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気が向いたら書く

Blackstar FLY3 Bluetooth

2022-02-13 12:22:00 | アンプ
最近、ようやくギター関連の物欲が復活してきました。
人差し指が思うように使えなくなってから、今はもっぱらスライドギター専門になっているのですが、そうなったらそうなったで、曲を成立させるためにルーパーが欲しいとか、ノイズが気になるとか、それこそスライドバーが欲しいとか色々と出てきます。

で、このアンプです。Blackstar FLY3 Bluetooth、電池式ギターアンプで、Bluetoothスピーカーにもなります。




音源に合わせて練習やコピーをする時に、Bluetoothでスマホを繋げるだけなので、非常に楽です。これが目的で買ったので満足です。

肝心の音も、これで充分じゃないか?という気がします。素直なクリーントーンが出てくれるので、エフェクターを前段に入れればどうにでもなりますし、単体でも悪くない歪みで、もちろんボリューム操作でコントロールできます。また、ディレイが内蔵されているので、エコーとして使うと適度な奥行きと太さも加味できる。ヘッドホンアウトも良い音です。普通に録音とかに使えるんじゃないでしょうか。

テスト音源です。



ギターはストラトで直結です。スマホのマイクでモニターもせずに録音してます。
ODスイッチでゲインを上げて、ショートディレイを掛けています。EQは真ん中くらい。ミニアンプはいなたい感じが出るので、ブルースには合ってる気がします。

Bluetoothスピーカーとしては、音量調整機能もなく、ただ増幅するだけですが、スマホのスピーカーよりはかなり良いです。

電池式アンプの大先輩であるPignoseも持ってますが、比較すると凄い進化だなあと感心します。ただ、ピグノーズはピグノーズの良さがあって、一概に新しいものが良いと言えないのが、また面白いところですね。


Fender Pro Junior III

2017-08-28 18:42:53 | アンプ
リサイクルショップに行ったところ、フェンダーの小さなチューブアンプを発見。ブルースジュニアかと思いましたが、一回り小さな10インチ一発、1Vol,1toneの漢のアンプ、プロジュニアでした。パワー管にEL84を使用した、HotRodシリーズの末弟と言うべきアンプです。ジェフ・ベックもリハで愛用してたとか。

さて、問題はその価格でして、信じられないほど安価なタグが付いていました。そうですね、ブティック系じゃない国内メーカーの歪みエフェクターくらいの値段ってところですかね。

どうやらもう一台あったフェンジャパのアンプ(それもチューブアンプですが、歪みはダイオードクリップのモデル)とタグを付け間違えているような。

試奏もせず、ダメもとでレジに持って行ってみると、無事にその値段で買えました。さすがリサイクルショップクオリティ笑。念願のFender製フルチューブアンプが激安で手に入りました。メキシコ製ですけど。



帰宅して、音を出してみましたがちゃんと鳴りました笑。一安心です。
とはいえ、家庭で鳴らすには音量がデカすぎますね。分かってましたけど。アメリカ人には手頃な家庭用アンプなのかもしれませんが、狭い日本では結局のところ小音量のクリーントーンしか出せないので、なんだかなあという感じです。でもいいんです、カッコいいし。

YouTube で検索するとカッコいいクランチサウンドがたくさん出てくるのですが、その中でもいい音だと思ったのはコレ。

Tom Weber Plays a 1956 Gibson Les Paul Junior Through a Fender Pro Junior

Tom Weberというヴァンヘイレンやナインインチネイルズのギターテックが、ヴィンテージのLes Paul Jrを突っ込んで素晴らしい音を出してます。部屋鳴りのナチュラルリバーブも効いてますね。

こんな音、出したら気持ちいいでしょうね。

Yamaha F-20Bとバークレイストラト

2016-12-30 21:37:29 | アンプ
昨日、久しぶりにアンプで音出ししたら楽しかったので、今日はヤマハのベースアンプ、F-20Bとバークレイのストラトの組み合わせで弾いてみました。なぜかと言えば、最近はセミアコが気になってるからです。



このストラトはハムバッカーでも音が軽く、弁当箱ザグリなので、ちょっとセミアコっぽいかなと。

また、このベースアンプが良いのです。ベースアンプなので歪みもリバーブも無いのですが、ちょっとコーラスがかかったような音がします。トーンがトレブル、ハイミッド、ローミッド、ベースのアクティブイコライザになってるのですが、ローミッドを弄るとアンプの箱鳴りの感じを調整できます。

バークレイとF-20B

なんかとても良いです、このアンプ。ベースでなく、もっぱらギター繋いでます。BossのBD-2をかませばフェンダーライクにも楽しめますよ。

Behringer Vintager AC108

2016-01-13 20:50:27 | アンプ
またかよと思われるでしょうが、また安プリチューブアンプを買ってしまいました。ベリンガーです。



Guyatone Tube Model 10Rが、実質ワンボリュームでほとんど歪まないし、内蔵のオーバードライブは好きな音ではないので、エフェクターをつないで楽しんでいたのですが、もうちょっとアンプで歪まないのかと。

で、グヤトーンを手に入れる時も候補に挙がっていたこのアンプが、安価で出品されていたのでつい…。

届いて早速、ストラトをつないで弾いてみると、うーむ、思ったより歪みません(´Д` )。動画などではもう少し歪んでるんだけどな。

と思ったら、Gainスイッチというのがあり、それをオンにしたらザラついた歪みが得られました。これも純粋にブーストしてるだけではなく、なんらか回路的な歪みが乗ってるのかもしれませんが、なかなか好みの音です。歪みの粒は細かくもなく、粗すぎず。それほどコンプレッションしない自然なオーバードライブです。スピーカーがグヤトーンより一回り大きい8インチになったことで、低音にも余裕があります。

コントロールはゲインとマスターボリューム、トーンがHighとBassのみ。あとは先述のGainスイッチと、トーン部にShiftスイッチというのがあり、これをオンにするとハイ上がりというか、低音が削られた音になります。グライコの山が高い周波数側に移動する感じです。

あとはセンドリターンはおろか、リバーブもありません。全部のっけのグヤトーンとは正反対ですが、基本性能のみに絞った設計理念は好感が持てます。音も、ギターの素の音が出る感じで、素直ですが味気ない音という訳ではありません。

試しにちょっと録音してみました。といっても、例によってiPhone 内蔵マイクですが…。

AC108 テスト Stormy Monday

アンプの設定はゲインスイッチオンで、ゲインは12時、トーンのShiftスイッチをオンにして、トラブルとベースいずれも最大、マスターは適当に。

バッキングは黒いストラトのフロントセンターのハーフトーン。ギターのボリュームを6くらいに絞ってます。

リードは同じストラトのセンターリアのハーフトーン(フェイズアウト)で、ギター側のトーンをウーマントーンにしています。

このストラト、やはりトレブルが出てない感じがします。ポット交換するかなあ。

Fender Ramparte を試す

2015-07-11 10:14:55 | アンプ
都会に飲みに行ったついでに、楽器屋に寄りました。そこで見つけたのが、こちら。



Fenderのポーンショップシリーズ、Ramperteというアンプです。見た目がとにかく素敵です。キャビネットの薄い色の部分は、模様が織られた布張りで、まるで古い調度品のよう。

カッコええなあ、なんて見てたら、店員のお姉さんが「試奏しますか?」と勧めてきたので、弾いてみました。

このアンプ、9ワットのフルチューブです。自宅では辛い音量だろうな、と思いつつ、ノブが2つあるのでマスター絞れば何とかなるかな?などと考えながら(買わないのに)待っていました。

でも、店員さんの説明を聞いたら、ワンボリュームが2系統とのこと。確かにインプットも2つあります。フェンダーは2チャンネルのアンプが多いけど、随分思い切った仕様な気がします。

クリーンなCoolチャンネルと、よりパワフルなHotチャンネルになっています。まずはCoolから弾いてみると、暖かみのあるクリーントーンです。フルテンでクランチまで行くのかもしれませんが、そこまでボリュームを上げず、Hotに差し替えてみました。

Hotチャンネルは、いきなり中音域がブーストされたような音質になってしまい、しかもそれほど歪みません。うーん、これは全く期待外れというか。

その後、店員さんが気をきかせてクリーンブースターをつないでくれたので、ブースターのボリュームを絞り、アンプをフルテンにしてみましたが、印象は変わりませんでした。これなら、1vol,1toneにすれば良かったのになあと。

ちょっと中途半端な感じでした。

Guyatone Tube Model 10R

2015-06-28 16:31:13 | アンプ
フェンダーチャンプ欲しい、バッドキャット欲しいと言いつつも、現実的にはフルチューブアンプを鳴らせる環境では無く、そもそもそんな財力も無いのです。

ということで、古いグヤトーンのプリチューブアンプです。言っておきますが、パープルエクスプレスの世代じゃないですよ(笑)



このアンプ、情報が殆ど無いんですが、小型でプリチューブでスプリングリバーブ付きと、なかなか珍しいスペックです。BOSSのエフェクターを中古で買うより安い金額だったので落札してしまいました。


届いてさっそく音出ししてみましたが、うーん、どうなんでしょう。クリーントーンは良いのですが、小さな音で使う分には、真空管の恩恵がよく分かりません…。

コントロールはゲインとマスターボリューム、トーンコントロールなんですが、プレゼンスがあるのがマーシャルを意識しているんでしょうかね。それからオーバードライブスイッチです。
実は、このスイッチを押さないとゲインが効かない構造のようです。おかげで最初は壊れてるのかと思いました。

要するに、ワンボリュームのクリーンなアンプに、ワンノブの歪みエフェクターが内蔵されたような構造になってます。

オーバードライブスイッチを押さないと、ボリュームをフルテンにしても、クランチ程度の歪みも得られません。スイッチを押すと、ゲイン最小でも音量が上がり、その音量差がありすぎる感じです。演奏の途中で切り替える、という使い方は想定しておらず、あくまで練習用アンプですね。

歪みはエフェクターなので、それなりに深い歪みは得られますが、それほど良い音とは思いません。ギターにもよりますが、ゲインはあまり上げず、音にハリを出す感じの使い方にとどめるのが良さそうです。その使い方ではシングルコイルだと良いのですが、ハムバッカーでは歪みすぎます。

それにしても、この構造って前に試奏したIbanezのTSA5に似てますね。あっちはフルチューブアンプにチューブスクリーマー回路が搭載されていて、使い勝手も洗練されてますけど、コンセプトとしては似通っています。歪み部分の回路が良ければ、化けるかもしれません。

あとこのアンプ、現代の安物アンプには無い機能として、スプリングリバーブが搭載されてます。このリバーブ、深く効きますが音質は大して良くないです。年代が近いローランドのCube20のリバーブの方が質は高いと思います。でも、リバーブをフルテンにすると、少し歪んで、深海にいるかのような音になって面白いです。これはアリだと思います。

最後に、サンプル。

http://hibari.nana-music.com/wp/0081cb69/

ギターはフェンジャパのテレキャスターで、リアPUのみ。アンプのトーンは全てフルテンで、ゲインは2程度。アルペジオはリバーブ2くらいで指弾き、被せてあるソロ的なのはウーマントーンにしてリバーブを全開です。

なんか分かりづらいですかね…。





チューブアンプ欲しい

2015-06-09 20:59:39 | アンプ
真空管ギターアンプが欲しいのです。

いや、前に記事にしてますが、現状でアンプは3つもあるんですけどね。ピグノーズと、ローランドのCube20、それにヤマハのベースアンプF-20Bです。それぞれ結構いい音で、家で弾くには十分なんですよ。そもそも、アンプで音出すこと自体、週に一回あるかないかだし。

が、やはりチューブアンプは憧れといいますかね(笑)。単純に欲しいだけですね。

マルチについてるモデリングアンプをアンプで音出ししてみたりもしたんですが、なんかイマイチというか。

ぼくが使ってるマルチはZOOMのG3というやつなんですが、それには色々な種類の有名なアンプがモデリングされてるんですね。ヘッドホンでモニターしてる分には本当に良い音で、録音したのを聴くと、これで十分だなあとか思うんです。

でも、それがアンプから出てくるとなんか違うな?と。多分、脳みそが理解できないんでしょうね(笑)。このアンプからこの音がする筈が無い!みたいな。

あと、モデリングだとどうも音が良すぎて上手くなった気がしてしまうのも、練習には向かないです。プリセットで、ある程度完成した音が出てきてしまうし、なんか負けてくれる感じがあるんですよね。

負けてくれないと言えばチューブアンプでしょ。前に試奏したBadCat欲しいなあ。5wのやつでいいから。



銀パネチャンプも渋くていいなあ。歪まないのかもしれないけど。




そんな負けてくれないチューブアンプで練習すれば、少しは上達するかな、とか考えてます。考える暇があったら弾けって感じですけどね(笑)

Roland Cube20

2015-03-10 16:22:20 | アンプ
またまたアンプの話。

持ってるけど最近使っていなかった、ローランドのCube20です。



以前、オークションで「オーバードライブチャンネルが壊れています」ということで、ジャンク扱いのものを落札しました。
なので、ノーマル(クリーン)チャンネルにBD-2を噛ませて使ったりしてたのですが、ふと、オーバードライブチャンネルって、どの程度歪むのかな?と疑問に思ったので試してみました。

オーバードライブチャンネルにギターを繋ぐと、ノイジーではありますが普通に使えます。あ、ノイズはストラトのせいかも。各ポットにガリが出ているのですが、ピグノーズの時のようなバツンバツン言うのではなく、普通の?ガリガリ言うやつです。

ゲインをフルテンにしてみると、おお、結構歪みます。適度なオーバードライブです。ちなみにマスターボリュームは1~2の間くらい。フルテンにしたら苦情が来るレベルで鳴りそうです。

このオーバードライブって、カラーがピグノーズと似てる気がします。要はトランジスタの歪みなんでしょうけど、ギターのボリューム絞ればクリーンにもなるし、中々良い音だと思います。

先日のMotherless Childrenにかぶせてみました。

http://hibari.nana-music.com/wp/0053f5b0/

ピグノーズよりハイが出てるので、腰高な印象です。トーンはHigh 10,Mid 5,Bass2くらいだったと思いますが。

このアンプ、ジョー・ウォルシュが愛用してたなんて話もありますが、ピグノーズ同様に工夫次第でレコーディングに耐え得るポテンシャルがあるんでしょうね。

手にして数年経ちますが、初めて歪んだ音を聴いてなんか愛着が湧いてきました(笑)。分解清掃したらノイズが減るかな? でも音も鳴らなくなりそうだから、怖くてできませんがね。

アンプの試奏

2015-03-08 20:16:18 | アンプ
家族で買い物に出掛けた折に、その近辺にあった楽器屋を冷やかしに行きました。最近の練習用のアンプがどんなもんなのか、試してみたかったのです。

試奏したかったのはOrangeのMicro Terrorというプリチューブの超小型アンプヘッドなんですが、ぼくが訪れたS村楽器には置いておらず(というかどこの楽器屋でも見たことが無いんですが)、仕方なく似たようなコンセプトと思われるIbanezのTSA-5というアンプを試してみました。



これは5Wフルチューブアンプに、Ibanezの歪みエフェクターの代名詞とも言えるチューブスクリーマーを組み込んだものです。それがTS-9と大して変わらない値段で売られているのですから、心が動きますよね(笑)

で、シマムーだけにヒストリーのストラトで試してみたところ、悪くないです。というか、良い。練習には充分な実力。

でもTSありきみたいな部分はあります。アンプ部はボリュームとトーンのみのシンプルなコントロールなんですが、フルテンでクランチ程度です。このアンプ部に個性が無いというか、素直っちゃ素直なんですが、普通なんですよね。このアンプのトーン、というものは感じられません。

で、TSスイッチオンすると、中音域にツヤというか、色気が加味される感じです。確かに良い。でもそれって、結局エフェクターの歪みじゃん、って思ってしまうんですよね。TSの効果が分かりやすいようにアンプ自体がチューニングされてるんじゃないかなあ、って気がしました。

ちなみに、アンプ部のみではそこまで爆音って感じじゃありませんが、TSでプッシュしてやると爆音です。弾いてたら店員のお兄さんにボリューム絞られましたw

でもこの店員さん、最初は「初心者のオジさんが来たな」って感じの対応だったんだけど、音出して会話したら、途中から明らかに楽しみだしてました(笑)

でまあ、定番の「検討します」で店を出ようとしたんですが、隣にBadCatがあったんですよ。15Wのなんですが。

さっきの店員さんに「BadCat、ボニー・レイットが使ってて、凄えいい音なんだよねえ」って言ったら、「え、マジですか?それ自分としてはかなりポイント高いですよ」とか言い出して。「せっかくなんで、音出してみますか?」と、快く試奏させてくれました。



このBad Catは中国製なんですが、アメリカ製を弾いたことないので、普通に「おー、いい音だ!」と感動しました。TSA-5と比べてかなりノイジーですが、音は良いです。ボニー・レイットのアルバムで聴ける、あの感じの音がします。トーンスイッチでキャラクターが変わりますが、どのポジションでもいい音でした。元々のアンプのトーンが良いんでしょうね。やはりトーンに個性があるアンプの方が楽しいですね。

15Wって何かと中途半端なサイズですが、10万円を切る価格を考えるとリーズナブルだと思いました。
まあ、絶対買えませんけどね…(笑)

ストラトとピグノーズ

2015-03-06 15:36:58 | アンプ
最近、調整などしていたストラトとピグノーズアンプ。



この組み合わせといえば、やはりクラプトンの"Motherless Children"ですね。←そうか?

本当にフルテンにすればあんな音が出るんかいな?

ということで、平日休みを利用して一瞬ですがフルテンで弾いてみました(笑)

結論から言うと、自分のギターではまんまあの音にはなりませんでした。ピグノーズは低音よりのアンプなので、CDのような音にするには、かなり低音を削る必要があるようです。

歪みは、弾いてる時は足りないかな?って思ったけど、録音したのを聴くと結構歪んでますね。

http://hibari.nana-music.com/wp/00523c11/

まあ、音の確認なんでプレイには目を瞑ってくださいな…。