をとなの映画桟敷席         ~ほぼ毎日が映画館

映画取材から編集裏話まで、るかのここだけの話を忘れた頃にアップします

おあとがよろしいようで 立川らく朝独演会

2009年04月19日 | 演芸
先週、「立川らく朝 独演会」に縁あって行ってきました。
らく朝さんは立川談志一門の噺家さんなんですが、実はお医者さんなんです。
ですからタイトルも「アンチエイジングライブ」と銘打って2部構成で行われました。

第1部は「サラサラ血液」の言葉を最初に使った慶応大学の栗原教授と、椅子に座っての生活習慣病を話題にしたトークセッションでした。といっても堅苦しいものではなく、合間に笑いを挟んでワインを飲みながら、楽しい雰囲気でした。
あぁ、そうそう、会場も寄席やホールではなく、イタリアンレストランを貸しきって、間接照明の中でリラックスして食事屋飲み物を楽しみながらという趣向でこれもGood!
でも、意外ですが肝脂肪はお酒よりケーキバイキングなど甘いものの食べすぎが良くないそうでほどほどに。もちろんお酒も3杯までは良いそうで、それ以上は控えた方が良いとのこと。よりいいのはビールや赤ワイン。ほろ酔いする人よりいくら飲んでも酔わない人の方が量によっては危険だそう。つまり分解することができるわけだが、分解されると体に悪く作用する物質もできるから、まあほどほどにってことですね。

こんな話を聞いた後は、お琴の新作曲の演奏が入りました。昨年末、ジャズサックス奏者の中村誠一氏のライブに行ったときも、芸大のお琴の教授がセッションしていましたが、お琴の新境地が流行っているんですかね?

中入り10分を挟んで、いよいよ、らく朝さんの落語2作。1作目は「健康落語」。血圧をモチーフに笑わせる。ちょっと血圧を気にするということがない世代なのでピンとこなかったが、年配のオバ様方は大盛り上がり。

個人的には2本目の古典落語「巌流島」の方が面白かった。特に血気盛んな若侍が怒ったときの声色や動きが迫力があり、老練な槍の使い手との落ち着いた風情や、町人たちとの書き分けがきちんと聴き手に入ってきたように思います。
合間にはらく朝さん自身が乱入してくるくすぐりもあり、とても笑えました。

お客さん若者から年配者まで50名くらいのうち、男女4:6くらい、この日は読売新聞の取材が入りフラッシュをたいていたが、意識せず皆大口を開けて大笑いし、知らないもの同士がアトランダムに座り、メニューを渡しあったり、おしゃべりしたり、こういった意味でもおもしろみのある会でした。





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