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気が向いたら書く

目止め〜シーラー

2018-10-31 17:15:02 | Fender Classic 70s Stratocaster
早々に手抜きすることに決定したメヒコストラト、目止めとしてとの粉を塗りました。



との粉を2回、サンディングシーラーを1回塗布しましたが、まだ導管が埋まりません。

との粉はどうもうまいこと出来ません。左官屋さんにはなれなそう。もういいかな?と思ってよく見たら、エッジに近い部分が埋まっていません。

上からもう一度プライマーを吹いて、さらにとの粉、部分的にシーラーといった感じで、なんとか手で触って平らかな?という程度になりました。

下手なレリック?で傷をつけられていた部分はパテを埋めました。

さてここから、ラッカースプレーを吹いていくわけですが、どうなるやら。

塗装はがし続き

2018-10-21 21:01:12 | Fender Classic 70s Stratocaster
メヒコストラトの続き。
トップとバックの塗装はがしにも着手しました。

サンドペーパーでバックの塗装を剥いでいると、何かおかしい。場所によって、出てくる下地が違います。全面を剥がしていくと、上半分は木部まで剥がしてありますが、下半分は塗装が残っています。途中で嫌になったんでしょうかね。

トップは一応、全部木部まで達していました。



しかし、下処理をしないでいきなり白い塗料を塗っているようです。もしかしたら刷毛塗りしたのかな。その上、レリックのつもりなのか、色々な方向でボディに傷がついているので、それを全て消すとなると相当な時間がかかりそうです。

ネックの塗装との色味を合わせるのも困難ですし、もうナチュラル塗装は諦めて、この上から塗装してしまおうかと思います。

との粉で目止めしてからプライマー、白のラッカーで塗装って感じでしょうかね。

塗装はがしに着手

2018-10-18 19:11:21 | Fender Classic 70s Stratocaster
酷い素人塗装がなされているフェンダーメヒコ 70sストラト。いよいよ塗装を剥がしていきます。

前オーナーは、トップとバックのポリ塗装のみはがし、サイドとコンター部分は元の塗装の上からラッカーを、吹いたようです。更に、レリックのつもりだったのか、塗装が乾かぬ内に、おそらくバーナーなどで炙り、表面を泡立たせています。更にトップには傷をつけてしまっています。こんなことやるなら、なんでトップとバックの塗装剥いじゃったのかなあ。元の塗装を残しておいてくれれば、割と楽な仕事だったんですが。

とりあえず、サイドは元の塗装から剥がしてみようとアイロンを当ててみました。が、これが強固な塗装でビクともしません。たぶん、前オーナーはトップとバックの塗装をサンダーなどで落としたのでしょう。塗装を剥いだ部分と残っている部分の境目も滑らかになっています。つまり、スクレイパーも入れづらい。

早々にアイロン作戦は諦めて、まずはサイドの塗装をサンドペーパーで落としてみます。下処理をちゃんとしてないので、すぐ落ちるだろうと。



30分ほどで、外周とコンター部のホワイトをあらかた落とすことができました。トップとバックもこの状態にしておいてくれれば楽だったのに…。

さて、これからですが。
理想としては、残った元のクリア塗装を剥がし、トップとバックも剥がし、目止めをやり直し、全体を塗装し直すということになります。ただねえ、ボディに付けられた傷を考慮するとナチュラル塗装は難しいですよね。潰し塗装なら、効率優先でサイドのポリ塗装残してもいいか、とも思います。精神衛生上はアレですけど、たぶん音には大して影響無いと思いますんで。
ま、トップとバックの処理をしながら考えます。

F-Keyペグのグリスアップ

2018-10-15 18:11:14 | Fender Classic 70s Stratocaster
分解が進むFenderメヒコ、F-Keyペグを分解清掃し、グリスアップします。

シャーラー製の現行F-Keyは割とシンプルな作りです。


鋳型のギアボックスにペグキー、ペグポストを銅製のプレートで留めてある、という構造で、それにFマークのカバーがつくわけです。
分解するとこんな感じ。



プレートをマイナスドライバーでこじると分解できます。慣れれば楽勝。

仕組みとしては、良くある亀ペグと大差ないですが、さすがにドイツ製、ギアの精度が高いです。
しかし、この中のグリスが既に固くなっていて、動きが悪くなっているということですので、全てのパーツをパーツクリーナーや歯ブラシ、綿棒などを使って綺麗にします。その後、モリブデングリスを塗りたくって再組み込み。動きの悪いペグだけにしようかと思ったのですが、結局全部バラしてやり直しました。



再度、取り付けて終了。
しばらくはスムーズに動くでしょう。

70s ストラトを分解

2018-10-14 21:10:58 | Fender Classic 70s Stratocaster
いよいよフェンダーメヒコストラトをバラしていきます。



まずはサクッとネックを外します。
ボディにもネジが効いちゃってますね。これはおいおい修正したいところ。
ネックの裏にはバーコードがありますが、このナンバーと、シリアルナンバーは一致してません。

ボディ側には変なところにシムが貼ってあります。マイクロティルトは完全に引っ込んでいるし、ネック角がデフォルトでは少しおかしい個体なんでしょうか。



マイクロティルトのこの丸いやつ、顔みたいですよね。マヌケで好きです(笑)
向かって左目(のネジ山)が潰れているので、一度外されたようです。塗装時ですかね。



アッセンブリーはこんな感じ。
整然とは言い難いですが、ちゃんと音が出てるプロの仕事(笑)
コンデンサはフィルムの可もなく不可もなく、って感じのもの。別にこれでもいいっちゃいいんですけど、セラミックに換えたいです。配線材も換える予定。

ま、ともかくはボディの塗装をなんとかしないといけませんね。

Wilkinson WV6SB 取り付け後

2018-10-11 18:44:23 | Fernandes ストラト
ウィルキンソンのトレモロを取り付け後、オクターブ調整をしました。もう少し後ろにトレモロを設置すべきだったのか、6弦はサドルを限界まで下げてようやく妥協できる程度になってしまいました。3弦は大丈夫なんですけど。まあ、6弦のハイフレットなんてまず使わないんで、別に良いんです。



さて、音を鳴らすと、やはり生音の段階で響きが違います。クリスピーというか、シャラーンという金属的な響きがあります。アンプに通すと、以前はフローティングにするとモッサリした感じがあったのですが、そんな印象は無くなりました。これは効果絶大です。ただ、若干ですが音が華奢というか、細くなった印象もあります。個人的には嫌いではないですが。

いずれにしても、このトレモロユニットは気に入りました。今回は2点支持からの換装だったので大変でしたが、普通の6点支持ユニットなら換装も簡単なはずです。費用対効果はかなり高いと思います。ピックアップを交換するより、まず先に手を付けても良いのではないかと。アームは差し込むだけで位置も決まるし、ユニットの動きも滑らかです。スクワイア用にもう一個買おうかな、とか思っています。

せっかくなので、ストラト3本を取っ替え引っ替えして弾き比べてみると、フェンダーメヒコが一番モッサリしている…。音は一番太いんですけどね。イナーシャブロックをスチールにすればいい感じになるかも。そろそろフェンダーをバラしますかねw

Wilkinson トレモロの取り付け

2018-10-08 20:38:42 | Fernandes ストラト
フェルのストラトです。
フェンダーを手に入れたのでモチベーションがダダ下がり、しばらく放置してました。

やっとねじパテを手に入れたので、穴埋めをして、新たに穴を開け直します。



削ったヒノキの丸棒を接着し、ボディとツライチになるように薄刃のノコギリで切り落としたあと、ナイフで整えました。
その後、穴を6つ、垂直にあけるのですが、これがなかなか難題です。ボール盤とか無いですからね。
とはいえ、このトレモロユニットは、支点となるネジ穴が楕円形になっていて、多少の誤差は吸収してくれます。ということで、例によって現物合わせです。

最初はピンバイスにドリルビットを付けて、手回しで穴を開けようとしたのですが、元のボディ材と、ヒノキで埋めた部分の硬さが違うため、柔らかい方にずれてしまい、即席の治具(L字金具を組み合わせたもの)を使っても垂直に穴を開けるのに失敗しました。結局、爪楊枝で穴埋めして、電動ドリルで開け直すことに。強度が心配な場所ではありますが、たぶん大丈夫でしょう。



とりあえず弦を張ると、弦落ちなどはしていません。今までハードスプリングを3本張っていましたが、アームを使いたいのでひたまずスプリング2本にします。
適当にチューニングしてみると、生音の段階で金属的な響きが付加されている気がします。あとはオクターブチューニングがキチンと合うかですね…。