FootprintFile

気が向いたら書く

Infinity PRD Activator

2015-06-30 19:03:39 | エフェクター
また歪み系ペダル。

もう15年くらい前だと思いますが、リサイクルショップのジャンクコーナーで「音が出ません」と500円で売っていたエフェクターです。



電池を入れ替えたら、あっさり音が出ました。ハンドメイドのようで、調べたら定価は25000円くらいだったかな?いい時代でした(笑)

歪み量が異なる2モードのオーバードライブなんですが、それほどクセの無い感じです。モードを切り替えても、キャラはそんなに変わらず、よく歪むようになる感じ。

コンプ感もそんなに無く、問答無用で中音域にイコライズされるわけでもなく。当時にしてはまだ珍しかったトゥルーバイパスですし、上質なんだと思いますが、これじゃなきゃ!って感じは無いです。ゲルマニウムトランジスタとか使ってるらしいですけど、経験値が足りなくてよく分からないという。

で、このインフィニティって会社、今の家の同じ市内だと判明しまして(笑)。近くをしょっちゅう通ってました。買った時は、全く接点の無い街だったんですけどね。面白いもんです。

Guyatone Tube Model 10R

2015-06-28 16:31:13 | アンプ
フェンダーチャンプ欲しい、バッドキャット欲しいと言いつつも、現実的にはフルチューブアンプを鳴らせる環境では無く、そもそもそんな財力も無いのです。

ということで、古いグヤトーンのプリチューブアンプです。言っておきますが、パープルエクスプレスの世代じゃないですよ(笑)



このアンプ、情報が殆ど無いんですが、小型でプリチューブでスプリングリバーブ付きと、なかなか珍しいスペックです。BOSSのエフェクターを中古で買うより安い金額だったので落札してしまいました。


届いてさっそく音出ししてみましたが、うーん、どうなんでしょう。クリーントーンは良いのですが、小さな音で使う分には、真空管の恩恵がよく分かりません…。

コントロールはゲインとマスターボリューム、トーンコントロールなんですが、プレゼンスがあるのがマーシャルを意識しているんでしょうかね。それからオーバードライブスイッチです。
実は、このスイッチを押さないとゲインが効かない構造のようです。おかげで最初は壊れてるのかと思いました。

要するに、ワンボリュームのクリーンなアンプに、ワンノブの歪みエフェクターが内蔵されたような構造になってます。

オーバードライブスイッチを押さないと、ボリュームをフルテンにしても、クランチ程度の歪みも得られません。スイッチを押すと、ゲイン最小でも音量が上がり、その音量差がありすぎる感じです。演奏の途中で切り替える、という使い方は想定しておらず、あくまで練習用アンプですね。

歪みはエフェクターなので、それなりに深い歪みは得られますが、それほど良い音とは思いません。ギターにもよりますが、ゲインはあまり上げず、音にハリを出す感じの使い方にとどめるのが良さそうです。その使い方ではシングルコイルだと良いのですが、ハムバッカーでは歪みすぎます。

それにしても、この構造って前に試奏したIbanezのTSA5に似てますね。あっちはフルチューブアンプにチューブスクリーマー回路が搭載されていて、使い勝手も洗練されてますけど、コンセプトとしては似通っています。歪み部分の回路が良ければ、化けるかもしれません。

あとこのアンプ、現代の安物アンプには無い機能として、スプリングリバーブが搭載されてます。このリバーブ、深く効きますが音質は大して良くないです。年代が近いローランドのCube20のリバーブの方が質は高いと思います。でも、リバーブをフルテンにすると、少し歪んで、深海にいるかのような音になって面白いです。これはアリだと思います。

最後に、サンプル。

http://hibari.nana-music.com/wp/0081cb69/

ギターはフェンジャパのテレキャスターで、リアPUのみ。アンプのトーンは全てフルテンで、ゲインは2程度。アルペジオはリバーブ2くらいで指弾き、被せてあるソロ的なのはウーマントーンにしてリバーブを全開です。

なんか分かりづらいですかね…。





Xotic SL Drive を試す

2015-06-19 13:30:06 | エフェクター
マーシャルアンプに憧れ、というわけでもないのですが、プレキシマーシャル系のペダルであるXoticのSL Driveを試奏してみました。



たまたま行った楽器店に、たまたま中古があったんです。このエフェクターは歪み系なんですが、プレキシと呼ばれる60年代のマーシャルアンプを再現したものだそうです。SLはSuper Leadの略なんでしょう。

でも、当然のことながらオールドマーシャルなんて触れたことすら無いわけで、再現してるのかなんて分かるはずもありません(笑)。そもそも、マーシャル全般でほとんど使ったことが無い。

でも、倍音の乗り方が、確かにマーシャルっぽいなあと思いました。アンプはフェンダーで、クリーントーンにして試したんですけど、ペダルを通したクランチトーンで単音を弾くと気持ち良いです。

ただ、自分の好みではミドルが強すぎる気はしました。トーンの効きは良いのですが、そもそも出ているミドルが強い感じです。まあ、SL Driveは内部のディップスイッチで音色を変えられるそうなので、それによってはもっと好みに近づくかもしれません。うーん、欲しい。

そもそも、このペダルに興味を持ったのは、ヒロ鈴木さんというプロギタリストが使っている動画を見たからです。

ヒロ鈴木の心で弾け!

これ、アンプはYAMAHAのJ35ですってよ。Fシリーズより評価されてなくて、オークションでもよく見かけます。そのアンプで、このサウンドが出るのが凄い。まあ、弾き手によるのは当然なんですが…。

でもこの動画でも、やっぱりミドルが強いとは思いました。ギターのPUがP-90のせいかとも思いますが。ミックスポジションかなあ?

というわけで、買わずに帰っては来たのですが、プレキシ系のペダル、ちょっと欲しくなってます(笑)

The Savoy Truffle / "Roadhouse Boogie"

2015-06-17 10:33:46 | 音楽


日本が誇るサザンロックバンド、サヴォイ・トラッフル、2004年の5thアルバム。この後、サヴォイは解散。2012年ごろに再結成したようだけど、今は活動してるのかよく分かりません。

パッと聴きのインパクトが洋楽のよう、というバンドは時々ありますが、彼らは完全にそのパターンです。知らないで聴いたら、多分アメリカのバンドと勘違いしてたでしょう。

サウンドが適度に重いので、ガヴァメントミュールや、再結成レーナードスキナードみたいなノリがあります。

その核となっているのが、やはり住友俊洋のギターでしょう。スライドを初めとする、ブルージーなプレイももちろんカッコいいですが、ギターの音がとにかく素晴らしい。

当時は主にレスポールとマーシャルの組み合わせらしいですが、やはり最高の組み合わせですね。アンプはフェンダー系が好きかな、と思ってましたが、やっぱりマーシャルもいいですねw

The Savoy Truffle /"Out In The Rain"

アルバムの一曲目。PVもあったんだなあ。

ボールぺんてるとトラディオ・プラマン

2015-06-13 20:25:40 | 日記


たまにはギター以外の話題。

職場で会議のメモを取るのに、ペリカンの万年筆を使っていました。ニブがステンレスの、カジュアルな、要は安物なんですけど、それなりに気に入って使ってました。

が、時々インクが出なくなったりするので、やはり万年筆は使いづらいなと感じて。

そんな折、たまたまボールぺんてるを使ったんです。左の緑色のやつ。

これ、40歳以上の人は懐かしくないですか?ぼくが子どもの頃からありますが、まだあるんです。

で、このボールぺんてる、結構書きやすいんですね。ペン先が樹脂なんですが、書いた文字が万年筆ぽくもあるし、とめはねも表すことができます。
ぼくは字が貧弱なので、ある程度太いペンの方がマシな見栄えになるんで、このボールぺんてるは都合がいいんです。

でも、結構太字で、宛名書きに丁度いいくらいなんで、メモには向かないんですよね。もうちょっと細字が欲しい。

それで、ボールぺんてるの細字が無いのかと探したのですが、既にディスコンだそうです。細字はペン軸が水色っぽいんです。そういえば、そんなのが昔はあったような気がします。

で、さらに探してみたら、同じぺんてるからトラディオ・プラマンという、テイストが似てるのが出ていると。かなり大きな文具店にでも行かないと売ってないのですが、入手してみました。

確かに使いようによっては細い字も書けますが、少し書き味が柔らかすぎるかな。ボールぺんてるの方が自然に書ける感じです。でも、とりあえずメモにはトラディオ・プラマンの方を使っています。

で、このボールぺんてるのペン先の素材。樹脂ということでしたが、デルリンだそうです。そう、デルリンナットのデルリン。むう、今度ナット交換する時はデルリンいってみるか!

…結局ギターの話だ(笑)

チューブアンプ欲しい

2015-06-09 20:59:39 | アンプ
真空管ギターアンプが欲しいのです。

いや、前に記事にしてますが、現状でアンプは3つもあるんですけどね。ピグノーズと、ローランドのCube20、それにヤマハのベースアンプF-20Bです。それぞれ結構いい音で、家で弾くには十分なんですよ。そもそも、アンプで音出すこと自体、週に一回あるかないかだし。

が、やはりチューブアンプは憧れといいますかね(笑)。単純に欲しいだけですね。

マルチについてるモデリングアンプをアンプで音出ししてみたりもしたんですが、なんかイマイチというか。

ぼくが使ってるマルチはZOOMのG3というやつなんですが、それには色々な種類の有名なアンプがモデリングされてるんですね。ヘッドホンでモニターしてる分には本当に良い音で、録音したのを聴くと、これで十分だなあとか思うんです。

でも、それがアンプから出てくるとなんか違うな?と。多分、脳みそが理解できないんでしょうね(笑)。このアンプからこの音がする筈が無い!みたいな。

あと、モデリングだとどうも音が良すぎて上手くなった気がしてしまうのも、練習には向かないです。プリセットで、ある程度完成した音が出てきてしまうし、なんか負けてくれる感じがあるんですよね。

負けてくれないと言えばチューブアンプでしょ。前に試奏したBadCat欲しいなあ。5wのやつでいいから。



銀パネチャンプも渋くていいなあ。歪まないのかもしれないけど。




そんな負けてくれないチューブアンプで練習すれば、少しは上達するかな、とか考えてます。考える暇があったら弾けって感じですけどね(笑)

クラプトンシグネイチャーストラト

2015-06-08 18:22:14 | ギター
先日、楽器屋で昔のエリック・クラプトンシグネイチャーのストラトを試奏してみました。まだピックアップがレースセンサーの頃のやつです。現行モデルはピックアップがフェンダーのヴィンテージノイズレスになっています。



ヴィンテージホワイトので、いわゆるブラッキーカラーではありませんでした。
CSとかではなく、レギュラーラインのです。郊外の楽器店で、試奏用アンプがJC、しかも120でもなく77でちょっと残念でしたが。

弾いてみると、なんというかストラトっぽくないですね、本当に。ミッドブーストもかなり効きます。

このギターは、昔、知り合いのベテランギタリストが「すごく便利なギター。何にでも対応できる」と言ってたのですが、確かに守備範囲が広いと思いました。慣れれば、本当に使いやすいんじゃないかな。

今回試奏した個体は、ネックやフレットの状態も悪くなかったし、価格も100k程度でしたので、シグネイチャーモデルであることに抵抗が無ければ、そんなに悪くないかと思います。

でも、ぼくはそれほど欲しくはないかな。別に色んなことに対応する必要に迫られてる訳でもないし(笑)、普通のストラトの方が好きでした。クラプトンのファンでもないしねw

Tony Smith OD-60

2015-06-06 09:44:58 | エフェクター
オークションで安かったので(数百円です)落札してしまいました。中国製パチモンブランド、トニースミスのオーバードライブです。



なんというか、まあ、だっせえカタチですね(笑)

でもこれ、回路はほとんどBOSSのSD-1と同じなんだそうです。どうやらここのエフェクターは、他の機種の回路をパクったのが多いらしいです。現在はディスコンみたいですが。

ピグノーズで少し使ってみたんですが普通のオーバードライブですね。安物だからといって、特に不満もないです。そもそも元ネタのSD-1を使ったことないので、似てるのかよく分かりません。ただ、ノブが銀色のもので、どこを指しているか分かりづらいです。まあ、家で使うだけだから別に支障はないですが。

で、この個体に関してですが、裏蓋のネジが無くてテープで止めてあります。LEDも青色の高輝度のものが付いてるし、多分改造されてるんでしょう。今度、中身を見てみようと思います。オペアンプがソケット化されてたりしたらいいな(笑)

ちなみに電池蓋もありません。裏でブラブラしてます(笑)
適当なジャンクエフェクターを手に入れて、ケースを入れ替えたりしてみようかな。

楽器屋にて。

2015-06-03 21:54:44 | ギター
今日はたまたま都会に行く用事があり、ついでに楽器屋をのぞいてきたのですが。

ヴィンテージを扱ってるコーナーで、見るからに只者じゃねえな、って感じの派手なご婦人が、店員さんと話してたんですね。女性とは珍しいな、と思って通り過ぎたんですが。

その後、店内をぶらぶらしてると、渋いギターの音色が。さっきのご婦人が70年代のストラトを、ブラウンフェイスのリイシュー物のアンプに直で突っ込んで弾いていました。


(写真はイメージです)

それからのプレイが凄えのなんの。
速いとかでは無いんですが、表現力がハンパない。ピッキングでクリーンとクランチを操り、ボリューム奏法やハーモニクスを交えて、エレクトリックギターならではの極上のソロギターを弾いていました。ストラトとアンプだけで、ここまで出来るもんなんだなあと、軽い衝撃を受けました。やはり生で聴くのは大事です。

その後、そのご婦人はそのストラトを購入していたようでした。よっぽどお名前を伺おうかと思いましたが、さすがに憚れて、諦めてしまいました。何者だったのかなあ、ほんと。