![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_oro.gif)
あー、今日は凄かったですねー。地震ですよ、地震。
宮城で震度6。東京は震度4というが、この間の震度4の地震よりずっと揺れたし何度も揺り返しが来てなごうございましたなー。
しばらく皆仕事が手につかず。のんきなカメラマンさんだけが「車中でわからなかったですよー」。
帰宅困難者が徒歩帰りできる地図が売れてるという昨今、昔ながらの街道沿いに住んでるエディターMさんに「わかりやすくていいですね」というと、「いやー、反対に緊急車両優先で人は通れないんだよ」とのこと。いやはや。
家の中は若干書籍の散乱アリ。ただ、おしゃべり“マキバオー”のヌイグルミが「んあー」とか「がんばるのねー」ならまだしも、「×××でちゃうのねー」とか何度も言っていたと思うと気恥ずかしい。
さて、今日は「男はつらいよ」第1作をやっと見終わった。
1作といっても、これ以前にTV版があるそうでパターンや決め所はすでに確立されている。口上や主題歌も迷いが無くヨイ。監督は山田洋二氏と森崎東氏共同だ。初期は山田監督以外の人が撮ってる場合があるのだ。
初期作品で何が好きかというと、初代おいちゃんの「まったく、馬鹿だねー」のセリフ。愛情のある相手にしか言えないものが詰まってる。こういう機微がわかる人少なくなったのではないだろうか。蔑視の意味しかない「馬鹿」という言葉は空虚で虚ろな人間が発するが、愛情を持ってしょうがないなーという意味の「馬鹿だねー」や、熱中していることの「○○バカ」はポジティブで、日本語の妙味を感じるのだ。
それから、寅さんの人柄。後半以降はちょっとわきまえてしまったが、初期作品はわがままだったり、悪気は無いのだがかなり滅茶苦茶なことやったり、健さんばりに地元の渡世の面々にご挨拶に行ったりするのが、血が通っていて等身大の寅さんというカンジがする。だから初期はオモシロイ。
ところで、また友人がblogを作ったそうです。
わたしにとってもゴンは永遠の日本代表です。磐田モチいきましたよ。