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気が向いたら書く

ピックガードの穴

2014-11-30 20:37:57 | Photogenic SG
ゆるゆると塗装を続けているSGですが、問題を棚上げしていた部分がありました。ピックガードの、ブリッジアンカーを通す穴です。

このギター特有のアホ仕様で、アンカーよりもピックガードの穴が小さいため、アンカーを外さないとピックガードも外せない。ピックガードを介して弦振動がボディに伝わるという、良いところが何もない謎仕様です。ですので、穴を拡げていきます。

リーマーを使おうとしたのですが、手持ちのリーマーより穴の方が全然大きくてダメ。ならば、と丸棒ヤスリでチマチマやすってみましたが、なかなかはかどりません。

なんか良い方法はないかな?と工具箱を漁ってみると、良さそうな道具が見つかりました。



なんでしょうかね、これ。
多分、腕時計の裏蓋を開ける工具だと思うのですが、覚えていません。

しかしこれが絶妙に使いやすい。刃ではなく、スクレイパーのような感じなんですが、弧を描いているので丸穴を削るには最適。人差し指を当てるところも丸みを帯びているので、痛くならず使いやすい。これはヒットですよ。ピックガード加工する人なら一本は持っていたい。

そんな人、あまりいないか(笑)

またザグるのか

2014-11-27 08:25:19 | Barclayストラト
ストラトの方です。

弁当箱ザグリだから、全く心配していなかったのですが予想外の展開になりました。



全然合わないwww

どういうことかと言うと、元々はフロントにシングルコイルが載ってたんでしょうね、このギター。なので、ネック下のザグリがブリッジ寄りから始まってるとでも言いましょうか。



もっとネックポケットの近くまでザグられてないと、フロントにハムは載らないんですね。

でもさあ、安物ギターで弁当箱ザグリにするなら、あらゆるレイアウトに対応出来るようにしとけよと。コストダウンにならねえじゃん。3SかSSHだけだったのかな?

塗装してからでなんですが、ザグリを拡げなければなりません。

やれやれ。

突き板貼った

2014-11-26 18:04:47 | Photogenic SG
突き板をヘッドに貼って、塗装までしました。サンディングシーラーを上から塗りたくり、インレイ部分の段差を解消します。かなり厚塗りして乾燥させてから、平面を出します。

この段階で紙がヨレてしまい、所々浮いてしまいました。可能な限り貼り直しますが、サンディングで紙まで達してしまったところも。やはりプラ板のが良かったかなあ、と思いつつ、後戻り出来ないので黒いスプレーを吹いたりして整えます。



やはりヨレてますが、まあ2m離れればよく分からないかな?(笑)
あとは地道にクリア吹いて、研磨するだけです。

突き板その後

2014-11-24 22:49:36 | Photogenic SG
さて、作成した突き板をヘッドに貼り付けます。
しかし、何故かサイズが合わない…。

どうもこのヘッド、左右対称じゃないような。現物から型取りしたんですが、裏表を間違えたみたいです。もはや後戻り出来ないので、適当にあわせます。

あと、やはり紙では具合が良くないようです…。というか、接着剤の選び方と塗り方を失敗したようです。タイトボンドを水で薄めて塗ったのですが、木工用ボンドをはみ出るほど塗るべきだったかとも思います。

ただ、それだと紙がヨレる可能性もあったので、なんとも言えません。やはりプラ板のが良かったかなあ。



なんのかんのと言いつつ、ベニヤの端材でクランプして接着。Rogueギターのエスカッションの余りで30円(笑)











インレイへの道

2014-11-22 21:19:45 | Photogenic SG
どうせ突き板作るのなら、インレイもやってみようぜ、どうせ紙だし。的な軽いノリで始めてしまいました。

まずはSGのヘッドの写真をネットで拾って、原寸大に合わせて印刷します。なるべく正面で写された写真を、ナット幅から適当に縮尺を割り出します。

黒のボール紙は現物のヘッドに合わせて型をとり、切り取ります。

これにインレイになる模様をくり抜き、裏に白蝶貝シートを貼るという計画です。

しかし、ボール紙は厚かった!
デザインナイフで切るのはかなり困難です。結局、もう一枚、黒い画用紙の薄いやつを買ってきて、それにインレイの型をくり抜きました。型紙を貼るのに、ダイソーで買った「貼ってはがせるのり」というのが役立ちました。



なんか上の方に不穏当な模様が入っているように見えますが、多分、気のせいだと思います。

で、紙だと加工などは比較的、楽なんです(それでも苦労しました)が、やはり接着時にヨレるようです。塗装したらもっとヨレそうな気が。。

ネックポケット

2014-11-22 13:54:06 | Barclayストラト
SGと並行作業してるストラトのボディ。

ネックを合わせると腰折れというか、くの字になってしまうので、ネックポケットを少し削ろうかと。



で、少しやすったのですが、こりゃダメですね。写真でも分かるかと思うのですが、奥の方が凹んでます。手前だけやすられている。そりゃ「くの字」にもなるわ。元々、どんなネックが付いてたのかなあ?

面倒なんで、またピックでもシム代わりに挟みます。

これペルハムブルーか?

2014-11-19 18:15:18 | Photogenic SG
自動車用の塗装スプレーはホルツのものを買いました。近所のオートバックスにそれしか無かったもんで。

で、サクッと吹いてみました。



なんかイメージよりメタリックな感じがするなあ。まあ、別にいいですが。

ちなみに、塗装したのはボディのみでネックから上は黒いままです。色ムラが出るかもしれませんが、ヘッドに突き板貼るとサイドもサンディングするかもしれないので。

自動車用のスプレーは初めて使いましたが、乾燥が早い気がします。吹いてる時はムラが出来たかな?と思ったところも、乾燥したら割と馴染んだようで、使い勝手は良いかもしれません。

この上から飴色のラッカーを乗せると良さそうなんですが、缶スプレーなので調色出来ませんし、普通に透明なラッカーを吹く予定です。

ペルハムブルーへの道

2014-11-18 18:28:32 | Photogenic SG
今回、色はペルハムブルーに、ということでスプレーを探しました。

と言っても、ヴィンテージギターのペルハムブルーって退色しちゃってて、緑がかったのから薄い水色っぽいのまで様々なんですよね。本来の色ってのもよく分からないんですが、あまり濃い青ではないと思います。

んで、塗料は自動車用のタッチアップスプレーから選びます。単に、手に入れやすいからです。とはいえ、イメージにバッチリ合う色は中々なく、妥協点でホンダフィット用のアイスブルーMというやつを選びました。



薄い気がするけど、これより濃いと、鮮やかになりすぎてイマイチイメージと違うんですよね。あまり緑なのも、個人的には違う感じがするし。難しいですね。

ベベルドコンター

2014-11-17 18:20:15 | Photogenic SG
ベベルドコンター。

この用語を知ってる人、かなりのギターマニアです。ぼくも今回、初めて知りました(笑)

何かと言うと、SGのボディ外周にあるコンターのことです。年代によってこの部分が違うらしいんですが、詳しくはよく知りません。

ただ、今回は元の塗装の上から塗ってしまうわけですから、コンターのエッジが緩くなってしまうのでは?と思い、少しエッジを出すようにペーパーをかけました。とはいえ、クリア部分だけなので効果あるのかどうか。多分に、気分の問題です。



うーん、よく分かりませんね(笑)

合わせて、塗装の下準備としてボディ全体を600番でサンディングしました(コンターは240→400→600)。全体的にマット塗装のようになったのですが、これがなんとなくカッコいいんですよ。

昔、ギブソンでもゴシックシリーズという、艶消し黒塗装のレスポールとかSGが出てました。当時はカッコ悪いなあ、と思って見てましたが、SGに関してはベベルドコンターなどの造形のおかげか、悪くないかも知れません。まあ、わざわざ欲しいとは思いませんけど(笑)

ネック着色

2014-11-16 19:53:31 | Barclayストラト
SGばっかりでストラトどうなってんの?

と思っている方がいるのか知りませんが、一応ストラトも覚えてます(笑)

前回、ネックの塗装を剥がしたら色が白っぽくなってしまって、イマイチ気に入らなかったんで、水性ステインを買ってきました。適当にウェスで塗り込みます。



まあ、いいんじゃないでしょうか。
写真ではあまり変わらないような気もしますが、実物は結構違います。まだクリアは塗ってないので、もっとステインを重ねて濃くしてもいいかも。

しかし、ストラトの方の制作意欲が落ちてるのは事実です(笑)。SGのこともありますが、難しいんですよ。ニコイチでポンと組めるほど、ギターは甘くないですね…。