をとなの映画桟敷席         ~ほぼ毎日が映画館

映画取材から編集裏話まで、るかのここだけの話を忘れた頃にアップします

おいしい台湾 その1

2007年06月30日 | 旅日記
先週の週末、仕事場の上司が異動確実なので「卒業旅行」と称して、総勢6名で台湾に行ってきました。
まずは、飛行機がキティちゃん仕様のエバー航空で、機体だけでなく、機内食のパッケージやウインナーの焼印からおトイレのトイレットペーパーをはじめとしたグッズまでキティちゃんづくしにビックリ!
座席は1人1人画面があり、そこでもキティちゃんがお出迎え。とても快適でいい飛行機でしたよ。

さて、最終便だったので、現地は深夜。でも、リムジンバスは深夜0時前後まで動いていると事前にガイドブックでチェックしていたので、バスのマークをたよりにカウンターへ。4つくらいバス会社の並ぶカウンターはまだまだ人がいました。ホッ。
ガイドブックに載っていた路線は終わりでしたが、ホテルに停まる別のバスがすぐのれるとのこと。値段は1人110元(当日のレートは1円=約4円)で安い!
いざ乗り込むと、真っ暗なハイウェイを結構粗い運転でビュンビュン進みます。でも、出張校正明けのため、爆睡。
しばらくすると、街の灯りが!
運転手のおじさんがホテルだよ(台湾語?)とお知らせ。
目的地に着きました。(つづく)
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オーシャンズ13

2007年06月11日 | 映画
(c)2007 Warner Bros. Entertainment Inc - U.S., Canada, Bahamas & Bermuda.
(c)2007 Village Roadshow Films (BVI) Limited - All Other Territories.


2007年5月24日(木)、第60回カンヌ国際映画祭で「オーシャンズ13」が特別招待作品としてプレミア上映された。記者会見・レッドカーペットにはタキシードに身を包んだジョージ・クルーニーブラッド・ピットマット・デイモンアンディ・ガルシアら豪華キャストと 監督のスティーブン・ソダーバーグ が顔を揃え、会場に華やかなスターの輝きを放っていた。

 監督のスティーブン・ソダーバーグが『オーシャンズ 13』の構想を練り始めたのは、前作『オーシャンズ12』がまだ完成していないときだった。
 
「シリーズ2作目の仕上げをしていたときに、次はまたラスベガスに戻ったら面白いだろうなと思ったんだ」とソダーバーグは言う。「3作目を作ることにしたのは、みんながまた一緒に仕事をしたいと思ったことが大きな要因だけど、僕たちのあいだでは暗黙の了解事項があった。それは、全員が戻るのでなければやらないということだ」。
 
この“全員”には、キャストだけでなく監督、スタッフも含まれている。「スティーブン・ソダーバーグがいて、そのあとにほかのみんながいる。スティーブンと私はこれまで一緒に手がけた作品すべてで気持ちよく仕事ができた。彼はどんな称賛にも値する男だよ。とにかく素晴らしいんだ」とプロデューサーが語るほど結束が固いのだ。
 それぞれ主役級、或いは第一人者である彼らのスケジュールを調整することは容易ではないが、それに応える出演者・スタッフの意気の合ったチーム作りは、まさに映画の中のダニー・オーシャンとその仲間たちのアンサンブルを見るようである。
 
すでに十分すぎるほど豪華なキャスト陣が織り成す、ラスベガスを舞台にした小粋でいて手に汗握るストーリーに加え、今回はゲストがビッグ・スターであることも見どころ。『ゴッド・ファーザー PARTⅡ』では、自ら兄を殺害する悲劇の遠因となるカジノ王に敵対する役だったアル・パチーノが、本作では冷酷非情なカジノ王として出演。オーシャンズの仲間を痛めつけたために、彼らに標的とされてしまう役を演じる。
 
そして紅一点にはエレン・バーキン。 アル・パチーノと共演し、歌も流行った『シー・オブ・ラブ』を覚えている方もいるだろう。キャメロン・ディアスをはすっぱにしたような魅力で、恋愛を絡めながらのミステリー仕立ての中、犯人なのかそうでないのか刑事を翻弄するちょいワルアネゴを印象深く演じてヒット作となった。
 今は、セレブの奥様として首のネックレスの値段やドレスしか話題にならず寂しかったが、久々のスクリーンで、熟女になってのバーキンは楽しみだ。
 
また、アル・パチーノも、『シー・オブ・ラブ』以後に、大人の恋愛映画『フランキーアンドジョニー』やアカデミー賞主演男優賞受賞の『セント・オブ・ウーマン』など柔らか系の魅力を発揮するようになった意味では、『シー・オブ・ラブ』は重要な作品といえる。このコンビの再共演といった意味でも見ものだ。

 さて、今回のテーマは、友情と復讐。どんな鮮やかな手口を見せてくれるか、乞うご期待!



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■ 8月11日(土)より丸の内ピカデリー1他全国ロードショー
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千葉ちゃん役者だねー、風林火山「三国激突」

2007年06月03日 | TV
風林火山三国激突」 、今日は久々に知略や大将の器を描いた内容で見ごたえがあった。

先週までは正妻さんと側室さんのせめぎあいで、エッセンスとして入るのはいいのだけど、1話45分間全部だと見ていて結構ツライものがあった。
昔、同じNHKで人形劇でありながら「三国志」ブームを巻き起こした「人形劇 三国志」がなぜ人気があったのかをスタッフは思い出してもらいたい。やはり、群雄たちが織り成す知略、謀略の数々に醍醐味があったのだと思う。もちろん、絶世の美女や寵妃がキーポイントになることはあるけれど、それが伏線の場面で使われるからこそ、大所の場面で生きてくるのだ。

さて、本日の見どころは、山本勘助内野聖陽)と今川方の軍師・雪斎伊武雅刀)との知略合戦だ。結局は雪斎の掌で転がされていた・・・ということで、主役だが勘助をスーパーマン的には描かず、上には上がいるのだなと思うと同時に、素知らぬ顔で全てを動かした雪斎という人物を静かで最小の演技で表現して見せた伊武サンにも拍手を送りたい。(デスラー総統やYMOとコラボしていたときは大げさ演技が魅力でしたが、サスガ。)
そして、のちの武田信玄こと晴信(市川亀治郎)はそれを知っていながら、その策に乗じたというところで将の大きさを見せるという二重構造。
さらに今回は知が働く系の小山田田辺誠一)が策したつもりが雪斎の筋書きの一つにされていたということで、呆然という場面も。人の上に立つべき人の「器」とは何かというものを考えさせられました。

さて、今週は久々に千葉ちゃんこと千葉真一の見せ場が随所にあって、場面が引き締まりました。
まずは勘助と姫との仲を問いただす場面。
そして、北条氏の館へ出向く場面では、ムチを口にくわえたままで馬を駆る、往時を髣髴とさせるシーン!(もちろんスタント無し)。うーん、静・動両方いいですなー。
「よーし、わかった!」の加藤武さんやゴリさんこと竜雷太さんは今回お休み。次号を待て。
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