をとなの映画桟敷席         ~ほぼ毎日が映画館

映画取材から編集裏話まで、るかのここだけの話を忘れた頃にアップします

東京マラソン

2009年03月22日 | 映画
本日は強い風や雨にもめげず、4万人近い人々が東京中をあちこち走り回った東京マラソンの日でした。

昨今のランニングブームのせいか、以前あちらこちらに何人も見られたドラえもんやマリオBros.をはじめとした仮装で楽しくといった方々は少なくなり、ランナーとして参加の人が多くなったようなカンジ。それでも、茶っきり娘や忍者は見ましたよ。

遅くなるにつれ、雨足が一層強くなったため、調子の出なかった方や、完走を時間内にできれば上出来と思っていた人にはちょっと酷な天気でした。それでも、完走できた人の笑顔は格別でしたね。

さて、こちらも応援の最後はビッグサイトへ。こちらも人の波、また波。
中へ入ると、グッズをくれたり、記念写真を撮ったりするコーナーも。それからタヒチから青年ダンサーがやってきて日本人女性のダンサーのソロ&群舞と一緒にタヒチアンダンスを披露していました。コレを見ると、本当に太陽や波など自然の恵みが踊りになっているのだなーと感心してしまいます。
タヒチからきたダンサーはとても長身で、筋肉質な身体がとても美しかった!頭に赤くてながーい鳥の尾羽のついたバンドをしばり、わき腹の筋肉に沿って刺青が施され、長い脚にも龍紋のような、背から尻には幾何学的な模様の刺青があり、美しかったですね。
あとはお子ちゃまたちのタヒチアンダンスの群舞があり、これも可愛かったです。

それから、ギネスに挑戦の65歳の方も場内におり、ニュースを見た人の写真撮影に笑顔で応えていましたよ。

そんなこんなでいろいろ観て帰ってきました。ふー、疲れた。

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THE CODE (映画)

2009年03月21日 | 映画
映画「THE CODE

お久しぶりです! しばらく雑誌の製作編集でwebはお休みしておりましたが、出張校正も終わり(今回は新しいデザイン会社との調整や新しい執筆者を迎えたうえ、予算削減もあり?! ひーっというくらい大変だったっす)、気分一新、春のおとずれとともに再開しまーす! 


さて、「ザ・コード」では外国映画かと思う方もいるでしょうが、「探偵事務所5」と聞けば、ああ林海象監督のあのシリーズねとピンと来る方も多いはず。
インターネットシネマと劇場公開版を合わせて、なんと50作品制作されている、探偵ワールドなのです。

探偵たちは黒いスーツに黒いネクタイ、黒メガネに黒いハット&シューズといういでたちでビシッと揃えてカッコイイ。一見画一的に見えるけど、旬の俳優たちが出ているから、それぞれの個性が際立ちます。

やはり、初期の探偵5ナンバー柏原収史と映画版の成宮寛貴は別格ですが、今回ちゃんと探偵事務所の一員として脇役で出ているのがニクイ。もし、「探偵5ナンバー」の前の主役キャストが出てなかったら寂しいね。ともかく、カメオ出演の隠し味が「探偵5ナンバー」のシリーズにはあって、ストーリーだけでなく、探偵事務所の人物がリアルに存在しているかのごとく連作で観ている人に楽しんでもらえるような遊び心があるんだね。

それぞれの探偵の得意分野もあって、吹越満俳句探偵575なんてのも。今回のTHE CODE は、ずばり「暗号」です。
この暗号をコンピューターよりも早く解いちゃう探偵に、尾上菊之助。この人、ちび丑ちゃんのときはあごやほっぺの顔のバランスが悪くて、美形とはお世辞にも言えなく心配してたんだけど、青年になって顔が少し面長になったら、「あらま美形!」になっちゃいました。
とにかくうなじがきれい。「貴種、貴人」という言葉がこの人を見ると浮かびますね。だから役の選択肢は狭いでしょうが、変に場違いな役を求めずに、この道を追究してほしいと思うのです。

さて、この探偵が暗号解読を巡って上海に渡るころから俄然、活劇になってきます。ここで登場が探偵事務所のオーナー、宍戸錠さん。往年のファンにはたまらないガンさばきやアクションを期待してください。
対する謎の男に松方弘樹。最近は釣りだの私生活だののことしか取りざたされず、芝居をしてる姿が観たいと思っていましたが、今回は渋い役で復活してます。

事件のカギとなるのが稲盛いずみ。中華系にも見える顔立ちですが、ファム・ファタルとなるにはちょっと。脇の松岡俊介は良いか悪いか分からない男の役どころを池内某と争っている感じですね。斎藤洋介はデビュー作を見てスゴイ役者さんだと思ったけど、売れてからはもともとの人柄なのか、ほんわかした役や「沿線の旅」の旅人が多く、たまにはシリアスな役も見たいかも。

などと言っておりますが、肩の力を抜いて観れる娯楽作に仕上がっています。本当言うと林監督作品は映研ままみたいであまり好みじゃなかったんだけど、これはそういうクササが抜けて、遊び心も素直に受け入れられ、単純に楽しめましたよ。

(ストーリー)
創立60年の格式ある探偵事務所「探偵事務所5」。優秀かつ個性的な探偵たちが集まる中でも"探偵507"は暗号解読において天才的な才能を持っている。そんな彼が中国のとある人物から依頼を受けたのは、これまで見たこともない配列パターンで構成された暗号だった。一瞬にしてその複雑な暗号に魅了された507はすぐさま上海へ。そこで彼を待ち受けていたのは、青龍率いる上海マフィア、追われ身の美しい歌姫・美蘭、敵か味方かわからない情報屋、そして謎の狙撃手。この危険な任務に没頭していく507は徐々に真相へと近づき、そこには哀しき真実が待ち受けていた...。

STAFF
監督/脚本 林 海象 
出演:尾上菊之助、宍戸錠、松方弘樹、稲盛いずみ、成宮寛貴、貫地谷しほり
2008年/日本/日本語・中国語/124分/配給:日活/(c) 2008 THE CODE プロジェクト
2009年5月9日から丸の内TOEI②ほか全国ロードショー

URL http://www.tantei5.com/thecode/


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