をとなの映画桟敷席         ~ほぼ毎日が映画館

映画取材から編集裏話まで、るかのここだけの話を忘れた頃にアップします

物事は連環している

2007年08月26日 | 旅日記
先日、以前同僚から買って読んで凄く感動したといって、貸すからと言われつつ貸してもらえなかった(タッチの差で借した上司がずっと返してくれなかったらしい。)文庫本上下が、パソコンと書類の間に隠れるように置いてあった。
忘れたころになんとやらで、こちらはてっきり最近話題にした本かと勘違いしていたくらいだ。

山を題材にした小説なので、エヴェレストアイガーモンブランなど有名どころはもちろん出てくる。登場人物も実在の人が多数出てくるし、企業名も変えてはあるが、山渓か、モンベルか、と読み取れる所もある。

それよりなにより、キーとなるのが「グランドジョラス」! 丁度1年前、スイスを横断してユングフラウマッターホルン、そして仏モンブランを旅行した時に、最後に訪れたのがメールドグラス氷河。登山鉄道で展望台まで登り、ゴンドラで氷河側に降り、岩壁に取り付けられた細くて簡易な足場を行けば氷河をわたってそのものの中まで行ける。その氷河の向こうにそびえていた絶壁の高ーい山が「グランドジョラス」なのだ! しかも丁度1年前行っていたんだよね。
ここでは本当に食事までして意気投合したグループとも出会えて、いろんな意味で思い出の深い場所。それについて今、関連した本を読もうとは。

おまけに、この主人公のモデル、貸してくれた人は自分と同じ名前だと知っているのだろうか…。おあとが宜しいようで。


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熱海の花火は冬まで続く・・・

2007年08月21日 | 花火大会
熱海の花火大会に行ってきました!
以前、高台のホテルから見たことがあるけど、やはり海岸で見ると、低い位置の花火も全部見えて、かなり迫力が。
今回は特に特別観覧席プラスお宿からの送迎バスを予約購入したので、とてもゆったり間近で見えました。簡易クッションもついて1500円。
実は熱海のお宿はとれなくて、近隣観光地のお宿に泊まったのですが、下手に近所に泊まってしまうより、そのほうがグッドでした。

特筆なのはメッセージ花火。ハッピバースデーを会場のみんなで歌い、「○○君26歳の誕生日おめでとう××より」のアナウンスに続き、花火がドーンとうちあげられて。

ラスト前は1尺玉。大きさといい、音といい、かなり迫力ありますねー。自分の所に落ちてくるようでした。
そしてラストは空中ナイアガラ。これは高台のホテルでは見えなかったんだよね。
連発連発、銀色キラキラで、目がイターイ!でもとってもキレイ。

なんと、冬まで花火は続くそうです。ぜひごらんあれ!

HP=http://www.ataminews.gr.jp/hanabi/
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ビリーズブートキャンプに入隊だ!

2007年08月06日 | 閑話休題
CMを見て以来、ずっとやってみたいと思っていたビリーズ・ブート・キャンプを、同僚が持っていることを聞きつけ、基礎編だけ借りてみた。
なんと言っても、映画ネタでいけば、ルー・ダイヤモンド・フィリップスが役作りのためにトライしたというのがCM中で出てくる。(老けたねー)

ま、昨日初めて入隊して、本日は脚ももの裏が痛い&腹筋に来た!ってカンジ。体重も0.4kgは落ちた。そりゃそうだよね。基礎編とはいえ、かなりハードだもん。動き自体はハードじゃないけど、同じような動作の繰り返しが体に結構効いてくるのだ。体が臭くなるほど汗ダクダクになるので、すぐシャワーか風呂に入れる環境でやった方がいいね。
ナドと感心しているが、今日もやらないと意味がない。さ、始めるか。
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ヘアースプレー (映画版)は超テンション高し!

2007年08月05日 | 映画
TM & (C) MVII New Line Productions,Inc.All Rights Reserved.

映画「ヘアースプレーHAIRSPRAY

ブロードウェーでトニー賞にも輝いたミュージカル「ヘアースプレー」の映画版を観てきました。
すっごい面白くハッピーになること請け合い!
主人公はチビデブな女子学生。これが歌もダンスもなんと上手!ぶるんぶるんな体なのに、まずは軽やかはじけるダンスを披露。ティーンに人気のエンタメ番組に欠員ができたので、自分の体型を省みず、オーディションに向かうのです。
しかし、当然、番組を取り仕切る女プロデュ―サーに罵倒され、がっかりとして帰るのですが、学校の居残りで黒人のダンスと出合い、踊っているところを見出され・・・。
てな、ストーリー。

何よりいいのは、主人公が明るくめげなく、前向きで、だんだんカワイク思えてくること。
必見は母親役(!)のジョン・トラボルタ。特殊メイクにおでぶちゃんの詰め物(なんと13kg!)をして、華麗なステップを踏む姿は笑い&賞賛の嵐です。

そして、「ディア・ハンター」「デッド・ゾーン」のクリストファー・ウォーケンが、お父さん役でコメディ&これもまた華麗なステップを披露。いつも苦悩のうちにいるような役の彼ですが、以前、アカデミーかトニーの舞台で踊っていたのを思い出しましたよ。元はミュージカル出身だなんて、後のキャリアを考えると想像もつかなかったけれど!

脇を固めるのはクイーン・ラティファ。迫力ある歌声に乗せて、60年代の黒人の苦悩を歌い上げます。息子役も歌もダンスも巧い!

そしてショーの司会者役ジェームズ・マーズデンX-メンの時とは違って、目と歯をキラキラさせて登場。黒人のシーウィードに理解を示すシーンでは、ちょっとシナトラサミーデイビスJr.をモチーフにしているのではないかと思わせます。

ともかく、明るくノリノリのオススメ映画だ。

監督:アダム・シャンクマン
出演:ジョン・トラヴォルタ/ニッキー・ブロンスキー/ミシェル・ファイファー/クリストファー・ウォーケン/クィーン・ラティファ/ザック・エフロン/ブリタニー・スノウ/アマンダ・バインズ 他

上映時間:116分


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ハリー・ポッター 不死鳥の騎士団

2007年08月01日 | 映画
(C)2007 Warner Bros. Entertainment Inc. Harry Potter Publishing Rights (c) J.K.R.

映画「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」HARRY POTTER AND THE ORDER OF THE PHOENIX

最新作のハリポタを見るために、都内のシネコンに土曜日の第1回を観に行った。「まだ座れますか?」などと言って、中に入ったら、な、なんとMy映画館状態!こんなにすいててよいのかしら?

ストーリーは、善軍団対悪軍団の対決って感じなんだけど、有名原作を映画化するときの泣き所というか、エピソードをできるだけ忠実に入れ込んだために平板な映画に。かといって、1点に絞って盛り上げると、原作ファンに「あの場面がない」とか「脚色しすぎ」とか言われてしまうんだよね。つらいところです。

個人的には、シリウス・ブラックとの別れを盛り上げるために、もっとハリーと2人のつながりや絆に焦点を当ててほしかったな。そうすれば予言の部屋が生きてくると思うんだよね。(最近映画に出ないこともあり、ゲイリー・オールドマンファンとしては今回でお別れなのは寂しいぜ!)

それから、へんてこりんな女の子ルーナが、あまりにカワイイので違和感を覚えました。もっとギスギスでメガネでそばかすだらけでオカッパのような子を想像していただけに…。

面白いのは、ハリーの仲間たちの守護がどんな動物なのかが見られるシーン。ハリーは牡鹿なのは前回までにわかっているけど、ロンやハーマイオニーは、さてなんでしょう?

まあ、手堅く楽しめる映画であることには変わりありません。観れば何はともあれ面白いと言えますね。

サロンパス ルーブル丸の内他全国ロードショー中
日本公式サイト http://harrypotter.jp.warnerbros.com/site/
オリジナル公式サイト http://harrypotter.warnerbros.com/web/hogwarts/dailyprophet/index.jsp
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