をとなの映画桟敷席         ~ほぼ毎日が映画館

映画取材から編集裏話まで、るかのここだけの話を忘れた頃にアップします

映画「プルートで朝食を」

2006年05月29日 | 映画

気になっている俳優の1人に、キリアン・マーフィーがいます。「トレイン・スポッティング」のダニー・ボイル監督が手がけた「28日後」で主演し、「バット・マン リターンズ」でかかし男を演じたカレです。

どちらかというと、悪役が似合うキリアン君。日本の俳優で言えば、まだ演技が新鮮だった頃の渡部篤郎的な感じです。

それが今回の「プルートで朝食を」では、母親探しをするゲイの役! 悪役の次はこういう役を選んだかーって感じです。いやー女装もなかなかですね。ちなみに本作でゴールデン・グローブ賞にノミネートされているとか。怖いもの見たさも手伝って、早く見てみたい作品です。

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今話題の内臓脂肪症候群

2006年05月21日 | 閑話休題
今話題の内臓脂肪症候群ことメタボリック・シンドロームを意識して、昨日、内臓脂肪やBMIも測ることができる体重計をとうとう買ってしまった。(乗ってから縄跳びみたいなのを引っ張る形態のものです)

ホントは別にメタボリック話題だからというわけでなく、編集してる雑誌の読み物ページに連載されていることと、友人が以前ダイエットブログを公開していて、「あーグラフにすると面白いなー」とか、「それぞれの数値の相関関係は必ずしも比例するんじゃないんだ」など、興味を持ち、3月から週1ペースで通っているトレーニングジムにもやっと最新機種が入り、計ると脂肪%と筋肉%の転換など、結構面白いなーと思った要因が重なったのです。
いや、もちろん、GWに親戚の家に行ったら「肥えたね」と言われてあせったのも事実なのですが…。

会社の人は内脂肪10%台だったとか。まー2人とも男性だし、スポーツしてる人(1人はフットサルやってるし、1人は毎日1日3km走るとか…。これは私にはジム行く日しか時間がなくてムリ)だからなー。

そんなこと言いつつ、今日はジムへも行かなかったので、普通の体重計しか乗ってません。明日こそは!
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映画「ココシリ」

2006年05月15日 | 映画
(C)Sony Pictures Entertainment (J) Inc. All Rights Reserved.

この映画は中国の秘境、ほとんどチベットのココシリという地域が舞台の映画。
乱獲により希少になったチベットカモシカの密猟者を追うマウンテンパトロール隊を描いた骨太な映画だ。

パトロールといってもボランティアだったというのがスゴイ。何が彼らを正義に駆り立てたのか。
なんと言っても5000m級の高地(ヒマラヤのお膝元。富士山より高地)で、道なき道や、砂嵐、吹雪など、自然とも闘いながら追っていくのだ。
だから、隊員たちは密猟者に無常にに撃たれるだけでなく、砂嵐の中にかき消えたり、車がガス欠で置いていかれ、吹雪の中を死に物狂いで歩いたり、救援物資を積んで出かけたのに、砂に飲み込まれてしまったり、悲壮なのだ。

ただ、かといって正義の士とは言い切れず、毛皮を少し売って活動資金にしてしまう矛盾する面も描かれている。また、密猟者側のセリフも「昔は放牧だけで生活できたのに、砂漠化が密猟者を生んだ」「人間と動物とどっちが大事なんだ」と環境問題や貧困という世界への問題提起も盛り込んでいる。

このパトロールに北京=都市からやってきたジャーナリストが同行するというストーリーなのだが、実際、記事にしたことで海外も含めて議論が沸き、現在は保護区と国家警備隊がおり、カモシカも守られるようになったそうだ。
圧倒されるストーリーと映像に是非触れてみたい人にオススメ。

「ココシリ」6月3日からシャンテシネほか全国順次公開ロードショー
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映画「宇宙戦争」

2006年05月14日 | 映画
最近、アメリカでは小馬鹿にされまくっている(例の結婚時のインタビューで、ソファではねまくったりした一件はいろんな所でパロディーに)トム・クルーズの主演作品。

今回はダメ父親役だが…あんまりそう見えない。娘役の天才子役と言われているダコタ・ファニングちゃんも「キーキー」言ってるだけで…。
で、「宇宙戦争」というわりには最悪なのが宇宙人。なんで動物みたいなの?人間より下等に見えてしまうデザインミス。まだ「マーズ・アタック」の宇宙人のほうがアタマ良さそう。もっと「知的」生命体に描かないと、恐怖感出無いよー。

おまけに血を吸う?機械が錆さびになりますよー。
ウイルス(HIV?)にやられたという設定は現代的だが…。

唯一、「大阪では3体も倒したらしいぞ」と言うセリフには「オーッ」となったが、続く「日本人ができて俺たちができないはずが無い!」とは、日本人をなめとんのかっ!


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映画「コンスタンティン」

2006年05月13日 | 映画
マトリックス」の後のキアヌ・リーブスの作品「コンスタンティン」だが、公開当時は2番煎じみたいであまり話題にならなかった作品。

今回DVDで見てみたけど、個人的にはテイストは悪くないと感じました。
何よりタバコのやめられないキアヌ君。超常的なものにはやられないのに、なんと肺がんで余命が無いと知り愕然なんていう設定がヨシ!
おまけに相手役は今年度「ナイロビの蜂」でアカデミー賞とったレイチェル・ワイズですよ。(キアヌがやはり以前、天界VS魔界もの「ディアボロス」に出ていたときの相手は、やはり後にアカデミーをとったシャーリーズ・セロンでした)
それから、天界と魔界のそれぞれの中間者「ハーフ・ブリード」が人間界にまぎれている設定が面白い。

一番好きなシーンはやはりハーフ・ブリードの天界系の人が肩からはえた翼を広げるシーン。(感覚的にはありそうだよな)
ただ、B級に落ち着いた原因は、ただただ、魔界の亡者のCGのデザインセンスの無さに尽きると思う。

そこでハタと思ったが、この世界観を何十年も前に描いていた永井豪ってスゴイ。どうしてもH系が先行して、万人が諸手を挙げての評価はされないけれど、「デビルマン」のラストはとにかくセンセーショナルだったです。

脱線したけど、スタイリッシュでないキアヌ君や天界・魔界の有名どころが出るのがなかなか面白い映画です。
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