をとなの映画桟敷席         ~ほぼ毎日が映画館

映画取材から編集裏話まで、るかのここだけの話を忘れた頃にアップします

サムライブルー優勝! 

2011年01月30日 | サッカー
嬉しいの一言に尽きますね! アジア杯で豪州代表を下して日本代表が優勝しました!!
素晴らしい!

豪州のパワープレーに押される場面もありましたがGK川島の防御で何度も救われました。その時の彼の顔はまるで吼えて威嚇しているライオンのよう。ス、スゴイ気迫です。

試合が膠着状態の中、ザッケローニ監督が途中で岩政に交代するのかという場面で、岩政がスタンバイしたりまた戻ったり、一見なにモタモタ迷ってるんだろうと不安になった場面があったんですが、逆にザック監督がきちんとフォーメーションの変化をきちっと伝えるため時間を取ったのだと分かり、またそれが勝利の1点につながったことに敬服!
岩政で守備固め、長友を攻撃的守備にというのが見事に当たりました。
とにかくこんな臨機応変な采配は、残念ながら今までの監督では見られなかったように思います。

前回の対韓国戦でも長友は守備でありながら前線フォワードぐらいまで出てきてアシストしてた場面がありました。欧州での評価もさらに上がり、上位チームからオファーが来るのではと思います。

とにかく、岡崎遠藤本田・・・ベンチや欠場も含めすべての選手が皆素晴らしかった。そして、夜中に静かに熱く応援していた12人目の選手である皆さんも・・・。
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もうすぐ決勝はじまるよ~

2011年01月29日 | サッカー
もうすぐサッカーアジア杯決勝がはじまるよ~。
相手は煮え湯を飲まされてきたオーストラリア。監督は日本にいましたね~。
決勝も厳しい試合になるかもしれませんが、サムライブルーをみんなで応援して日本の優勝を喜び合いたいものですね
BS1で観るか民放で観るかはお好み次第で。
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昨日の夜中は

2011年01月26日 | サッカー
昨日~今日の夜中は喜んだりガックリ来たり、また喜んだり、ホント精根尽き果てました。
2-1で日本の勝利を確信していたのに、後もう少しで終了のときにゴールされ、ドーハの悲劇が一瞬頭をよぎりました。まさかPKまでもつれこむとは…。
でも、川島に向かって本田はじめイレブンが走っていった時、私も一緒に走っている気分でした。見応えあったいい試合でした。

いよいよ宿敵オーストラリア戦が土曜日にあります!
今までの雪辱を晴らすためにも、12人目の選手としてみんなでサムライブルーを応援しよう!

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W杯以来の熱戦に目が離せない!

2011年01月23日 | サッカー
久しぶりに熱戦を見せてくれるサッカー日本代表
欧州サッカーファンとしては、かつては日本を応援していても日本代表のプレーというか、先行された時の沈滞ムードにあまり惹かれない時期もあったのですが、昨年の6月W杯以来、日本代表を俄然応援したくなりました!

そしてここ数週間に亘るアジア杯の快勝やら接戦やら、もう目が離せません。こういうのを観たかったんですよね。プレーのレベルも上がりましたが、最後まで勝敗は分からないというポジティブな闘志が嬉しいですね。レベルは言いませんが、プロ化初期の日本代表のころにあった湧き上がるようなものが戻ってきたように思います。

また、すぐシュートを決めた人ばかり、あるいは一人のスター選手に光が当たる環境から、そこへパスを出す人、トラップする人、ディフェンダーやGKへの評価がきちんと色々な点で浸透してきたのも大きいのではと思います。だから、場合によってはフォワード以外の選手が上がってシュートできたというプレーも、余計な慮りや感情なく点を取ることだけに専念できたのではないかと思うのです。

ともかくも、次の準々決勝は韓国戦で手強いですが、日本が勝利して決勝に進むよう、1月25日午後10時からみんなで日本代表を応援しましょう!

フィジカルだけでなく彼らのように「メンタルタフネス」が社会的にもこれからの日本には必要な気がします。
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ヤコブへの手紙 (映画)

2011年01月16日 | 映画
映画「ヤコブへの手紙

北欧フィンランドの作品。観終わった後にジワーッときます。

殺人を犯し服役中の女性レイラが恩赦となり、ヤコブ牧師の家に住み込むところから話は始まります。
このレイラ、顔はふてぶてしく目はにらみが利き、体格も女子プロレスラーのようで、一言発するのも凄みがあって、まさに女アウトローという風体なのです。
対するヤコブ牧師は盲目の高齢者で、今にも倒れそうですが、清貧の中で信仰に生きる人。


レイラが牧師から頼まれた仕事、盲目の彼のために手紙を読むことなのですが、その手紙は、教区の信者からの悩みや願いが書き綴られたものでした。
こんな2人をおっかなびっくり見つめる者が、この手紙のたばを持ってくる郵便配達員です。殺人を犯した凶悪犯が神父になにかするのではないかとか、なんで神父はこんな女をひきとったのかとか思いながら、遠巻きに見ています。そういう意味で、彼は、村の人全てを表している存在かもしれません。

牧師さんの生甲斐にもなっている手紙をレイラは段々読むのが嫌になり、牧師さんが盲目であるのをよいことに隠してしまいます。「手紙は来てないよ」ということにしてしまうんです。自分の境遇と比較してくだらない悩みとも思ったのかもしれません。かなりレイラはつらい目にあって人を信じられず捨て鉢になっているのが語らずとも分かるからです。
でも、その張り合いをなくした牧師さんは段々衰弱して床についてしまいます。
あることがきっかけで、出て行こうとするレイラ。でも、戻ってきた時、手紙の重要性、自分が恩赦を何故受けられたのかを知り、自分がなぜ殺人を犯したのかを牧師と語り合ううち、荒んでいた心が溶けていきます。

ヤコブさんは、牧師という職だから正しいことを率先して行っているのではなく、人の善なる思いや望みが私という器を使って行われているのだということをレイラに示唆します。そしてレイラも目から鱗が落ちるところがぐっと来ます。それが何から分かるのかは、映画を観てください。

ラスト、牧師さんはどんな肩書きが高く厚遇の聖職者より幸せに感じたろうと思います。
なぜ「ヤコブの手紙」ではなく、「ヤコブへの手紙」なのかも分かるでしょう。

やはり人間は一人じゃない。全国に広がった伊達直人現象じゃないけど、思いをつないでいくことが何かを生み出し、凍った心も溶かす。そんな映画でした。

<ストーリー>元囚人のレイラ(カーリナ・ハザード)は、ヤコブ牧師(ヘイッキ・ノウシアイネン)の家に住み、盲目の牧師のもとへ寄せられる手紙を読んであげることに。人生に嫌気がさしているレイラだったが、次第に牧師に対して心を許すようになっていく。そして手紙が届かなくなって気落ちした牧師に、レイラはある秘密を打ち明ける。
監督:クラウス・ハロ
出演:カーリナ・ハザードヘイッキ・ノウシアイネン、ユッカ・ケイノネン、エスコ・ロイネ
1月15日から銀座テアトルシネマでロードショー中
公式HP http://www.alcine-terran.com/tegami/
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