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気が向いたら書く

John Mayer / "Slow Dancing in a Barning Room"

2019-10-14 10:23:17 | ギター
このところ、ジョン・メイヤーの"Slow Dancing in a Barning Room"の練習をしています。オリジナルは2002年のアルバム"Continuum"に収録。ですが、このアルバムは持ってません。



メイヤーのギタリストとしての評判が上がっていったのが、ちょうどこの頃だった気がします。個人的には、2005年のトリオのライブ盤を聴いて、ちょっと上手すぎるというか、ギリギリまで攻めてブチ切れる感じが少ないので、あまり好みではなかったんですよね。ウォーレン・ヘインズにも共通する感覚があるんですが。あ、ウォーレンは好きです。ルックスのせいか?(笑)

閑話休題。
同曲のライブ映像を観ると、だいたいメイヤーによるインプロヴィゼーションから、印象的なイントロになだれ込む感じです。イントロに入ると、観客も「来た!」って盛り上がりますね(笑)。

一般的にもそうですが、ギタリスト的にもかなりの人気曲みたいです。確かに、根っこにブルースがあるギタリストにとっては、音にしてもフレーズにしても、ギターの美味しいところが詰まってる曲です。

ということで、弾いてみました。

Slow Dancing in a Burning Room

ギターはメヒコストラトでフロントPUです。
Zoom G3のアンプモデルは、Two-Rockです。ゲインは12時くらいですが、結構歪むので、ギターのボリュームを下げます。それでも聴いた感じ、どうもミッドの押し出しが強すぎる感じがするので、キャビネットモデルをオリジナルの2発からマーシャルの4発に変更しました。

あとはスプリングリバーブ。ちょっと残響感が物足りないので、ディレイを足したりしてみたのですが、イントロはともかく、歌伴ではToo muchになるので、結局リバーブのみにしました。
イントロのハモりフレーズは全く同じ設定で、少しギターのボリュームを上げており、後半のソロではボリューム全開です。ボリューム操作でここまで音色がコントロールできるのは便利ですね。
ライブだと、メイヤーはたぶんTS系のペダルを踏んでるような気がします。

今回、ジョン・メイヤーのことを検索したら、過去に交際した女性関係をインタビューでペラペラ喋るなど、相当おバカさんなようです(笑)。歌もギターも上手くて、ルックスも良いのに残念な感じですねw
こんな写真もありました(笑)


BOSS ME-20 その3

2019-10-06 20:17:11 | エフェクター
まさかのその3(笑)

とにかく手軽に使える古マルチ、ME-20です。
BOSSはもうMEシリーズ作らないんですかね?
GT-1のサイズ感は良いけど、使い方が難しそうなんですよね。解説本が出版されてる時点で引いちゃいます(笑)

さて、そんなわけでME-20です。
現在練習しているジミの"ウォッチタワー"では歪みをDS(ディストーション)で掛けっぱなしでやっています。これは当然のことながらDS-1系の歪なんですが、ギターのボリュームへの反応が良く、絞った時のクランチも分離感があるので、ストラトでジャカジャカやるには良い感じです。アンプライク、とまでは行かないですから、ボリューム絞り過ぎるとペラペラになってしまい、コントロールはそれなりにシビアですけどね。

手持ちのKeeley Mod DS-1と比べてみましたが、ボリュームへの反応は遜色なしですが、keeleyの方が早く歪みが減少します。本来はもっとハイゲインで使うのを想定しているからかな?
音色はKeeleyの方がスッキリしていて、雑味が少ない感じ。ME-20からヘッドフォンでモニターする分には、ME-20のDSの方が馴染みが良いです。ノイズが少なく、バンドで抜けるのはkeeleyの方でしょうけど、単純に音色だけなら、ぼくはME-20の方が好みです。
トーンの効きは比較してません。ME-20では独立したイコライザーがあるので、あまり意味がないんで。

バッキングはギターのボリュームを7くらい、ソロで10に上げる感じで弾くのですが、リードトーンがもう一つ物足りない気が。
ME-20のSolo(ブースト)スイッチオンでも良いんですが、これはやや広い帯域でミッドブーストしてる感じで、全体的にハリが出る感じです。もう少し音色変化が欲しいかな、ということで、前段にブースト用ペダルを足します。

ブースト用ペダルによって、当然音は変わるので、歪みペダルをあれこれ出して試すのですが、やはり安定感があるのがTS系です。MooerのGreenmileですが、ギターソロに相応しい中域と、適度なTS色を足してくれます。完全に狙っている音があるならともかく、TSでのブーストは「あ、これでいいか」という納得感がありますね(笑)

とはいえ、BOSSにはBOSSを、という気もあるので、BD-2も試してみます。OS-2は娘に貸してるんで(笑)。

BD-2は、TS系やOD系に比べるとミドルが出ないペダルですので、少し癖のあるブースターになります。DSにプラスすると、あからさまにミッドが上がるのではなく、全体的に太くなりつつ、歪み方が若干複雑になると言うか、どこかフィルターがかかったような音になります。これはこれで、個人的には良い音で、ちょっとある方面で求めていた音に近い音が出たので、もう少し研究してみます。



とりあえずBD-2→ME-20の並びで弾いてみました。BD-2はゲイン0のブースター設定では無く、若干ゲインを上げています。単体でBD-2を踏んだ時、ギターのボリュームを絞れば、軽いクランチトーンとして使えます。今回は使いませんが。

All along the watchtower

イントロ部でのソロはDSのみでギターのボリュームフル、2回目のソロはブースターでBD-2を踏んでいます。ボリューム奏法の部分でディレイをオン。さらにワウをオンする感じです。モジュレーションは使ってません。

なんか普通に練習する分にはエフェクターは結構これで充分かな?って気がします。あまり複雑なことをする技量もないし、凝りだすとキリがないし。そもそも、なんせバカ耳なんでw

Jimi Hendrix / "All Along The Watchtower"

2019-10-01 18:35:09 | 音楽
最近、ジミの"All along the watchtower"にハマっています。原曲はもちろんボブ・ディランですが、ジミのバージョンが有名で、ディランもこの曲の権利の半分はジミにある、みたいなことを言ってます。それも頷けるほど、ジミのバージョンはスリリングで、かっこいいです。



"Electric Ladyland"に収録されているのですが、最後から2曲め。最後の曲が"Voodoo Child(Slight Return)なので、その2曲だけ延々リピートしています(笑)

ディランの邦題は「見張塔からずっと」ですが、ジミの方は「ウォッチタワー」になってますね。

ディランの歌詞は、色々なところで言及されてますが、旧約聖書にモチーフを得つつ、難解です。登場する道化師や盗人が何を暗喩しているのか?王子とは?裸足の奴隷とは?そもそも見張り塔とは?いずれにせよ、どこかどん詰まり感というか、不安感を煽る詩です。

ジミバージョンで歯切れの良いアコギを弾いてるのはデイブ・メイスンらしいです。ジミのギターソロは、スライドやワウペダルを用いた変化に富んだもので、聴きごたえがあります。ソロそのものがサビのようだと書いてる方がいましたが、言い得て妙ですね。

スライドには指輪を使ったという逸話があるそうですが、真偽のほどはどうなんでしょうね。そういえば高校生の時、友達がそんな話をしてたなあと30年ぶりくらいに思い出しました(笑)

カバーのカバーと言いますか、様々な人がジミバージョンのカバーをしてますが、ぼくはCharのバージョンが好きです。

Char / "All along the watchtower"

原曲からキーを下げてますが、ジミの表現をストレートに継承している気がします。3ピースですしね。やはり歌うし、ギターソロも弾くし、というアプローチがこの曲はカッコいい気がします。

と言いつつ、ジミとCharを参考にしながらギター「だけ」練習をしています(笑)