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気が向いたら書く

ハイパスフィルター 、スムーズテーパー、トレブルブリードサーキット

2018-07-28 19:30:16 | ギター
フェルナンデスのストラトの記事を書いてから、久しぶりにシルエットをアンプに繋いで弾きました。といってもピグノーズですけど(笑)

で、ですね。やはりボリュームが使いづらいです。人によっては使えたもんじゃない、というレベルです。ボリューム7くらいまで絞るとハイ落ちしまくります。

これは、1MΩのポットを使っているからだと思うのですが、なぜそうしたかと言えば、センターのシングルコイルのハイが物足りなかったからです。しかし、思ったほどには効果はなかったし、これなら500kΩにするべきなのは分かっているのですが、1MΩポットも、歪ませた時の攻撃的なトーンの要因じゃないかとも思えます。

それなら、ということで試したいのがハイパスフィルター というかスムーズテーパーボリュームです。ボリュームポットにコンデンサと抵抗を追加して、ハイ落ちを防ぎつつ自然な減衰を狙うわけですが、これもコンデンサの値とか抵抗の値とか、コンデンサと抵抗を並列につなぐのがいいとか直列がいいとか、色々あるみたいです。

現行のFender professionalシリーズには「トレブルブリードサーキット」と銘打って、ハイパスフィルターが組み込まれていますが、これはシングルコイルの場合、20kΩの抵抗を直列に、150kΩの抵抗を並列につないでるようです。色々試して、その設定になったんでしょうね。(裏を返せば、フェンダーのV-modピックアップもトレブルが物足りないってことか?)


いとしのソニックグレイ。


それはともかく、ぼくも過去に、ハイが足りなくて何度かハイパス用にコンデンサを入れてますが、抵抗を入れたことは無いんですよね。あまり必要性を感じなかったので。でも、今回はどちらかと言えばスムーズテーパーが目的ですから、抵抗を入れます。ちょっとジャンク箱を漁って、適当な抵抗を探してみます(笑)

隠れた名機か? Ibanez TM5

2018-07-26 20:11:55 | エフェクター
以前ジャンクで買ったIbanezのゴ◯ブリエフェクター、TM5(ThrashMetal)ですが、結構よく使っています。使ってるうちにスイッチの接触も比較的改善したし、ガリも減ったような。

スラッシュメタル目的ではないので、その方面の使い方は分からないんですが、ボリュームに追従するディストーションとしてはかなり優秀な気がします。

タイプとしてはマーシャル系なのかと。チューブアンプのブースターとしても良いのかもですが、トランジスタアンプをチューブライクにする役割の方があうのかな。フェンダー系に合わせてマーシャル系の歪みとして使うとか。

ボリューム操作で、かなり歪みをコントロールできるので、掛けっぱなしでもいいと思います。Fuzzほどの振り幅は無いですが、シングルコイルなら薄いクランチ〜ディストーションくらいのコントロールは可能です。



録音してみました。
ギターはフェルナンデスのストラト、アンプはツインリバーブのモデリングにリバーブです。TM5は掛けっぱなし。コントロールは写真の通り。ハイ上がりなペダルなので、トーンは0です。distortionは2時くらいと結構上げてます。

TM5でギター練習

プレイそのものは目を瞑っていただくとして(笑)、最初はフロント側のハーフトーンで、ギターのボリューム4くらい、途中で(28秒くらい)そのままボリュームを最大に上げて、最後はウーマントーンのリアPUに切り替えています(55秒)。

このギターは普通のストラトと違って、センターがトーンスルー、フロントとリアにトーンが効くようにしてますが、リアのトーンを絞るとハムバッカー的な太さが出せるので、そこに向かって段階的に聴覚上の歪みを増していく感じです。操作自体はボリュームを上げる、PUを切り替える、だけなので楽ですね。

irig(パチもん)を通すとコンプが掛かって録音されるので、少しスポイルされてますが、実際にはもっと分かりやすいです。

クランチの音も自然だし、かなり良いペダルだと思うんですけど、後継機は無いんですかね?ま、スラッシュメタル用途としては失敗作っぽいもんなあ…。

※追記

その後、全く同じセッティングでレスポールでも録音してみました。

TM5 レスポール

ギブソンのLPスタジオで、フロントP-94〜ミックス〜リアduncan59と切り替えています。フロントはボリューム3〜4くらい、リアはボリューム8くらいかな。
いや、やっぱりいいペダルだと思いますよコレ。

ストラトをまたいじる計画

2018-07-25 19:36:19 | Fernandes ストラト
もう手はつけない、と宣言していたフェルナンデスのストラトですが、やっぱりいじろうかと妄想しています。もう病気ですね(笑)



懸案はやはりトレモロユニット。そんなに使う訳じゃないんだけど、たまに揺らしたくはなるんですよね。でも、このギターのトレモロユニットは、イナーシャブロックが軽い(たぶんアルミ製?)のと、ボディやネックとの相性で、フローティングにするとイマイチなんです。スタッドを立てない、木ネジ2点留めなのも関係あるかもしれません。音が軽いというか柔いというか。

なので、トレモロユニットの交換をしたいなと。ただ、フェルナンデスオリジナルの2点留めユニットなので、他のものと互換性は無いし、となると、穴埋めしてネジ穴を開け直さなければならないと。かなり難易度が高くなります。手をつけるべきか、そこまでやる価値あるか。悩みます。

あとは、電装系。
このギターはフロントとリアにトーンを効かせて、センターはスルーにしています。この配線は中々使いやすいし、リアはトーンを絞るとハムバッカー的な帯域に落ち着くので、気に入っています。対して、フロントはもう少しハイエンドが欲しいし、もうちょっとザラついてくれてもいいんだけど、と感じています。

ピックアップはいかにも安物のフェライトマグネットが裏に貼り付けてあるやつですが、音色自体は不満は無いので、PU交換ではなく、アッセンブリーの変更をしてみます。

考えているのは、まず、トーンのコンデンサをフロントとリアで独立させること。リアのオレンジドロップは気に入っているので、フロントのみセラミックに変更してみるとか。フロントのトーンポットを500kΩに変えてみるとか(これは全体の音に影響しますけど)。あとはハイパスボリュームにするとか。ミニスイッチでハイパスかノーマルか選べるようにするとか。そこまでやると面倒くさいな。ま、色々アイデアはあるんですけどね。あ、ハイパスというか、スムーズテーパーはシルエットに入れたいんだった…。

Epiphone FT30の調整をしてもらう

2018-07-23 19:20:18 | ギター
たまたまお知り合いになることができた、プロのギター製作家の方に、ビビリが気になっていたエピフォンを見てもらいました。

開放でビビるので、ナットの溝が広いのかな?と思っていたので、ナット交換を想定していました。
ですが、診断の結果、部分的にフレットが干渉していると。そして、(表現が適切でないかもしれませんが)ネックがストレートすぎるから、若干順反りにして、干渉しているフレットを少し削れば良かろうとのこと。

このギターは何年か前、ネックの順反りとボディトップの膨らみが進行して、ハイフレットの音程が狂うほどだったのでリペアに出しています。その際にブリッジを削り、ネック調整が行われました。それで弾きやすさはバッチリだったのですが、鳴りが若干、落ちた感じがありました。まあ、そのうち慣れるだろうという程度ですが。

ところが今回、ネックを本当に若干、順反りにすると、その場で鳴り方が変わりました。おっ?と声出したくらい。ミドルが強くなるのか、ストロークした時の音がまとまり、深みが増した印象です。弾いて違和感もないので、ほんの少しの違いだと思うのですが。

その後、フレットも2,3箇所ヤスってもらい、問題ない状態に持っていって貰うことができました。
いや、やはりプロは違うな!という感想です。ストレスフリーで弾けるようになりました。



これでしばらく大丈夫でしょう。そもそも最近あまり弾かないし(笑)。そうだ、弦を張り替えてあげよう。

ストリングリテイナーのスペーサーを自作

2018-07-21 21:52:54 | ギター
以前、フェンダー系ギターのストリングリテイナー(ストリングガイド)の高さを変えた、という記事を書きました。

ストリングリテイナー

要は、リテイナーの高さを上げてテンション感を緩くすると弾きやすかった、ということなんですが(あくまで個人的な好みです。ルーズなのは嫌だという人もいます)、生来の適当な性格のせいで、ネジを適当に緩めるだけ、という処理でおわりになっていました。

まあそれでもいいんですけど、せっかくなんでリテイナーのスペーサーを作ろうかと。
材料はホームセンターで買ってきた直径4mmのアルミパイプです。これを適当な長さに切るわけですが、ペンチなどで切ると潰れてしまいます。



写真の下のパイプが潰れた様子。

なので、金属用のノコギリ(写真上の青いやつ。100均で売ってます)で切ってから、ヤスリで仕上げます。柔らかいのですぐ切れますが、小さいので仕上げが面倒です。好きな高さで、水平になるように削ったら終わりです。

と言いつつ、高さは適当なんですけど。
元々ついてたプラスティック製のスペーサーと比較すると、かなり高いのが分かりますかね。でも3,4弦用よりは低いのかな。

弦の種類(ゲージ、メーカー)でも弾き心地は変わるし、これ、という高さは無いと思うので、弦を張ってみておかしくなきゃいいかという程度です。

今回はテレキャスターのリテイナーだったのですが、弦を張ってみたら特に違和感はありませんでした。まあそんなにコダワリも無いので(笑)

それにしても、スペーサーはせいぜい5mmくらい?
アルミパイプは1mくらいあるので、死ぬまで使いきれませんね(笑)

とりあえず塗装終了

2018-07-20 21:32:06 | K-Garage ミニギター
全然終了じゃないんですが、絵的に変化がなくなるので塗装が終わったことにします(笑)



なんか小汚えなあ…。
ステイン着色してからワトコオイルで仕上げです。

楽器屋でヤイリかなんかでこんな感じのフィニッシュのがあったから、まあいいやと。いや、全然違うんですけどね。

ヘッドは黒のラッカーで塗りました。



ちょっとギブソンぽいですかね。
突き板とかしてないので、導管みえちゃってますけど。まあいいです。

ステップドリルも来ないし、しばらく乾燥期間とします。かなり熱が冷めてるよなあ。

気長にステップ

2018-07-14 22:06:14 | K-Garage ミニギター
ブリッジを貼り付けたミニギターですが、固定に使ったボルトが取れません(笑)。はみ出たタイトボンドでくっついてしまいました。

こういう時は慌てずに対処、、ということで、ボルトをグリグリ気長に動かしていたら、なんとか取れました(笑)。ちょっとブリッジに傷がつきましたが、まあいいです。

気長に、と言えば、ピエゾを載せるのにエンドピンジャックを設置するのですが、リーマーよりもかなり大きな穴を開けなくてはならず、アマゾンでステップドリルを注文しました。



と言っても、中国から配送の700円足らずのものなんですが、注文してからかれこれ三週間くらい経ってますが、まだ届きません。7/2に届く予定だったらしいのですが。まあ、こんなもんなのかな?と、特に問い合わせもせずに待っています。

なんせ配送業者がChina Postですから、怪しさ満載です。追跡システムにナンバー入力しても何も出てこないし。なんか結局ヤスリで拡げてしまいそう。

Lucinda Williams /"West"

2018-07-12 21:21:10 | 音楽
nanaでルシンダ・ウィリアムズを取り上げてる方がいて、久しぶりに聴きました。最後に買ったアルバム"West"から、もう10年以上経ってました(笑)




新譜で買って当時は結構聴きました。ルシンダ・ウィリアムズはその頃ハマってて、アルバムも数枚持ってるんですが、最近はさっぱり聴いてませんでした。

このアルバムではダグ・ペティボーンというギタリストが弾いてるのですが、この人が疑いようもなくニール・ヤングフォロワーなんですね。この時期のライブ映像では、ペティボーン氏がバックを務めてるわけですが、グレッチやレスポールを、たぶんツイード系のアンプに突っ込んで、まんまニール・ヤングみたいな音出してます。

前に記事にしたことありますが、ぼくはニール・ヤングのギターの音は大好きですから、嬉しくなります。一時、ルシンダが「女ニール・ヤング」って言われてた時期がありましたが、この人のギターに依るところが大きかったのではないでしょうか。

ただ、やはりスタジオミュージシャンなんで本家より大人しいと言うか、スケール感が無いのは否めません。どうにも、「はじめの一歩」の伊達と沖田を思い出してしまうと言いますか。←わかりづらい

それはともかく、やってみました。
"Come On"という曲です。凄いヴォーカルの方に頼んで歌ってもらいました。

Lucinda Williams /"Come On"

時間があまり無くて手グセになってますが。
リードギターはレスポールのリアで、マルチのアンプモデルはツイードベースマンです。アンプとリバーブのみですが、ソロでブースター踏んだ方が良かったかな、とも思います。マーシャルの歪みも良いけど、ツイード系の歪みもまた大好きです。

ちなみに本物のライブ映像。

"Come On" Live 2006

ルシンダが太ってて残念w
キース・リチャーズみたいにカッコよかったのに、和田アキ子みたいになってるじゃんよ。

ブリッジ周りの作業

2018-07-11 21:25:08 | K-Garage ミニギター
いい加減、塗装にも飽きたミニギター。
剥がしていたブリッジを接着します。



万力を使うのがセオリーでしょうが、サウンドホールからブリッジまでの長さをカバーするものはそうそう売っていません。なので、ボルトとナットで締め付けて固定します。うまくいくのかなあ。

とにかくサウンドホールが小さいので、作業しづらくて困ります。手袋をすると手が入りません。

あとはピエゾピックアップをサドルの下に設置するため、サドルを削ります。



加工するにはサドルは小さく、手で保持するのは結構大変です。なので、写真のように100均で買ったプレートでサドルを挟み、ボルトとナットで固定します。これで作業性がぐんと上がります。

とはいえ、コの字型にサドルを削るので、精度が出るか心配です。完全に手作業ですので…。

何度目だ

2018-07-08 19:05:05 | K-Garage ミニギター
相変わらず塗っては剥がし、塗っては剥がしの繰り返しです。5回目くらいか?



なんかこんな感じでも良いような気もしてきました(笑)



とはいえ、再度ステインで塗装。
もうこんな感じでいいか。ラッカー吹くのも面倒だから、ワトコオイルで済まそうと思ってます。