をとなの映画桟敷席         ~ほぼ毎日が映画館

映画取材から編集裏話まで、るかのここだけの話を忘れた頃にアップします

「麒麟の翼」(映画)

2011年12月30日 | 映画
年末ですね~。
朝から掃除で手がふやけ気味です。

映画「麒麟の翼」は、東野圭吾原作で人気TVシリーズになった「新参者」の劇場版です。
東京・日本橋の欄干にある麒麟像の下に中年の男性が刃物で刺され倒れている。
これを中井貴一。
そしてこの謎を解くのは、おなじみ阿部寛。
このドラマで観光客が一気に増えた人形町も出てきます。
推理ものなのであまり詳しくは話せませんが、労災問題から学校の抱える問題を伏線に、事件を解いていくという内容です。
1月末から公開ですが、ロケ地のたい焼きや喫茶店を巡りつつ、今回のキーワードである人形町界隈の七福神を映画のあと回ってみても面白いかもしれませんね。

http://shinzanmono-movie.jp/index.html
1月28日からロードショー
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ステキな金縛り(映画)

2011年12月04日 | 映画
          (C)2011 フジテレビ 東宝

映画「ステキな金縛り

言わすと知れた三谷幸喜の最新作。
出演者も西田敏行、深津絵里、阿部寛、中井貴一、佐藤浩市…と、当代スターのオンパレード。
内容もこちらの世界とあちらの世界という荒唐無稽な設定に現実感を持たせ、殺人事件なのにハートウオーミングな展開、スターのカメオ出演、ミュージカルシーンや三谷監督の大好きな映画へのオマージュも入れ込んでという盛りだくさんな映画。

前半はなんとか幽霊を法廷に、後半は法廷で無実を立証という2幕物の展開。そう、やっぱり映画というよりPARCO劇場あたりで観たい芝居の雰囲気なのです。
確かに西田さんの芸達者と愛嬌でめちゃくちゃ笑えることは請け合いで、どうやって無罪を勝ち取るかというのも興味津々です。

とはいえ、なんだろうなー。長いっていうこともあるのかなー。時間的にも饒舌さにもちょっと辟易、という感じも。
同日に「新参者 麒麟の翼」を観たら、阿部寛と中井貴一が主役だったのもまたかと。佐藤浩市は好きだけど今回はいらなかったなと思えるし、ラストまたジャニーズかってのもあるし。

その中で気を吐いていたと思えるのは戸田恵子と竹内結子、浅野忠信と小日向文世でしょうか。

とても面白く笑える。でもこの映画がおととしの「沈まぬ太陽」や「剣岳」のように今年のダントツとは言えないでしょう。でもチケット代を払うだけの楽しさはある。時間があればどうぞというところかな。

<あらすじ>
弁護士の宝生エミは、裁判を任されても失敗ばかり。ラストチャンスとして与えられた仕事は、妻殺しの容疑で捕まった矢部五郎の弁護だった。矢部は「犯行時間は、旅館で落ち武者の幽霊にのしかかられ、金縛りにあっていた」という。その旅館を訪ねたエミは、更科六兵衛という落ち武者の幽霊に遭遇し、裁判で矢野のアリバイを証言してくれるよう依頼する。六兵衛は証言台に立つことを承知するが、六兵衛は誰にでも見えるわけではなく…。

監督・脚本:三谷幸喜
出演:深津絵里、西田敏行、阿部寛、竹内結子、浅野忠信、中井貴一、小日向文世
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