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オール・イズ・ロスト~最後の手紙~ (映画)

2014年03月23日 | 映画
映画『オール・イズ・ロスト~最後の手紙~』

ある老年の男がヨットで一人旅に出る。嵐も来るが、男は海での生活は慣れているようだ。
この老年の男にロバート・レッドフォード。精悍だがしわだらけになった顔がこの役に随分合っているようだ。
中盤までセリフはない。
彼以外に誰も出てこない。

そして、彼と船をあるアクシデントが襲う。表題の状況が、刻一刻と近づいてくるが、男は決してあきらめない。
船体に穴が開けば板とゴムだと思うが液状のものを塗り固め、船底の水を体力の限りかき出す。
マストが折れ、方角も不明になり、次々に悪い状況へのスパイラルが。

初めて男はそこで「××××~!!」と叫ぶ。
やっとセリフが…。

しかし次々と苦難がやってきて、とうとう船を捨てゴムボートへ。その後、彼はどうなるのか。

ほとんど説明めいたものやセリフがないので、分かりにくいと感じたり、いまいちに感じる方もいるかもしれない。
しかし、ラストの一瞬まで気が抜けない映画である。
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