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気が向いたら書く

SANSAMP

2015-03-25 17:34:10 | ギター
久しぶりに、昔の機材を引っ張り出してみました。いわゆる無印のサンズアンプです。



"Classic"表記のない、電源アダプタのプラグがミニフォンプラグみたいな初期型のやつです。

ロリー・ギャラガーを聴いた後に、マーシャルっぽい音を出したくなったというのが実状なんですけどね(笑)

久々にいじってみたんですが、こんな難しかったかなあ?という感じです。
かなり根気よく取り組まないと、音作りできませんね。

で、思った以上にピッキングに追従しない。弱く弾いても音量が下がるだけで、あまり歪み量は変わりません。昔はあまりそんなこと、気にならなかったんですけどね。BD-2の方が弾いていて楽しいので、しばらく弾いて、またしまってしまいました。

Tech21のカタログからもディスコンになっているそうです。使い方次第、ではあるのでしょうが、やはり過去の機材ということなんでしょうかね。

見た目は好きなんですけどね(笑)

Rory Gallagher / "Stage Struck"

2015-03-18 20:56:36 | 音楽
最近、ややギタリスト目当てで音楽を聴いてます。本来は、ギター弾きまくり!みたいなのより、歌モノのが好きなんですけどね。今の気分的に。

で、最近聴いて「おっ!」と思ったのがロリー・ギャラガーの「ステージ・ストラック」です。



ロリー・ギャラガーに関しては、昔レンタルで借りたのにダビングし忘れるという痛恨のミスを犯して以来、縁がありませんでした(笑)。今回、たまたまブックオフで見つけて買ってみたのです。

聴いてみると、これ、ハードロックですよ。なんか記憶にあるロリー・ギャラガーと違うなあ、と思いながら、若い頃に聴きたかったなあと思ってもいました。

80年前後のライブアルバムなんですが、この頃はかなりハードな音のようです。アンプもフェンダーから、アンペグやマーシャルにスイッチしていたとか。

でも、和音は潰れてないし、実はそんなハイゲインという訳ではないのかもしれません。

聴いていて、なんかディープパープルみたいな音だな、とか思ってしまいました。と言っても、パープルはほとんど聴いてませんが(笑)。

でも実際に、リッチー・ブラックモアが抜けた後、ロリー・ギャラガーもパープルのギタリスト候補に名前が挙がっていたそうです。加入したのはトミー・ボーリンでしたが、その頃からハードロックな片鱗を見せていたのでしょうかね。

とにかく、聴いていて燃えるギターサウンドです。



メンテしなおし

2015-03-13 20:45:32 | Fernandes ストラト
フレットの仕上げ処理が甘かったフェルのストラトを再度メンテします。ローポジに比べてハイポジの弦高が高いので、ネック調整もやります。



今回は、100均で買ったネイル用のヤスリを使ってみました。これ、硬さが適度でなかなか良いです。使える部分が少ないですけどね。一回で使い捨てな感じです。まあ、普通フレットの擦り合わせなんてあまりやらないですけどね。

ある程度、山をきれいに整えたら、次はスチールウールで磨きます。これも100均で売ってるやつです。でも、これだけではやはり足りないかな?と思い、600番のスポンジヤスリで更にみがきました。

次はネック調整です。前回組み上げる時に、少しトラスロッドを回していたのですが、順反りが進んでいました。でもロッドはいっぱいな感じで、硬いです。

なので、ロッドのネジを一度緩めて外し、グリスを吹いて再度ネジを締めました。さっきより、90度くらい回すとネックが真っ直ぐになりました。一気に90度は回し過ぎかもしれませんが…。

ついでに、画用紙二枚分のシムも入れます。



シムが無い方が音が良いとか言いますが、個人的にはあまり気にしません。音が変わるのは確かなんでしょうが、どっちの音が良いかなんて分かりません。

弦を張って弾いてみると、うーん、まあまあですかね。もっとフレットの磨きをやった方が、弾き心地は良いかもしれません。ネックは今のところ不満は無い感じです。

このギターに関しては、あとはトレモロ周りの調整を詰めるのと、ノイズ処理をやりたいかな。いつになるか、わかりませんが。

Roland Cube20

2015-03-10 16:22:20 | アンプ
またまたアンプの話。

持ってるけど最近使っていなかった、ローランドのCube20です。



以前、オークションで「オーバードライブチャンネルが壊れています」ということで、ジャンク扱いのものを落札しました。
なので、ノーマル(クリーン)チャンネルにBD-2を噛ませて使ったりしてたのですが、ふと、オーバードライブチャンネルって、どの程度歪むのかな?と疑問に思ったので試してみました。

オーバードライブチャンネルにギターを繋ぐと、ノイジーではありますが普通に使えます。あ、ノイズはストラトのせいかも。各ポットにガリが出ているのですが、ピグノーズの時のようなバツンバツン言うのではなく、普通の?ガリガリ言うやつです。

ゲインをフルテンにしてみると、おお、結構歪みます。適度なオーバードライブです。ちなみにマスターボリュームは1~2の間くらい。フルテンにしたら苦情が来るレベルで鳴りそうです。

このオーバードライブって、カラーがピグノーズと似てる気がします。要はトランジスタの歪みなんでしょうけど、ギターのボリューム絞ればクリーンにもなるし、中々良い音だと思います。

先日のMotherless Childrenにかぶせてみました。

http://hibari.nana-music.com/wp/0053f5b0/

ピグノーズよりハイが出てるので、腰高な印象です。トーンはHigh 10,Mid 5,Bass2くらいだったと思いますが。

このアンプ、ジョー・ウォルシュが愛用してたなんて話もありますが、ピグノーズ同様に工夫次第でレコーディングに耐え得るポテンシャルがあるんでしょうね。

手にして数年経ちますが、初めて歪んだ音を聴いてなんか愛着が湧いてきました(笑)。分解清掃したらノイズが減るかな? でも音も鳴らなくなりそうだから、怖くてできませんがね。

アンプの試奏

2015-03-08 20:16:18 | アンプ
家族で買い物に出掛けた折に、その近辺にあった楽器屋を冷やかしに行きました。最近の練習用のアンプがどんなもんなのか、試してみたかったのです。

試奏したかったのはOrangeのMicro Terrorというプリチューブの超小型アンプヘッドなんですが、ぼくが訪れたS村楽器には置いておらず(というかどこの楽器屋でも見たことが無いんですが)、仕方なく似たようなコンセプトと思われるIbanezのTSA-5というアンプを試してみました。



これは5Wフルチューブアンプに、Ibanezの歪みエフェクターの代名詞とも言えるチューブスクリーマーを組み込んだものです。それがTS-9と大して変わらない値段で売られているのですから、心が動きますよね(笑)

で、シマムーだけにヒストリーのストラトで試してみたところ、悪くないです。というか、良い。練習には充分な実力。

でもTSありきみたいな部分はあります。アンプ部はボリュームとトーンのみのシンプルなコントロールなんですが、フルテンでクランチ程度です。このアンプ部に個性が無いというか、素直っちゃ素直なんですが、普通なんですよね。このアンプのトーン、というものは感じられません。

で、TSスイッチオンすると、中音域にツヤというか、色気が加味される感じです。確かに良い。でもそれって、結局エフェクターの歪みじゃん、って思ってしまうんですよね。TSの効果が分かりやすいようにアンプ自体がチューニングされてるんじゃないかなあ、って気がしました。

ちなみに、アンプ部のみではそこまで爆音って感じじゃありませんが、TSでプッシュしてやると爆音です。弾いてたら店員のお兄さんにボリューム絞られましたw

でもこの店員さん、最初は「初心者のオジさんが来たな」って感じの対応だったんだけど、音出して会話したら、途中から明らかに楽しみだしてました(笑)

でまあ、定番の「検討します」で店を出ようとしたんですが、隣にBadCatがあったんですよ。15Wのなんですが。

さっきの店員さんに「BadCat、ボニー・レイットが使ってて、凄えいい音なんだよねえ」って言ったら、「え、マジですか?それ自分としてはかなりポイント高いですよ」とか言い出して。「せっかくなんで、音出してみますか?」と、快く試奏させてくれました。



このBad Catは中国製なんですが、アメリカ製を弾いたことないので、普通に「おー、いい音だ!」と感動しました。TSA-5と比べてかなりノイジーですが、音は良いです。ボニー・レイットのアルバムで聴ける、あの感じの音がします。トーンスイッチでキャラクターが変わりますが、どのポジションでもいい音でした。元々のアンプのトーンが良いんでしょうね。やはりトーンに個性があるアンプの方が楽しいですね。

15Wって何かと中途半端なサイズですが、10万円を切る価格を考えるとリーズナブルだと思いました。
まあ、絶対買えませんけどね…(笑)

ストラトとピグノーズ

2015-03-06 15:36:58 | アンプ
最近、調整などしていたストラトとピグノーズアンプ。



この組み合わせといえば、やはりクラプトンの"Motherless Children"ですね。←そうか?

本当にフルテンにすればあんな音が出るんかいな?

ということで、平日休みを利用して一瞬ですがフルテンで弾いてみました(笑)

結論から言うと、自分のギターではまんまあの音にはなりませんでした。ピグノーズは低音よりのアンプなので、CDのような音にするには、かなり低音を削る必要があるようです。

歪みは、弾いてる時は足りないかな?って思ったけど、録音したのを聴くと結構歪んでますね。

http://hibari.nana-music.com/wp/00523c11/

まあ、音の確認なんでプレイには目を瞑ってくださいな…。