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気が向いたら書く

フレット交換に挑戦 その3

2021-06-30 18:05:00 | Squier ストラト
ブラックストラトのフレット打ち替え記録です。

フレットの曲げ方が足りずに上手いこといかない、という段階で足踏みしていましたが、とりあえずもう少し曲げてみようと。




プライヤーでフレットタングを挟んだ状態で、両端を上から指で押し曲げました。ペンチで挟むより傷はつかなくていいのですが、やりやすいか?は疑問です。

結論として、フレットは長いワイヤーで、余裕を持って曲げる方がやり易い気がします。長ければ、ペンチで挟んで傷が付いても、その部分は使わないですし。
切ってあるものを使うなら、あらかじめ指板のRと合わせてないと難しいです。

それはともかく、曲げたフレットを打ち込みました。




打ち込んでみましたが、所々甘い感じです。なんか歪(いびつ)なんだよなあ。



フレット交換に挑戦 その2

2021-06-29 11:06:00 | Squier ストラト
フレットを抜いたネックは順反りしていたので、トラスロッドを回してできるだけ真っ直ぐにします。ぼくは60cmのステンレス定規で確認しています。

その後、試しに数本打ち込んでみることにしました。このギターは21フレットなので、ハイフレットは3本は余る計算なので、ハイフレット側で試します。

指板のRは7.25インチですが、フレットはRが9.5インチのようです。指板に合わせてフレットを曲げなければなりません。

プライヤーとペンチで両端を摘み、曲げていきますが、これが難しい。フレットには傷が付くし、力の入れ方が悪いとフレットがねじれてしまいます。フレットが長ければ、傷が付いても切り落とす分にできますが、切断済みフレットのためにそれもできません。

傷がつかないよう、フレットを挟む工具の方にクッション材を貼りつけてみましたが、挟みづらくなりました。

それでも、とりあえず3本打ち込んでみました。




21フレットからやってみたのですが、19フレットの方が上手くなってはいます。でも、よく見ると両端は曲げが足りなくて少し浮いているし、浮いているのは叩き込んでどうにかなるものではない、というのもやってみて分かりました。

ダイソーのプラスチックハンマーで打ち込みましたが、打ち込み自体はそれほど問題無いのではないかと思います。斜めになったり、グラついたりもしていません。

結局のところ、指板のRとフレットのRが一致していないのが問題で、そこが解決すれば行けるような気がします。

それでは、どうするか?
フェンダー純正の7.25Rのフレットを追加購入するのもアリでしょう。専用工具を買ってフレットを曲げるのもアリです。もしくは、指板を9.5Rに削るか。あとは工具を改良して、フレットを曲げるテクニックを上げるか?

正直、投資はしたくないので、しばし悩みますか。


フレット交換に挑戦 その1

2021-06-27 21:22:00 | Squier ストラト
ついに、禁断のフレット交換に挑戦することにしました。餌食となるのは最近めっきり出番の無いスクワイアのSilver Series ブラックストラトです。場所によってはフレットがペタペタになっていたのが気になっていました。

フレット交換は「(金の無い)素人が手を出すべきではない作業」ナンバーワンだと思うのですが、まあやってみるかと。

部材の調達はいつものヤフオクとAmazon、ホームセンターに百均です。フレットはヤフオクで2.2nm幅の切断済みフレットを落札。訳あり未使用品みたいな感じでしたが、24本組み3セットで1000円ほど。3セットあればどうにかなるだろうという、希望的観測です。

古いフレットを抜くための工具は、AmazonでHOSCOのフレットカッターを購入しました。ここはケチると後悔するだろうと思い、信頼性が高いものを選びました。

工具を手に入れてからも数日迷いましたが(一応、普通に弾けているし)、ついにフレットを抜きました。




もう後戻りはできません。

フレットを抜くときは半田ごてで温めると良いらしいのですが、とりあえずはそのまま抜いてみました。

フレットを掴んで揺らして外していくのですが、結構力が必要でした。接着剤は使っていなかったようなのですが、それでも簡単に抜けるものではないようです。当たり前か。

結局、2回に分けて全部抜き終えましたが、適当な工具だったらもっと大変だったと思います。指板がチップすることもなく、それなりにキレイに抜けてくれました。
とりあえず、第一段階は終了です。

Aria Pro レスポールのナット交換

2021-06-11 18:59:00 | AriaPro II レスポール
以前より気になっていたアリアレスポールのナットを交換することにしました。随分前にブランク材から自作したのですが、弦間が均等にできてなかったのです。

またブランクから作るのは面倒だったので、溝切り済みの牛骨ナットをAmazonで仕入れました。2つで千円以下と激安ですが、当然ポン付けできるものでもなく、加工は必要です。
ナットの底面を削って高さをある程度落としてから、ギターに取り付けますが、低くしすぎると取り返しがつかないので、余裕を持たせておきます。

で、取り付けるのですが、その前にフレットの仕上げが悪いのが気になって、整形し直しました。サラッと書いてますが、ここまでで既に数日消費しています。

その後、やっと弦を張って、ナットの溝を調整。弾いてみると、ネックが反っているようなので、トラスロッドを回します。が、動かない。そういえば前回、ギリギリまで回したような気がします。

少し悩みましたが、トラスロッドとネックの隙間にCRC5-56を少し吹いてから、慎重に回すと30度ほど動きました。

そこからまた、少しナットの溝をやすって、とりあえず完成としました。




まあ、こんなもんかなあ、という感じですかね。手を入れるとブリッジやテイルピースも変えたくなって来ますが、そこまでやるほど弾いてないし。ギブソンの方がやっぱり良い音なんですよね。
またしばらくは放置しそうです(笑)