をとなの映画桟敷席         ~ほぼ毎日が映画館

映画取材から編集裏話まで、るかのここだけの話を忘れた頃にアップします

東京都写真美術館「旅」

2009年11月16日 | アート
仕事帰りにおすすめなのが、夜も開館している美術館。
木・金曜日に時間を延長して20:00までやっているのが東京都写真美術館
わしも先週行ってきたぜい。

今開催しているのが「旅」をモチーフにした写真展。
木村伊兵衛とか、森山大道とか、白川義員とか、並河万里とか、私のようなしろうとでも名前の聞いたことがあるカメラマンの皆様の作品を集めた展覧会で、イタリアやフランス、アメリカ、中国、ヒマラヤ…などなどの旅の彷徨が写真という形で切り取られている。特に殆ど白黒写真なのが趣がある。
面白かった。

観終わったら1Fのショップとカフェで一休み。
そして外へ出ると、恵比寿ガーデンプレイスのイルミネーションが一際美しく迎えてくれる。豪華なシャンデリアと階段沿いの木々のイルミネーションが瞬いており一見の価値有り。

あとは恵比寿のこじゃれた店に落ち着くもよし、帰路を急ぐもよし、といったところか。



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写楽~幻の肉筆画 江戸東京博物館特別展

2009年07月11日 | アート
写楽~幻の肉筆画 ギリシャに眠る日本美術~マノスコレクション
江戸東京博物館にて(7月7日)

やっと担当雑誌が一段落したので、休みをとったら良い天気!
そこで、たまには浮世絵でも観るか~!と、昨年、ギリシャで写楽の肉筆画発見と新聞にも出ていたコレクションを観に行きました。
調査されたのは日本画を勉強した人なら誰でも知っている小林忠先生。最後に調査中のお写真が飾られていました。

さて、火曜日だけあって、来館者は年配のグループと外国人観光客のグループだけ。先月のルーブル美術館展(国立西洋美術館)の入館までの牛歩&人だかりに比べればとても観やすくじっくり鑑賞できる!

しかも、メインの写楽の肉筆画は、ケースに対し2~3人の鑑賞者でしたよ。写楽が版画の活動を終えた以降に描いたもので、顔の特徴は写楽そのもののタッチで、きれいに残っているものだなと、着物の色合いを見て思いました。ギリシャの美術館でとても大事に保存されていたのだなとわかります。
これは扇状の形をしていて、「仮名手本忠臣蔵」を演じている松本幸四郎を描いた絵なんですが、4代目を5代目と誤記してあって、その証拠として他の4代目を描いた絵と比較しているパネルが参考になって面白かったですね。
これが前半最後というか中盤に展示されています。

でも前半の展示より中盤以降の展示がさらに良いのです。歌麿北斎英山英泉らの状態の良い繊細で美しい版画の錦絵が並び、しかも、何枚かで1枚の絵になる「~枚つづき」と呼ばれる連作が並んでいて、しかも展示されるのが初めてというものもありました。
特にステキだったのは、歌麿の「風流六玉川」という6枚続きのもの。美しい!
あとは歌川豊国の「両国花火之図 三枚つづき」も、今も続く両国花火大会が面々と続いていることを感じさせてくれますし、続き絵は画が大きくなりますから見ごたえがありますよね。

それから夏の風物詩「怪談」も、北斎の「百物語」が1枚づつ5作展示されています。もちろん北斎といえば「冨嶽三十六景」も5点ですが赤富士などありました。

また、歌舞伎好きにお勧めしたいのが、国定の「さかい町中村座楽屋之図」です。各楽屋の中でどんなことをしていたのか、ぱっと見ドラクエの建物内の画面みたいで面白い!

と、こんな感じ。

常設展も江戸~東京の立体物や体験できるものがたくさんあって飽きさせません。でもじっくり見ると足は痛くなるかも。そんなときは最上階のレストランでひとやすみ。窓側のカウンターだと国技館が眼下に見えます。

平日はまだまだ空いていましたよ。


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「今日のどこかにあったこと。」亀沢裕也 個展 

2008年04月03日 | アート
亀沢裕也 個展 「今日のどこかにあったこと。」
ギャラリーエフで鑑賞した。
絵本などで活躍している亀沢さんの絵は、子ども時代を思い出させるようなほのぼのとした、かわいく明るいタッチの絵ばかり。
ちょっとヘタウマな感じがするけど、昨年の新国立美術館の公募展でも選ばれたつわものです。

明日までの展示だが、興味があれば足を伸ばしてほんわか癒されてみてはいかが?
ギャラリーエフ=http://www.tokyo-ef.com/gallery_ef/exhibition/ex6.htm

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蟲師

2006年03月11日 | アート
いつも明け方にやっていた「蟲師」が終わってしまった。残念。
漫画は未読だけど、この民俗学的な雰囲気や、構図、それから子どもの声がいかにも子どもの声らしいところが好きでした。
そしてあくまで狂言回しの主人公ギンコの風体もよし。
デジタルでは続きを見れるらしいけど、見れない者にとってはそんないけずせず、地上波で広く見せてほしいよなと思う今日この頃でした。
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横尾忠則個展

2005年10月19日 | アート
今日は帰宅途中に寄り道をした。
小雨交じりの中、京橋の南天子画廊へ立ち寄り、昨日から始まった横尾忠則の個展を見た。
今回の作品は最近描かれた油絵だが、過去に描いたものをモチーフを変えて描いたお馴染みの題材のものだった。作品としては版画調(リトグラフ)の方が興味があるので今回はソファの上にあった1点だけで残念。もちろんスペースが無いので多ジャンルは展示できないだろうが。
個人的には現美はさておき、この間の八重洲ブックセンターの展示も(ご商売ではあったが)楽しかった。
1人が見終わると1人が来るぐらいの、人が切れない程度のペースでドアが開けられるのが面白い。
オノ・ヨーコから花が届いていたり、芳名帳に見覚えのある名前があったりそういう観点でも面白みがあった。
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