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気が向いたら書く

ようやく完成

2015-01-05 22:49:40 | Rogueアコギ
トーンが効くように修正して、ようやく完成したRogueペイズリーギターです。



金色のノブを付けていたのですが、トーンノブがフィットしないので黒いものに替えました。
あと、弦高が高かったのでサドルを若干削っています。

弦は今回、エレキ用の046-010を張っていますが、少し細すぎるようです。張りが弱くて、ストロークすると暴れてしまいます。アコギ弦を張るのがベターかな。でも、指弾きのアルペジオやスライドにはこのままでも行けますね。

トーン修正

2015-01-05 18:56:39 | Rogueアコギ
決して忘れていたわけではないのですが、なかなか手が回らなかったペイズリーギターのトーン回路修正です。

このギター、いちいち弦を取り去らないことには配線を弄れないので、お値段が高い(って程でもない)マーチンの弦が死ぬまで待ってたんですね。え?言い訳じゃないですよ?




で、中を開けてネット上の配線図と見比べてみても、合っているようです。しかし、参考にしていたのはストラトなどの配線図だったのです。ストラトの場合、ピックガードにアルミなどを貼ってポット同士をアースで繋ぐのですが、このギターは当然、そんなことしてません。要は、トーンポットのアースが取れていなかったようです。ポット同士の背中を配線すると、正常にトーンが効くようになりました。

どうも、ぼくの配線での不具合の多くはアース関連のようです。気をつけよう…

今度こそ完成?

2014-09-14 20:22:08 | Rogueアコギ
配線しなおして、組み込みしなおしました。



あと、立って弾くためのストラップピンもつけました。エレキギターですから(笑)



で、試奏してみると、今度はノイズだけでなくちゃんと音が出ました。弦アースも効いています。が、、


トーンが効いてない(´Д` )


単なる配線ミスなのか、コンデンサ自体の問題なのか分かりませんが、トーンが機能していません。くそー、また配線外すのかよ…

ノイズ対策その2

2014-09-12 18:44:49 | Rogueアコギ
さて、弦アースをつけたので弦を張ってテストです。



…ノイズしかしねえ。



前回のテストではちゃんと音が出てたんだけどなあ…。しかし、弦アースは効いてるようです。これは中の配線がどこか外れたようです。

このギターのめんどくさいのは、配線弄るのにジャックから何から全部外さなければならないってことですね。張ったばかりの弦も外さなけりゃならないし(笑)。

で、外しました。
ピックアップのエスカッションがボディに貼り付いていました。まだ塗装が落ち着いてないのかな?

外してみると、ピックアップのアースが外れていました。古いハンダの上からアース線を重ねてハンダをつけたのですが、そこが見事に外れていました。今度は慎重に再度ハンダ付け。

ついでに、ピックアップからポットに行く線と、アウトプットの線のホットとコールドを依りました。外来ノイズの影響を受けにくくなるらしいので。



そういえばアウトプットジャック側は赤がホット、ピックアップ側は赤がコールドになってしまいました。これは、他のギターについてたアウトプットジャックを流用したからです。分かりづらいけど、単純な配線だから大丈夫でしょう。

さて、また取り付けないと…。

ノイズ対策

2014-09-10 20:04:25 | Rogueアコギ
Rogueギターのノイズ対策を考えます。

一般的なエレクトリックギターには弦アースと呼ばれるものがついています。弦に触っている間は、人体にアースが落ちてノイズが消えるというものです。

例えば、ストラトだったら背面のスプリングハンガーにアースがつながっています。弦、ブリッジ、スプリング、スプリングハンガーは全て金属なので通電するという訳です。レスポールの場合はブリッジアンカーだかテールピースアンカーにつながっていますし、フルアコなどはテールピースにアース線をつなげます。

それじゃエレアコはどうなんだい?と言うと、ピエゾピックアップのものは弦アースが取られてないものもあるようです。

前回の記事で、古いGibson J-160Eは弦アースが無かったと書きましたが、最近のものはブリッジの裏側に金属板が仕込んであり、アースされるそうです。

実はここが問題。

Rogueギターは、いわゆるトップロードです。ボディトップの裏側には弦が行かない訳です。つまり、ボディ内でアースをどうこうすることが出来ません。となると、なんらかの方法で弦に導通させ、それをトップに穴を開けるなどしてアースに繋がなければなりません。しかし、ここで気まぐれ…いや、綿密な計画に基づいて設置した舟形ジャックプレートが役立つのです。



お分かりいただけたろうか。

ブリッジ後ろのテールピースが触れる部分に銅箔テープを貼り、そこからジャックプレートに同じく銅箔テープをつないだのです。これで弦アースが取れるはずです。古いフェンダーベースと同じ方法論ですね。銅箔テープはボディの色に近いので、1m離れればほとんど見えません。

本当はアルミテープでいいか…と思ったのですが、見栄えを考えて、1300円もする銅箔テープ買いました(笑)

ますますビザール度が増している…w


ほぼ完成?

2014-09-09 20:03:29 | Rogueアコギ
いきなりですが、ほぼ完成の巻です。

作業としては、サウンドホールに手を突っ込んで、ブレイシングに干渉しないのを確かめ、ポットとジャックの位置を決めます。

ポット穴はドリルビットを細いものから太いものに上げていき、最後はリーマーで調整しました。舟形ジャックの穴は、大まかな大きさをボディに描いて、その内周をドリルで開け、あとはヤスリで仕上げる感じです。これも、例によって現物合わせでチマチマと。

下準備が出来たら、あとの配線は一気に行きます。ボディの中に手を突っ込んで作業しますので、配線は長めにします。ぶっちゃけ、音質は二の次です(笑)



こんな感じになりました。

さて、肝心の音は…出ました!←レベル低!w

しかし、弦を張ってみると、看過できない問題が…。

まず、ポジションマーク。


センターずれてます(笑)


それだけならまだしも、12フレットだと思ってマークしたのが11フレットじゃねーかwww


もう笑うしかありません。全部削り落とします。

それから、ノイズ問題。

構造上、弦アースが取れないことは当初から分かっていました。でも、「GibsonのJ160Eも初期のは弦アース取れてないらしいし、まあいいかw」と放置していたのです。
いざ、音を出してみるとやはり気になります。

その辺を改善しないと、完成ではないですね。

電装系

2014-09-08 18:49:30 | Rogueアコギ
さて、電装系です。
と言っても、ピックアップは一つですので単純です。1Vol1Toneです。1ボリュームでも良いのですが、やっぱ多少は色気出したいじゃないですか。

ピックアップ自体がどんなもんか謎なんですが、どうせ余ってるパーツを使うしか無いのでボリュームポットは500k、トーンポットは250kと変則的な仕様になりました。コンデンサはバークレイの時に買って余ってる0.22μfのフィルムコンデンサにします。

で、今回の(見た目の)目玉は、ストラト用の舟型ジャックプレートです!アコギにこんなの付けてるバカはまずいません。これだけ手持ちが無かったのでわざわざ中古パーツを買いました(笑)



ギターの10倍くらいの値段がしましたよ!

なお、配線材は適当な電気工事用みたいなものです。ええ、ビザールですから。

塗装終了

2014-09-03 19:47:57 | Rogueアコギ
以前の記事で、面倒なので終わりにしようかと書いた塗装ですが、結局その後、またクリアを吹いていました。それでスプレー缶が無くなってしまったので、物理的に終了となりました。

一度2000番までサンディングしていたのですが、1500番以上はあまり違いが分からない感じなので、最後に吹いてからは800→1200と進んでからコンパウンドに行ってしまいました。使ったのはソフト99の自動車用のもので、細目、中細、極細の3本セットのものです。ケミカル臭がすごいです。



とりあえずこんなもんで。
鏡面とは行きませんでしたし、平面が出てないのでイマイチな所は多々あるんですが、ラッカー特有の濡れたようなツヤは出ていると思います。


よく言われることですが、大事なのは下地作りですね。サンディングシーラーの時点で、いかに平面を出しておくかだと痛感します。バックやサイドは元のシーラーが残っていたのでシーラーを省略したのですが、目止めからやり直しても良かったかなと今になって思います。

あと、色味に関して。トップはそこそこ満足ですが、バックやネックは着色層が薄すぎたかなという気がします。ぶっちゃけ、少しぶつけるとすぐ色が剥がれるというか、下地が出ちゃうんですよね。タッチアップを何度もしました。まあ、これは製作環境が良くないのも大いに関係してるんですがね。塗装ブースとか、工房があれば良いんですけどね(笑)


ポジションマーク

2014-09-02 18:14:46 | Rogueアコギ
先に謝っておきますが、今回は思いっきり邪道な加工です。すんません。

Rogueギターはクラシックギター的な仕様のため、ポジションマークがないんですね。サイドにはあるんで、まあ弾けるんですけど、見づらい。

しかも、このギター使うならスライドだろ!と、自分が弾くわけでもないのに勝手に思い込んでるので、ポジションマークはあるに越したことはない。じゃあ付けようじゃないかと。

本来なら、指板を掘ってアバロンなり、クレイドットなり埋め込むわけですが、そんな面倒なことできません。

最近はそれ用のシールも売ってるので、それでもええか、と思っていたのですが、結構高いんですよね。700円とかさ。馬鹿言っちゃいけない。こちとら50円のギターですよ。たかだかポジションマークに10倍以上の値段がかけられるかと。

ってことで、文房具のタックシールでええか、と思って購入までしたのですが、自分用ならともかく、人に譲るのにそれもないだろうと思い直しました。じゃあ、塗ってしまえと。どうせ指板は黒く塗装したよく分からない木です。リッケンバッカーみたいに、上からクリアかけてもいいしー、と安易な考えで。



こんな感じで、白いスプレーを吹きます。丸いシールは、文房具のパンチ穴を補強するやつです。スプレーはダイソーで買いました。ギターの倍の値段ですが仕方ありません。

が。

これがあまり上手くいかない。指板はサンディングしていたんですが、綺麗には乗らないで吸ってしまうんですね。やり直す気力も無いので、その上からプライマーを吹いて、また白を吹きました。効果があるのかよく分からなかったのですが、後戻りも出来ないので何度か吹いて終了。



うーむ。イマイチです。
はみ出してたり。しかし、全部落とす気力も無いので、チマチマ修正したのですが。とりあえずこれで勘弁してください(´Д` )