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気が向いたら書く

分解を断念

2018-08-14 19:50:58 | Guyatone スチールギター
ちょこちょこメンテをしているグヤトーンのラップスティールですが、一番なんとかしたかったのはピックアップ周り。ゴールドパーツに緑青のようなサビが浮いています。



このカバーを外そうと、ネジを全部外してみたのですが、どうしても外れません。多少はカバーが浮いて来るのですが、引っ張っても外れないのです。
コントロール周りも、プレートを外そうとネジを回しましたが、これまた固着しており、このまま続ければネジ山を潰すのは目に見えています。

ということで、残念ですが分解は断念しました。
コンデンサとかどんなのが入ってるのか興味はあったんですけどね。

ぼくはジャンクものは好きですけど、内部構造を知るのが目的ではなく、再生するのが好きなだけなので、音がちゃんと出力されてる以上、現状のまま使うことにします。

とりあえず、サドルだけは金属磨きで磨いて、あとはパーツクリーナーなどで外観をできるだけキレイにしました。

さて、練習しないとな(笑)

ラップスチールのペグ周り

2018-08-03 18:36:10 | Guyatone スチールギター
ミニギターへのモチベーションが激減しているので、グヤトーンのラップスチールのメンテナンスに入ります。そういえば、ステップドリルは届くことなく、問い合わせたら返金になりました。

それはともかく、グヤトーン。
各所サビが出ていたりするのですが、とりあえずペグ周りから手をつけようと思います。


ビフォー。

本体とペグの部品を止めているネジはサビサビな上、なんか長さが違うのがあるし、挙句に一本折れてしまいました。掘り出すのも大変なのでそのままにします。

全ての部品を分解し、パーツクリーナーやコンパウンドで洗浄、グリスアップして再度組み立てます。



長年のゴミが堆積し、固まっていましたがなんとか綺麗にしました。



受け皿みたいなパーツをコンパウンドで磨いてしまったので、金色が落ちてしまいました。まあ良しとします。

この手の作業は結構好きですね(笑)

Guyatone HG-206

2018-06-07 11:11:56 | Guyatone スチールギター
オークションでとても落ちないであろう価格で入札しておいたら、落札してしまいました。グヤトーンのスチールギターです。



型番のHGはHawaiian Guitarの略。それほどのハワイアンブームがあったというのが不思議に思えますが、この当時の国産スチールギター市場は相当なものだったと推察されます。海外にもこのグヤトーンやテスコのスチールギターは輸出されたようで、デヴィッド・リンドレー もテスコのラップスチールを使ってましたし、ライ・クーダーが愛用するテスコのピックアップ、通称ゴールドフォイルはマニアの間では高額で取引されているし、あちらでは復刻モデルも出ています。

このグヤトーンは名機と言われるようなものでは無いのでしょうが、このピックアップは本当に美しく、独特の雰囲気があります。同じものを2つ並べるのではなく、フロントとリアで形状が違うのも気合が伝わってきます。
脚がつけられるタイプなので、かなり重いです。サムピックやらスライドバー、弦といった当時の付属品がついてるのはポイント高いです。スライドバーって結構高いんですよ。今回落札した価格は、新品のスライドバーくらいの値段ですから(笑)

当然、ジャンクですので、まずは音が出るか確認すると、問題なく動作しました。ピックアップごとのオンオフスイッチがあり、1V1Tです。Pro Juniorてチェックしたのですが、まあそれほど特色のある音でもないですかね。ラップスチールは初めてなのでよく分かりません。

ペグは固くなってるけど動きました。ここは分解清掃してグリスアップすれば良いでしょう。
全体的に錆が浮いてるのでどうにかしたいのですが、ゴールドメッキなので、やりすぎると金色が消えてしまいます。サビ取り剤の類いも調べてみる必要がありますね。ミニギターも進行中なので、おいおい着手したいと思います。