授と若く美しい生徒、アラブ系女性と厳しい女性経営者、ムーランルージュのダンサー仲間などの出会いや別れ、生活を重ねていく群像劇です。

主人公の限られた生だけでなく、不慮の事故や若者の無軌道な生き方、老いらくの恋…などを通じて、生きていくことの素晴らしさをじわじわと感じさせます。

主演はロマン・デュリスジュリエット・ビノシュ。デュリスは回想で入るムーラン・ルージュで踊る姿が華々しく、ビノシュは公務員で冴えない中年女くささを上手に表現しています。


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