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気が向いたら書く

Guild S-100 を試奏する

2016-09-22 15:21:12 | ギター
久しぶりに楽器屋に行ったのですが、なんと目当ての店は休みで、仕方ないので近くにもう一軒だけある店に行ってみました。それほど数は置いてなかったのですが、そこで異彩なオーラを放っていた(ってほどでもない)一本。

いわゆるギルドのSG(笑)、75年製S-100です。珍しいので試奏してしまいました。



写真は拾い物。この色でした。透明ピックガードが独特です。

それにしてもこれ、当時ギブソンからクレーム出なかったんでしょうかね?非対称ですけど、完全にモノマネですよね(笑)。

でも、SGとはやはり違うところがあります。
まず目につくのはミニスイッチ。これは何かと思ったら、ミックスポジションでのフェイズ切り替えでした。フェイズアウトさせると、音が細く、引っ込みます。

ネックは3ピース、メイプルなのかな?
あとピックアップも普通のカバーではなく、ポールピースがない方に凹み加工がされてました。

試奏はFenderのHotRodシリーズ。

音は、思ったよりトレブリーな気がします。ピックアップの特性なのかな?この感じは、以前弾いた、同じく70年代のSG Specialにも似ています。あっちはミニハムでしたが、似たものを感じます。好印象。

クランチサウンドでの、ボリューム操作による歪みのコントロールも良好です。2PUの場合、ピックアップそれぞれにボリュームが設定されるギブソンタイプの回路は、それぞれのピックアップのボリューム設定しておけば、クリーンと歪みの切り替えをスイッチ一発で出来るので便利です。1V1Tの2ハムストラトだと、そこが不便なんですよね。
加えて、このS-100にはフェイズスイッチもあるので、ヴァリエーションは豊かです。このギターでのフェイズアウトサウンドは、どちらかと言うとクリーントーンに向いてる感じでした。好みですけどね。

70年代のGibson SG Specialはボリュームやジャックの配置がかなり窮屈で、トーンが使いづらかったのですが、このS-100はそんなこともなく、操作性も良好でした。良いギターです。

まあ、当然のごとく買えませんけどね(笑)

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2 コメント

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Unknown (執事長)
2016-09-24 00:03:01
井上堯之が使ってましたね。
テレキャスタ―デラックス?とかGibsonのL6Sとかマイナーなギターばっかり弾いてました…
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Re:Unknown (low)
2016-09-24 12:41:52
このギターのこと調べてたら、井上さんの話も出てきましたよ。ファンに譲ったらしいです。

2ハムで軽いソリッドボディが好きなんですかね?テレデラは重そうか(笑)
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