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久しぶりにプレベを引っ張り出してきました。二年くらい納戸に入れっぱなしになっていたので、ちょっと状態を確認しようかと思い。
もう十ウン年以上前の話ですが、生まれ年のベースが持ちたいと思い探していたのですが、目的の74年製は弾数が少なく、結局20万円代前半という予算内のプレベは片っ端から弾いてみました。
その過程で、年代ごとの違いもさる事ながら、ほぼ同じ年代でも個体差が(これは中古の場合、保管時のコンディションの差もありますが)あることを知りましたし、楽器店によってメンテナンスができているかとか、色々と勉強になりました。
多分、20本くらいは試奏したと思いますが、一本だけ74年製を弾くことができました。凄くアコースティックな音で気に入ったのですが、これがバンドで抜ける音か?と考えると、ちょっと難しいんじゃないかと思い、やめたのでした。ウォルナットカラーで、ネックポケットがスカスカだったのを覚えています。
毎日ネットで検索していたら、66年のプレベが格安で出ているのを発見。ただしリフィニッシュ物。とにかく店に電話を入れて抑えてもらい、翌日くらいに吉祥寺まで見に行きました。
店主がひとりでやってる、マンションの一室にある店でしたが、ベースアンプが無く、セイモアダンカンのギターアンプで試奏しました。74年のものと同傾向でアコースティックな音ですが、一回り音が太く、これなら抜けないということは無いだろうと。リフィニッシュの状態はお世辞にも良いとは言えませんが、値段も安いし、即決しました。
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ガリが出ていたので、その後すぐにフジゲンでポットとジャックを替えました。当時は無知だったので、コンデンサもオレンジドロップに替えてしまったはずです。ベースの場合、新しい弦の音は好きではないので、弦はほぼ替えることはありませんので、ピックガードを開ける機会もなく、確認してません。
今回、久しぶりに弾いてみましたが、ベースってこんな弾くの難しかったっけ?と思いました(笑)。そんなレベルです。
でもやはり、いい音ですよ。