をとなの映画桟敷席         ~ほぼ毎日が映画館

映画取材から編集裏話まで、るかのここだけの話を忘れた頃にアップします

スター・ウォーズ クローン大戦

2005年08月30日 | 映画
スター・ウォーズの新作2作目と3作目の間だというアニメ、「クローン大戦」の1を観ました。脇キャラのジェダイたちの活躍がなかなか面白いし、映画では見当たらない暗黒面の女騎士が出てきたり。
特にこの女騎士が真紅のライトセーバーを取り落とし、アナキンが持った瞬間、すごいパワーが出て暴走してしまうというのが、今後を示唆していたり小ネタが効いてます。赤いライトセーバーは暗黒面のシルシだもんね。
ただ、日本のアニメと違って、キャラクターの四角張った顔とかは米漫画そのものなので、好き嫌いが分かれるかも。ホントは日本のアニメで見てみたいような感じもします。
深夜2時ごろから2もあるようだから、続けて見るとするか……。

日テレ http://www.ntv.co.jp/getsuyo/h170829.html


スター・ウォーズ クローン大戦 VOL.2
STAR WARS CLONE WARS VOL.2
2004年 アメリカ作品(未公開)
8月29日(月) 深夜2:14~

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ジョニー・デップが来る! チャーリーとチョコレート工場

2005年08月24日 | 映画
チャーリーとチョコレート工場」のプロモでジョニデが9月3日に来日するぞい!もち、ティム・バートン監督も一緒。試写等はまたまた六本木ヒルズなのであそこら界隈に出没するかも。

「チョコレート工場の秘密」という名で小さい頃読んだ記憶があるけど、予告を見る限り、ジョニデが見た目こぎれいだけどアブナそうでコワイ。オブジェの色彩も毒々しいテイストで、まさにバートンの世界。
さて、児童文学をどう料理してくれるのかな?

予告といえばハリ・ポタが6月頃からずーっとやってるけど、そろそろでしょうね。水棲人とドラゴンがちらりと見えたけど…。他の学校からやってくる今回の準主役たちは、自分が本を読んだかんじとは少し違いますね。1人はスゴいハンサムなはずでは?まぁ、観ているうちに見慣れますかな。

上記は遠州・袋井の花火大会。大迫力!
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初期の「男はつらいよ」

2005年08月20日 | 映画

初期の寅さんをまとめて3本見た。もちろんはじめて。
だいたい、おいちゃんが森川信さんのは見たことない世代だから、あんなちゃきちゃきで元気のいいおいちゃんはセンセーショナルだった。松村氏にしても下條氏にしてもおいちゃん=おじいちゃんなんだもん。
第1作を観て、おいちゃんの発する「ばかだねー」がいいことも書いたし、寅さんが健さん張りの侠客であることがちゃんと書き込まれていることは以前書いた。

さらに今回、2~4作を観て、寅さんの同業者の先輩格が晩年は脳梗塞や病気を患い、独りで寂しく暮らしたり亡くなったりするのを観て、「今はよくても、年取って気づいても遅いんだよ」と、舎弟の秋野太作を諭すシーンが2作続き、監督が山田洋次でなく、森崎東だからかなとも思った。
寅さんはずっこけだけでなく、粋な人であることを垣間見せるシーンもある。例えばオフの芸者さんが恋人と喧嘩めいているところへ「オイチョカブ」をしようといって連れ出してあげようとするシーン。遊び人出なくてはさらっと言えまい。もちろん流暢な口上のシーンも。

山田監督の寅さんは世話を焼くいい人で、森崎監督のは世話を焼かれる人というイメージの違いもある。
とにかく笑えるシーンは初期も満載で、英語塾の恩師の家で胃痙攣を起こして担ぎ込まれた病院で、商売のコツを教えたり、山奥の旅館の女将にほれて番頭になったり、江戸川ではボート上で寝ていてロープが解け、川下の浦安へ流れ着いたり、枚挙に暇がない。
おまけに、東野英治郎(初代黄門様)や若ーい山崎努(ちょっとERのコバッチュ先生に似てる)秋野太作、チョイ役の財津一郎、悠木千帆(のちの希木樹林)、花澤徳衛などなどゲストたちも一見に値する事請け合いだ。
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エイリアンVSプレデター

2005年08月18日 | 映画
暑苦しい夜には気楽な映画がいいよね。
なんと「エイリアン」と「プレデター」の畑違いの2大モンスターが競演するなんて! しかも映画としても格の違いがあったはず。「エイリアン」は有名監督が代わる代わる監督して、それぞれテーマ性もあるのに対して、「プレデター」はシュワちゃんが肉体派映画がマンネリになりつつあって「SFでも作ってみっぺ」というシロモノ。でも、単品同士は対等に組み合っていて違和感なし。
もちろん、オリジナルのキャラ、ビショップも出るから連なる雰囲気もアリ。

ところで、ピラミッドのからくり天井は「CUBE」、クイーンエイリアンがエリマキ姿で走るのは「ゴジラ(ハリウッド版)」へのオマージュと見た。「トレイン・スポッティング」もありか?

まー日本では「キングコング対ゴジラ」という先駆的作品もあるので驚きゃーしないが、ともかく、お気楽に見れます。
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震度6と寅さん

2005年08月16日 | 映画
あー、今日は凄かったですねー。地震ですよ、地震。
宮城で震度6。東京は震度4というが、この間の震度4の地震よりずっと揺れたし何度も揺り返しが来てなごうございましたなー。
しばらく皆仕事が手につかず。のんきなカメラマンさんだけが「車中でわからなかったですよー」。
帰宅困難者が徒歩帰りできる地図が売れてるという昨今、昔ながらの街道沿いに住んでるエディターMさんに「わかりやすくていいですね」というと、「いやー、反対に緊急車両優先で人は通れないんだよ」とのこと。いやはや。
家の中は若干書籍の散乱アリ。ただ、おしゃべり“マキバオー”のヌイグルミが「んあー」とか「がんばるのねー」ならまだしも、「×××でちゃうのねー」とか何度も言っていたと思うと気恥ずかしい。

さて、今日は「男はつらいよ」第1作をやっと見終わった。
1作といっても、これ以前にTV版があるそうでパターンや決め所はすでに確立されている。口上や主題歌も迷いが無くヨイ。監督は山田洋二氏と森崎東氏共同だ。初期は山田監督以外の人が撮ってる場合があるのだ。
初期作品で何が好きかというと、初代おいちゃんの「まったく、馬鹿だねー」のセリフ。愛情のある相手にしか言えないものが詰まってる。こういう機微がわかる人少なくなったのではないだろうか。蔑視の意味しかない「馬鹿」という言葉は空虚で虚ろな人間が発するが、愛情を持ってしょうがないなーという意味の「馬鹿だねー」や、熱中していることの「○○バカ」はポジティブで、日本語の妙味を感じるのだ。
それから、寅さんの人柄。後半以降はちょっとわきまえてしまったが、初期作品はわがままだったり、悪気は無いのだがかなり滅茶苦茶なことやったり、健さんばりに地元の渡世の面々にご挨拶に行ったりするのが、血が通っていて等身大の寅さんというカンジがする。だから初期はオモシロイ。

ところで、また友人がblogを作ったそうです。
わたしにとってもゴンは永遠の日本代表です。磐田モチいきましたよ。
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