ふと思い立って、フェンジャパテレキャスターのネックを塗装することにしました。
以前、指板面の塗装が浮いてきたので、それを剥がして、適当にワトコオイルだけ塗っておいたものです。指板以外は元のポリ塗装が残っていますが、面倒なのでそのまま。
まずネックを外すのですが、購入後25年以上経ちますが、ネック外すの初めてかも?
外してみると、ネックポケットとネックの両方にCTL-50とスタンプされています。
え、このギター、TL72-55とかじゃなかったの?当時のカタログで、そうだと思い込んでいたのだけど。
どうやら、1983年までSquierブランドでラインナップされていたCTL-50のボディとネックを、翌年以降にFJで使いまわしたようです。この個体は最初期JVシリアルの次のEシリアルなので、その可能性は高い。手書きでBって書いてあるのも、元々B級品で使えなかったのかな?
JVシリアル期のFender Japanでは50年代、60年代モデルしか契約上作ることが出来ず、70年代モデル(当時のカレント=C○○モデル)はSquierブランドで製作していました。その後、FJの爆発的な人気を受けて、Eシリアルから70年代モデルも作られるようになったようです。
ストラトでも初期のST72にCSTのスタンプがある個体を見たことがあります。
更に、ボディはバスウッドだとばかり思っていたのですが(TL72-55のボディはバスウッドorセン)、CTLのボディはアッシュなんです。マジか?
まあ、あくまでもカタログ上の話なんで、センかもしれませんが、この木目はバスウッドでないのは間違いないです。
アッシュorセンなら剥ぎナチュラルにしても良いかもなあ。まあ塗装剥がすと、途中で絶対後悔するんですけどね。