FootprintFile

気が向いたら書く

ピックアップ問題解決?

2016-08-21 20:53:56 | 大正琴ラップスティール
なかなか完成しない大正琴ラップスティール。
今回は1弦と6弦を拾わないというピックアップ問題に立ち向かいます。

音を拾わないってことは、要するにポールピースの磁力が届かないってことでしょ?そこでひらめきました。ポールピースの幅を拡げればいいと。



百円ショップで強力磁石を買ってきて、1弦と6弦のポールピースにだけくっつけました(笑)
接着ではなく、磁力でくっついてるだけです。これでテストしてみます。

ラップスティールでAmazing Grace

機材はZoom G3で、デラリバのモデリングにディレイとリバーブをかけてます。
歌で言うと最初の「あ〜め〜」が2弦、「じ〜んぐぷれ〜す」の部分は1弦なんですが、そんなに違和感は無いかと思います。アンプのセッティングをドンシャリにしたりとかもしてますけどね。

まあ、生音で練習する分には関係無いし、これでもいいか(我ながら適当だ)w。
あとは弦アースの処理は必要ですね。

しばらく使ってみますが、ナットとブリッジはもっと追い込まないと駄目ですね。ビビリがあります。いずれチューニングもC6とかにしたいし。まあ気長にやります(笑)

完成!しない…

2016-08-15 20:45:48 | 大正琴ラップスティール
ちまちま進めている大正琴ラップスティール。
適当な板でジャックプレートを作りました。

指板はアガチス材にフレットラインを切り込み、薄い板を入れようかと思ったのですが、ノコギリの厚みが1mm、板の厚さが2mmで、面倒になってしまい、結局パテを埋めました。

ポジションマークも同様に、ドリルで穴を開け、そこに丸棒を切ったものを接着する計画を立て、こちらは一応実行しました。



アコギ弦を張った姿がこれです。

…なんですが、やはりというか、危惧していた通りピックアップの幅が狭く、1弦と6弦をうまく拾ってくれません。中の4本はそこそこなんですが。1弦が使えないのは、かなり痛い。
あと、弦アースを取っていないのでノイズも多いです。まあ、これも想定内ですが。

振動系も、ナットの精度が低いのと素材のせい?か、ビビリが若干あります。今はオープンEにチューニングしてますが、オープンDやGにするともっとビビると思います。

解決するには、弦幅を狭めるのが手っ取り早いのかな?ストップテールピース代わりの金具の幅が決まってるので、ここの部分の設計を変えないと難しいかもしれません。もうちょっと考えます。

ピックアップの配線

2016-08-01 18:43:55 | 大正琴ラップスティール
フェードアウト気味のラップスティールですが、地味に続けてます。

今回はピックアップの配線をしました。グヤトーンの「ギターマイク」GP-75は元々ミニプラグ仕様なんですが、これを標準ジャックに変更です。生意気にもスイッチクラフト製。



この状態でプラグインし、その辺にあったギターをジャーンと鳴らして、ピックアップを近づけて音を拾うか確認してみます。
音は出た。良かった!
聞いた感じ、かなり素直な音のピックアップみたいです。アコギ用だから当たり前なんですが。出力はそんな強くないのかな。ラップスティールなので、弦とピックアップの距離が遠目ではあるので、ちょっと心配ではあります。アコースティック弦なら、また違うかも知れません。

で、これをボディに仕込みたいのですが、ジャック用の穴が少し小さいようです。穴は以前、ドリルで開けたのをヤスリで拡げていたのですが、まだ小さい。更にはジャックプレートを調達しなければなりません。まあ、これは板から自作でもいいんですけどね。

指板製作

2016-07-27 21:08:59 | 大正琴ラップスティール
はい、なんとなく続けてますが失速感半端ないです。



うーん、汚い(笑)

これはですね、前に失敗したので製作手順を変えてやりなおしてるんですね。
まず、指板材にフレット線を描き、ノコギリで切り込みを入れます。ポジションマークもドリルで穴を開け、その後ワトコオイルで染色。それから切り込みに薄い木材を入れようと思ってたのですが、材の幅は2mm、切り込み幅は1mmだったので早々に諦め、結局パテを盛ったところです。

パテを盛ってる段階で、はみ出た分をきれいに落とせれば良かったのですが、そう上手くは行かず。この後ヤスリで落とすつもりです。着色層をも削ってしまいそうですが、まあフレットは見えればいいか、という感じで適当に…。

いつになるやら。

ピックアップ問題

2016-05-30 18:36:10 | 大正琴ラップスティール
さて、指板で頓挫しているラップスティール。
指板は後回しにして、ピックアップについて考えます。

ピックアップの在庫は、ジャンクも含めてシングルコイル、ハムバッキング、P-90、リップスティック等取り揃えております(笑)
魅力的なのはリップスティックですが、こいつは完全ジャンクでリード線が短くなってしまっています。また、ボディトップが狭いので、ポット類の取り付けも工夫が必要になりそうです。

また、先日までのテストでアコギ弦を張った方が良さそうな気もしているので、その場合は普通のピックアップだとどうなのかな?と。

そこで候補に上がったのがグヤトーンのアコギ用ピックアップです。

Guyatone GP-75

まさか、こんなことに使われるとは!(笑)

とりあえず導通は確認したので、曲がりなりにも音は出るでしょう。ボリュームとトーンも一体になっているので、余計な穴を開ける必要もありません。

これはサウンドホールに取り付けるタイプですが、アコギ用なので当然のことながらこの大正琴にははまりません。よって、トップに穴を開けます。



四苦八苦してなんとか穴を開けました。これでうまく音を拾ってくれればいいんですが、もしダメならピックガードを作ってシングルコイルでも付ければいいかと考えてます。

指板の作成

2016-05-24 18:37:54 | 大正琴ラップスティール
ナットを調整しなければならないのを確認したので、弦を外しました。ナットはヤスリでガリガリ削り、ペーパーで仕上げコースです。あらかた作業したら、あとは弦を張ってからの微調整になります。

次に手をつけるのは、貧相な指板です。
マジック書きのフレットでも別にいいんですが、フレット線に薄刃のノコギリを入れました。



フレットを打つのではなく、ここにパテを埋めていきます。

よく他人のブログなどで、「パテ埋めした部分がオイルフィニッシュで染まりませんでした」的な記事を見るのですが、これを逆手に取ってやろうというのです。

つまり、ノコを入れた部分に白いパテを埋め、木の部分は黒くオイルフィニッシュで染めようという計画です。



ポジションマークも同じようにしようと穴を開けました。ここにパテを盛り、乾かし、表面をまたヤスリがけします。簡単に書いてますが、数日かけての工程です。

最後に、ワトコオイルのエボニーを塗れば!




あれ?


ただの汚い板の完成ですwww

失敗した!この数日を返せ!www

うーん、ちょっとやり方を変える必要があるようですね。

ナットの調整

2016-05-18 18:55:20 | 大正琴ラップスティール
ラップスティールの耐久テスト(笑)は合格のようです。数日放置してましたが、部品が外れたりはしませんでした。

ここからは弾くための調整ということで、手始めにナット調整をしてみます。

まずは、なんだか中央に寄っていた6弦の位置を補正するために溝を切ります。薄刃ノコギリやカッター、ヤスリで作業しました。木材なので、加工は楽です。高さも十二分にあるので、まあ失敗してもやり直しがきくだろ、と軽い気持ちでやってます。

溝を切ってから、再度オープンDにチューニングしてみると、なんだかビビリが酷くなっています。1~3弦でビビるので、どうも溝幅が広かったようです。



なんか同じような写真ばかりですが…。


スケールが短いせいか、チューニングをあげないと張りが安定しない感じです。このままギター弦を使うならオープンDよりもオープンE、オープンGよりもオープンAですかね。

また、テンションの高いアコギの弦にした方が良いのかもしれません。弦の太さやチューニングも含めて、要研究です。

あと、適当に作ったので12フレットがずれてます。やはり、もっとナットを削り直さないといけませんね。

弦を張ってみる

2016-05-15 01:00:08 | 大正琴ラップスティール
ブリッジとナットを接着して、逆さまにして一晩置いておきました。ガッチリくっついています。微調整はナットとブリッジを削ればいいか。



使い古しのエレキ弦を張ります。テレキャスターからの使い回しなので、ショートスケールのラップスティールには十分です。ブリッジのとこが折れてますが。

まずは音色がうんぬんより、チューニングして音が鳴るのか?壊れないか?のチェックです。

とりあえずオープンDにしてみました。C6チューニングなども興味がありますが、ギター弦なのでまずはギターと同じチューニングです。

張ってみると、1弦はビビってシタールのような音がします。他の弦は割と大丈夫そうですが、6弦はなんだか中心に寄ってしまいます。少しナットを削って、溝を掘れば大丈夫かな?

それにしても、押弦ができないのでチューニングが意外と難しいです。チューナー使わないとムリかな。

ここまで来て、仕事が忙しく、ろくに音を出すことができません。とりあえず、壊れないかの耐久テストという名の放置プレイ中です(笑)

ナットと指板をつける

2016-05-13 23:14:11 | 大正琴ラップスティール
ブリッジ周りの次はヘッド周り。
それから指板です。



ナットもタイトボンドで留めてしまいました。指板は、元の指板からフレット位置を写し取って、マジックで書いてます(笑)
にじまないように、との粉で処理をしたのですが、その後にワトコオイルを塗ってしまったのが失敗でした。油でマジックのペン先が書けなくなってしまいました。ハイフレットは鉛筆書きのままです。ひでえ。
ポジションマークは文房具のシールです(笑)。ますますひでえ。

ヘッドはペグ穴をヤスリでさらっておきました。ペグを設置してみると、普通に使えます。サビ落としの甲斐がありました。

テイルピースとブリッジ

2016-05-12 21:17:39 | 大正琴ラップスティール
さて、トップを剥がした大正琴に、テイルピースとブリッジを設置します。
ブリッジはカリン材の端材、そしてテイルピースは謎のL字金具です。



このL字金具、まるでこのラップスティールのために作られたかのようです(笑)
ちょっと弦間が広くなってしまうのですが、ラップスティールなら許容範囲です。ギターにはつらいですが。ちなみに、ふたつで200円ちょっとでした。

押弦しないし、チューニングもレギュラーじゃないので、ブリッジはどうするべきなのか良く分からなかったのですが、とりあえず適当に斜めにしておきました。

ブリッジとナットはタイトボンドで接着してしまったのですが、ブリッジは倒れてしまいそうなので金具を補助で付けてます。これなら両面テープでよかったんじゃなかろうか。