先日、楽器屋に行ったらジャンクコーナーにカナレのケーブル、GS-6が110円であったので確保してきました。長さは5m、ただしプラグ無し。本当にケーブルのみということです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/50/70f4a32d797f364342b501f3337e31ec.jpg?1579956091)
カナレGS-6は、ぼくがギター始めた30年前頃から既に定番でしたが、最近まで使ったことありませんでした。20年くらい前から、輸入品を中心として高品質なケーブルが次々と出てきたことで、国産カナレは安物って雰囲気になってました。モンスターケーブルとか、当時は凄い評判でしたね。
でも、ここ最近はカナレも再評価されてるような気がします。
ぼくもつい最近になって、(それもジャンクカゴにあった(笑))カナレGS-6を使ってみました。何も問題なく、普通に良かったです。中高域がハッキリしてる感じでしょうかね。価格が安いのは、品質が低いからではなく、国産で変な付加価値が付いていないから、というだけなんじゃないのかなあ。プラグも丈夫で、外し方がよく分かりません(笑)
今回のプラグ無しケーブルは、これも例によってジャンクカゴから確保した、ベルデンのマルチケーブルからプラグを拝借します。スイッチクラフト製プラグがついてるので、これを再利用して5mケーブルを作ってみました。家で弾くだけなんで、5mは要らないんですけどね(笑)
GS-6は初めて取り扱いましたが、芯線(依り線)が太いです。これは丈夫なわけだ。ただ、太すぎてスイッチクラフトの端子には入らないので、ハンダでくっつける感じになってしまいます。あと、このケーブルで注意しなければならないのは、芯線の皮膜が二重になっており、半透明の皮膜の更に外側に、黒い導電性のビニール皮膜がついてます。これをきちんと剥いておかないと、音がおかしくなるようです。アース線にホットから流れてしまうことになるのでしょう。
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完成したので、純正のカナレ製と比べてみましたが、全く問題無し。ケーブルが長くなって少し劣化した感じ?はありますが、プラグの違いは分かりませんでした。カナレ製プラグもスイッチクラフト同様に、品質は高い気がします。
よく拝見してるプロギタリストの方のブログで、ちょうど同じケーブルを自作してたので嬉しかったです。ハンダ作業の良し悪しで、音が変わるそう。ぼくはそこまでは分かりませんなあ(笑)