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気が向いたら書く

フェルストのナット交換

2022-08-07 22:10:00 | Fernandes ストラト
相変わらず左手の人差しは痛いので、スライドオンリーのギター生活です。

キャンディアップルレッドにリフしたフェルストはオープンEスライド専用機になっているのですが、ちょっと弦高が低いんですね。やや順反りで12フレットの弦高が2mmくらいかな?押弦しないわけではないので、あまりガッツリ高いのもダメなんですが、やはりもう少し高い方がスライドは弾きやすいです。サドルを調整してみましたが、あまり上手くいきません。

それから、オープンEでマイナーコードを鳴らす場合、スライドバーよりネック側を押弦する、いわゆるビハインド・ザ・スライド奏法を行うんですが、弦高が低い(+順反り)だとあまり上手くいかないのです。ローフレットが特によろしくない。

他のギター、例えばCortだとちゃんとマイナー3rdが鳴るので、やはりネックの設定があまり良くないのでしょう。

あと、今は09-42のゲージを張っていますが、やはり1弦の量感が今ひとつです。プレイの未熟さからか、割と1弦を多用してしまうので、気になっているところ。押弦でのヴィブラートもできないので、シングルノートの細さが目立つんでしょう。

これらのネガを払拭したく、ナットを交換することにしました。ナットがいくつかあったので、幅が合うのをチョイスしました。本当はカーボンのを使いたかったのですが、ネック幅より若干短かったので、たぶんTASQ?のやつにしました。削っても臭くなかったから牛骨じゃないと思うのですが、本当のところ、よくわかりません。タスクのなんて買ったかな?

それはともかく、ナット交換。




ネックのトラスロッドを増し締めして反りを治し、弦もSITの010-038というジミヘンの使っていたゲージに変更してみました。
やはり、このゲージはバランスが良いです。まとめ買いしておこう。

弦高もいい感じに上がりました。押弦するにはローフレットがきつい感じなので、一般的には良くない状態ですが(たまにアコギでこういうギターあるな、という感じ。分かりづらい)、スライドするにはちょうど良いです。ビハインド・ザ・スライドも普通にできるようになりました。

実はサドルも上げられるように、長めのイモネジも注文していたのですが、とりあえずこれで問題なさそうです。

まあ、あとは練習ですね…。

導電塗料によるノイズ処理

2022-02-22 13:22:00 | Fernandes ストラト
相変わらず指は痛く、ギターを弾く時は、もう9割方スライドです。オープンEとオープンDとオープンGを用意してますが、音使いに慣れるためにも、ほぼオープンEかDを弾いてます。

スライドが主になると、気になる部分も変わってきます。最たるものがノイズでした。

オープンチューニングだと全弦開放で弾くことも多く、また、スライドバーがガラス製だと、開放のルートを流しながら1弦でメロディを弾く、なんて場合にも弦に指が触れていないことが多く、弦アースが取れないのです。

慣れの問題、という部分も勿論あるし、ヘッドホンでモニターしているから、余計にノイズが気になってしまうのかもしれませんが、まあ対策しようと。それで、導電塗料を買いました。Sonicの水性タイプです。

今までは、キャビティにアルミか銅箔を貼っていましたが、導電塗料は初めてです。子どもの絵の具用の筆を拝借して塗ってみました。




ろくに養生もせずに塗りましたが、粘度が高いので、ポタポタと落ちることもなく、上手く塗ることができました。匂いもありません。

一通り塗ってから2時間ほど乾かすと、塗料が引けて下地が見えるところがあったので、重ね塗りをしました。

それが乾いてから、適当な場所にアースラグをビスで止めました。アースラグもサウンドハウスで買えます。

で、元通り組み立てたのですが。
組み立て前に音が出るかチェックして、問題なかったのですが、ピックガードやジャックプレートをねじ止めすると、全く音が出ません。
たぶん一番怪しいのはアウトプットジャックの配線とキャビティ内の塗料が接触してショートしてるのだろう、と開けてみると、やはり接触しているようです。ここに導電塗料を塗ったのは失敗でした。トラブルの元になります。アウトプットジャックの角度を変えて、再度ねじ止めします。

さあ、これで鳴るだろ、とピックガードのネジも締め直して、サウンドチェックすると…鳴らない。。
もう一度、ネジを全部外すと、正常に音が出ています。ところが、ピックガードをねじ止めすると音が消える。
どうやら、5wayセレクタースイッチの配線とキャビティ内の塗料が接触しているようです。このギターは元々国産パーツが付けられることを想定してザグっていますから、CRLのスイッチだとキャビティに余裕があまり無いのかもしれません。
もう面倒臭いので、セレクタースイッチに紙を被せて、マスキングテープで止めておきました。その状態でピックガードを止めると、無事に音が出るようになりました。

さて肝心のノイズですが、一応、弦アースを取らなくても気にならない程度にはなりました。特にハイ落ちとかも感じませんでした。比べてみた訳じゃないので正確には分かりませんが、元々、比較的パワーのあるシングルコイルなので、気にならないのかもしれません。でも、ハムバッカーの方が少し大人しくなった感じはあるかな?

ノイズが減ったのは良いのですが、まだジャックの配線と干渉するようで、差し込んだ状態によってショートする場合があります。やはりあそこは塗らなければ良かった。最近のフェンダーは、導電塗料の上から通常の塗装をしているらしいのですが、なるほど合理的です。さすがアメリカン。
このギターも、アウトプットジャックキャビティは紙で絶縁することにします。

唐突に完成

2021-10-12 10:20:00 | Fernandes ストラト
ずっと作業を続けていたフェルナンデスストラトですが、唐突に完成です。






実を言うと、組んだだけでロクに調整もしていません。アンプにすら通していない。もしかしたら音がちゃんと出ないかもしれません。
なぜかと言うと、指の痛みでもう数ヶ月ギターをマトモに弾けていないので、モチベーションが湧かないのです。完成してもどうせ弾けないんで。

今回はキャンディアップルレッドのレリックにしたい、というコンセプトだけで進んでいったのですが、キャンディ塗装もレリック加工もイマイチでした。

CARカラーに関しては、やはり色ムラができてしまいましたね。下地まではまあまあ良かったのですが、キャンディカラースプレーのヘッドがあまり良くなかったのと、キチンとやるならキャンディカラーも2本は用意すべきでした。磨きも適当でしたしね。まあ、結果的にくすんだ感じのCARになり、80年代のザ・ストラトみたいな感じもあって悪くはないです。

レリックは、初めて冷却スプレーによるレリック加工に挑戦しましたが、これはやらない方が良かったなー。塗料の種類を合わせないと、剥がれすぎるのかも知れません。ウェザーチェックの出方もコントロールできないし、今後はやらないと思います。

もう少しギターへのモチベーションが上がったら、音を出します(笑)

冷却スプレーでのレリック加工

2021-10-04 18:57:00 | Fernandes ストラト
キャンディアップルレッドにリフィニッシュしたフェルナンデスストラトです。ヘッドロゴは別のF社になってますが。

今回は冷却スプレーを使ってウェザーチェックを入れてみることにしました。暑い日中にボディを屋外に出しておいて、温まったところに冷却スプレー(タオルなどを急激に冷やす目的のもの)を吹きかけてみます。

これがなかなか難しく、広範囲にスプレーすると十分に温度が下がらないらしく、ウェザーチェックは発生しないのです。仕方なく局所的にスプレーすると、不自然な感じでウェザーチェックが発生しました。そして、効果ありすぎといいますか、塗装が剥がれてしまいました。




エルボーコンターのあたり、下地の銀色が露出してしまいました。




ホーンの部分も。
で、面白いのが(失敗してるから別に面白くも何ともないんですが)、下地には白、銀、金と吹いて、その上に透過性のキャンディレッドを吹いてるのですが、銀と金の間の層で剥がれていることです。別々の会社のラッカースプレーを使っているせいかと思いますが、たぶん成分の違いにより、そこで剥がれやすくなったのでしょう。アクリルの配分とかなんですかね。

この方法でのレリックは正直失敗でしたが、再塗装する気力もないのでこのまま進めます。やはりレリックは物足りないくらいの方が幸せですね。



ペグ装着

2021-10-03 10:55:00 | Fernandes ストラト
全然進まないフェルナンデスストラトです。

乾燥待ちの部分もあるのですが、実はここ数ヶ月指が痛くてギターが弾けないため、モチベーションが上がらないのです。いつもは完成を焦ってしまうんですけどね。

でもとりあえず、ヘッド周りは仕上げます。
マスキングテープを剥がすと、塗装が上手くいってない箇所があったので、タッチアップをしました。その乾燥後です。




ペグとストリングリテーナーを取り付けるうちに、ところどころ塗装が剥がれてしまいました。まあ、レリックということで、良いです。

レリックと言えば、今回はウェザーチェックも入れたいと思っています。上手くいくかは分かりませんが。


ヘッドの塗装 つづき

2021-09-21 11:10:00 | Fernandes ストラト

安価なものを使ったばかりに、透けてしまったロゴ問題です。何回かクリアを吹いてデカール自体は保護しています。

うまくマスキングして、ゴールドのスプレーを吹こうかと思ったのですが、かなり難易度が高いし、クリアは薄く吹いただけなので、マスキングテープにデカールが持っていかれることも考えられます。
ひとまず、ゴールドのスプレーを適当な容器に吹き入れ、爪楊枝の先ですくってロゴに金色を載せてみました。ダメなら削ればいいか、という安易な発想です。

しかし、当たり前と言いますか、綺麗にムラなく塗るのは困難で、Fの字のところに少しやってみただけで、断念しました。
で、乾いてから金色だけ丁寧にヤスってみたのですが、一部デカールまでヤスってしまいました。

しかし、ヴィンテージの中にはロゴの色が抜けていたり、ロゴ自体が削れてしまっているのも(写真で)見かけます。あ、この感じでいいんじゃないかと。どうせ自分のだし、レリックになるし。




念の為ですが、個人の楽しみでやってますからね。

ヘッドの塗装

2021-09-19 13:31:00 | Fernandes ストラト
ボディも塗ってますが、もうクリアの段階で絵面も変わり映えしないので、ヘッドに行きます。

今回は初のマッチングヘッドにしたので、ヘッドのロゴが消えてしまいました。ですので、某オクで入手した某社のデカールを貼ります。

1000円くらいの一番安いやつ買ったんですが、正直クオリティ低くて…。これは貼りたくねえなあ、と思って、また別のを買ってみたのですが、こっちも駄目。やっぱり海外から取り寄せないと満足いかないかなーと思ったのですが、さすがにデカールにそんなコスト掛けたくないので、諦めて最初に買ったやつを貼ることにしました。

ローズ指板、スモールヘッドなので本来なら60年代前半の所謂スパゲティロゴなんですが、22フレットだし、マッチングヘッドに映えるのではないか、と思ってモダンロゴにしました。65年前期ということになりますね。

で、貼ってみたんですが。




えー?なんだこれ。
ロゴの部分は黄色っぽかったのですが、半透明だったようです。うーん、どうすっかな。
とりあえずこのまま進めることにします。



ボディの塗装 まだ続く

2021-09-07 20:56:00 | Fernandes ストラト
ずっと天気が悪いので、なかなか進まないフェルストラトの塗装です。

ゴールドの上からキャンディカラーのレッドを吹きました。




これもムラなく塗るのは、結構難易度が高いです。また、使ったスプレーのヘッドが縦長に噴射するタイプで、使いづらいんですよね。ボディ上で噴射を止めるとそこでムラになるので、ボディから外して噴射を止めるのが鉄則です。

不満はありますが、まあ、自分で使うだけなんで妥協はしまくります。ろくなスペースもないベランダでの塗装ですから、完璧を求めても仕方ないし。

あとはクリアを塗り重ねていくのですが、まだしばらくは天気は悪そうです。

ボディの塗装 続き

2021-08-24 20:12:00 | Fernandes ストラト
下塗りのホワイトの次は中塗りのシルバーです。フェンダーの場合、キャンディアップルレッドの下地は、年代によってシルバーかゴールド、その上から透き通ったレッドを吹いています。今回はゴールドにするのですが、レリックした時に重層的になるのを狙って、ホワイト、シルバー、ゴールド、レッド、クリアと吹いていきます。




シルバーを吹きました。キャンディカラー用ではなく、ホームセンターで安く売っていたものです。このシリーズは非常に吹きやすい。で、次にゴールド。




このゴールドが曲者でした。
百円ショップのキャンドゥで買ったものですが、粒子が粗く、メタリックカラーのせいか、塗料が重い感じです。今までと同じ感覚で吹いたらタレてしまいました。それで、ヤスリで修正したのですが、乾燥にも時間がかかる感じです。

しかし、色が良いのです。同じゴールドと言っても、ダイソーのスプレーも買ってあったのですが、これが金メッキ調というか、金色の折り紙みたいな色なのです。メダルチョコの包み紙みたいな色というか。

それに対して、キャンドゥのやつはギブソンのゴールドトップみたいな深みのある色です。上から赤を吹いたら、どちらの発色が良いかは正直分かりませんが、レリックした時に見える色を考えればキャンドゥ一択です。

これでまたしばらく乾燥です。

ボディの塗装 下塗り

2021-08-21 15:23:00 | Fernandes ストラト
木地まで落とすのを諦めたので、下塗りの白を吹いています。




夏休みでやりたかったのですが、ずっと雨だったので何も出来ませんでした。ここまでやるのに2週間以上かかっています。

缶スプレーの白を一本、予備で買っておいたダイソーのスプレーを2本吹きました。途中で慣らしたりしてますが、やはり下地作りが雑なので、綺麗な塗装にはならなそうです。レリックにするから、まあいいんですけど。

白を全部吹き終わって、次は銀を吹きます…が、買ったと思っていた銀のスプレーがありません。慌てて買いに行きました。帰宅すると、なにやら天気が怪しい感じなので、本日は終了です。なかなか進まないなー。

で、仕方ないのでブログでも書くか、とアプリを立ち上げると、前回の記事が。

あ、ヘッドの塗装忘れてた!

白スプレー全部使っちゃったじゃん…。

まあ面積狭いので、ダイソースプレーを買い足しましょう。