をとなの映画桟敷席         ~ほぼ毎日が映画館

映画取材から編集裏話まで、るかのここだけの話を忘れた頃にアップします

映画「スタンド・アップ」

2006年08月08日 | 映画
映画「スタンド・アップ」は北米の炭鉱採掘現場を舞台に、男の職場の中でハラスメントを受けても耐える女性たちの中、一人立ち上がった女性を中心に、現場の女性に対する偏見や嫌がらせだけでなく、見て見ぬ振りをする男性や、会社の体質、親子の確執と絆などを浮き彫りにした実話映画です。

一番の見どころは、大勢の男性労働者の集会で罵声を浴びせられる壇上の女性主人公に歩み寄り、「会社のホームパーティーの席では自分の妻や子に和やかに接するのに、一緒に働きだすと罵声を浴びせたり、卑劣なことをするのか! 自分の妻や子だったらどうするのか!」と一喝するシーンです。
そんな父親も、今まではシングルマザーの自分の娘を蔑み、亭主関白で、女性たちへのハラスメントも見てみぬ振りをしていた一人でした。

親子の和解。そして主人公と息子の和解もそのあとの見どころです。そして真実が明らかにされる裁判シーンなど。現場の女性だけでなく、敵側の女性弁護士も、雇った側の感覚は、所詮変わらぬ発想からというのも垣間見えたりして、考えさせられます。
DVD版だと実際のStand upした人々のインタビューも収録されています。

主演はシャーリーズ・セロン。美しいだけの女優ではないことは以前にも書きましたが、この人の根性が画面に溢れ出すほどの演技は、本当の意味でのトップ女優だなと、感じます。
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箱根は涼風で気持ちいいっす

2006年08月07日 | 旅日記
本日は箱根旅行の2日目。すっかり温泉三昧で硫黄の匂いが染み付いてしまいました。
さて、本日はかなりの日差しでしたが、箱根は涼風が吹いていて、非常に気持ちよかった!です。まさに自然の風で、クーラーのように冷たすぎず、扇風機のように生暖かい風が来るわけでもない、サラサラ系の「涼」な風なのです。

特にオススメしたいのが、仙石原にある「箱根湿生花園」の一番最後の散策コースです。すすき原も遠目に見られる試験場としての一体は、草の合間に、小さな花があちこちに垣間見えて美しいし、鳥の鳴き声や、アゲハチョウ、オニヤンマ、シオカラトンボ、イナゴなどの虫が間近に見つけることができて、自然を満喫!なのだ。もちろん、涼風が吹き抜ける時は最高!

とても心身ともにリフレッシュできた、箱根の1日だった。
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