東京国際映画祭

　　　　　　　　　　　　　　　　　（C）2008　TIFF

コンペティション国際審査委員長は・・・ジョン・ヴォイトさんです（つまりジョリ父）。
さて、何が選ばれるか…。

六本木だけでなく渋谷でもいろいろ上映しています。昨日は「ゴジラ対ヘドラ」なんてのも。

レッドならぬグリーンカーペット～東京国際映画祭

　　　　　　　　　　　（C）2008　TIFF

昨日の東京国際映画祭のオープニング、レッドカーペットならぬグリーンカーペット（つまり・・・エコってこと）には、麻生太郎首相も登場しました。
ジョン・ウー監督、トニー・レオン、金城武と一緒にパチリ。

今日から東京国際映画祭

　　　　　　　　　　　　　（C）2008　TIFF

今日から東京国際映画祭が始まります。
夕方からはレッドカーペットならぬエコなグリーンカーペットの上を、出演俳優や監督、映画関係者が歩きます。ファンならずとも身近に映画スターを見られるチャンスです。
オープニングは三国志の「赤壁の戦い」を描いた「レッド・クリフPARTⅠ」です。迫力ある海上シーンや、歴史絵巻の中で、金城武とトニー・レオンが孔明と周諭という有名軍師に扮し、知の戦いを展開します。

大作ばかりでなく佳作も心に残る作品が昨年ありました。今年も期待したいと思います。

http://www.tiff-jp.net/ja/

おくられびと-峰岸徹さんも逝く

前回、緒方拳さんを追悼したばかりなのに、今日は峰岸徹さんが、またしてもガンで亡くなった。
年配になっても若い感じを失わないイメージだったので、訃報に驚きました。
今上映中の映画「おくりびと」におくられる役で出ています（写真参照）。

心よりお悔やみ申し上げます。

緒方拳さん逝く

緒方拳さんが5日（金）、肝がんのため71歳で亡くなった。
最近は、あのギラギラしたアクが抜けた分、芯の通った無骨な感じが老境とあいまって、ああ、「本当のドラマを久々に見た」と思わせる演技を見たばかりだったのに、急な訃報に接し残念としかいいようがない。

一時期は「日本映画は健と拳ばかりが出ている」と言われたほど、緒方拳と高倉健が次々と大作、話題作に出演していた時代があった。このような批判も、今考えれば贅沢な言い草で、いかに当時の日本映画が人気、内容とともに充実していたものだったかがわかる。

緒方さんは、この脂の乗っていた頃は、映画「鬼畜」「復習するは我にあり」、TV「必殺仕掛人」など、主役といってもアウトロー、犯罪者の役が多く、子どもからするとコワいイメージがあったが、ご本人が書をたしなんだ姿などを思うと、普段は「静」の人だったのではと思う。

あと印象深いのは、映画「ＭＩＳＩＭＡ」（日本未公開）での三島由紀夫の役だ。最初の３篇は「金閣寺」「奔馬」「鏡子の家」といった作品のドラマ化なので、しばらくは出てはこないが、脇の青年たちを三上博や塩野谷正幸などが固め、最後に刎ねられた三島の首＝緒方さんの顔ががビューンと画面へアップになって迫ってきた。

最近では「ゲゲゲの鬼太郎」にもぬらりひょんで出ていた緒方さん。
がんということはそうとう辛かったのではないかと思うが、まるでするりとあの世へ行ってしまわれたようだ。ご冥福を祈る。