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気が向いたら書く

ブースター取り付け後の音

2016-01-31 16:59:28 | Squier ストラト


改造したスクワイアの音を録音してみました。

スクワイアストラトのテスト

4種類の音を重ねています。アンプはベリンガーAC108で、Gain10 Bass10 Treble10 ゲインスイッチとシフトスイッチはoff、マスターは適当です。アンプの設定は全部同じです。
iPhone マイクでの録音ですが、マイクの場所は同じ位置です。

単音のベースパートはフロントPUでvol10 Tone0 ブースターon。アンプのゲインスイッチがoffですが、ブースターonでクランチ程度に歪みます。

カッティングはセンターPUでvol4 Tone10 ブースターoff。アンプの設定は同じですが、ほぼクリーントーンです。ハイパスコンデンサの効果が出ています。

リードトーンはセンターとリアのミックスしたフェイズアウトトーンで、vol10 Tone0 ブースターonで全開。このポジションでは音量が下がりますが、ブースターでバランスを取ることができます。音質的には、フェイズアウトっぽく無いような。

上のハモりと曲中のオブリを弾いてるパートは、フロントPUでtone10。最初のハモり部のみブースターon、volは適宜調整しています。ブースターoffではいわゆるストラトらしい音です。

まあ、録音しちゃうとそんな多彩でもないかな?って気もするんですが(笑)。
弾いてる分には楽しめるから、いいんです。


追記

曲はあれですね、吉田拓郎の「アジアの片隅で」のパクリっぽい感じです(笑)
YouTube で音源を探したんですが、消されてるみたいですね。素人カバーしか出てきません。以前は、有名な「夜のヒットスタジオ」での演奏とか見ることができたんですが。

拓郎が「狂ったか」と思うほどの衝撃を受けたという、

「ひと晩たてば政治家の首はすげかわり~」

で始まるラディカルな歌詞を書いたのは岡本おさみ氏。残念ながら昨年鬼籍に入られたようです。

改造完了

2016-01-31 11:59:50 | Squier ストラト


さて、改造後のスクワイアです。
改造ポイントは以下の通り。

1)謎のブースターを内蔵
2)ボリュームポットにハイパスフィルターを設置
3)ピックガードの振動を抑えるため埋木

まずブースターですが、これはかなり強力でした。フルテンにしておくと、バイパスの音量とバランスが悪いので、6くらいにしておくと良さそうです。音質も素直で、ミッドが持ち上がってはいるのですが極端ではなく、コンプ感もそれほどでもないので使いやすいです。なにより、ベリンガーのアンプだとゲインスイッチをオフにしていても、ブースターオンで歪ませることができます。これは便利。

他のアンプでもブースターを試してみましたが、トランジスタアンプでは単に音量が上がり、ミッドにイコライズされるだけで、音質的に歪ませているわけでは無いようです。

また、このギターはセンターとリアのハーフトーンがフェイズアウトしていて、そのポジションでは低域が削れて音量も下がるのですが、これにブースターを噛ますとキャラの違うリードトーンを得ることができます。全く意図はしていませんでしたが、この組み合わせは大正解です。

次にハイパスフィルター。
これも効果絶大で、ボリュームを絞れば高音成分が残るので、クリーントーンのカッティングもチャキチャキ言わせられます。
抵抗値の大きなポットへの交換も考えていましたが、必要なさそうです。トレードオフで、「高域が減衰した音」を失った訳ですが、汎用性は現状のほうが高いと思います。抵抗は噛ませていないので、スムーズテーパーにはなっていませんが、特に不便はなさそうです。

最後にザグリへの埋木ですが、これも効果があったのではないかと思っています。生音が、エレキらしくなったというか、まあ普通に近づいたといいますか。なんのこっちゃ、ですけど。
今までは箱っぽい鳴り方をしていて、生音ではリードトーンが気持ちよかったんですが、まあ相応に箱っぽさが減りました。

ということで、珍しく全て思惑通り行ったかなと思います。多分、何の変哲も無いフェンジャパにブースター入れれば、もっといい音がする気もしますが(笑)

欲を言えば、もうちょいジャキジャキするといいのですが、それにはピックアップ交換しか無いのかな?

ブースター取り付け

2016-01-27 18:23:02 | Squier ストラト
さて、改造ポイントはブースター内蔵だけではありません。

シングルコイルらしいチャキチャキした音や、ハーフトーンでもっとキラキラした音を目指し、ボリュームにはハイパスフィルターを仕込んでみます。多少腰高な音になるにせよ、ミッドブースターならばバランスが取れるのではないかと思います。

更に、広大なザグリを何とかできないかと。これは、ボディ鳴り云々ではなく、ピックガードの振動を多少なりとも抑えるのが目的です。ですので、適当なSPF材の端材で対処します。ブースターの電池を収めるスペースも忘れずに。

ブースターの配線は、ネットを検索しながら配線とにらめっこし、なんとか信号の流れが分かりました。スイッチオンでブースター回路を通り、オフだと完全にバイパスされます。

前のオーナーが間違えて配線している箇所を直したり、バッテリースナップの線を継いで長くしたり、なかなか苦労しました。



埋木はとりあえずテープで仮置きです。不具合が無いようでしたら、接着するなり、ネジ止めしてしまうなり考えます。でも、そのままになりそうな気もします(笑)

バッテリーはセンターPUの横あたりに移設しましたが、ブースター回路はボリュームとトーンの下に無理やり収めるしかありませんでした。アウトプットジャックへの線も長すぎて、無理に収めてますが、短く切ったほうが良さそうです。

そのアウトプットジャックも、舟形プレートに付けてみたらキャビティと干渉して設置できないという罠が。ジャックのワッシャとナットを外し、向きを調整してなんとか取り付けることができました。あ、写真でボリュームポットについてる水色のがハイパス用のコンデンサですね。

最後に、ブースター用のポットにノブを取り付けようとすると、入らない。えー、インチサイズかよ?とボヤきつつ、6mmのドリルビットでノブの穴を拡げて装着しました。

ということで、弦を張って完成です。疲れた。

内蔵ブースターを手に入れる

2016-01-24 21:30:41 | Squier ストラト
現在、一番手に取る機会が多いスクワイアのザ・ブラックストラト(笑)ですが、また改造の虫が騒いで来ました。

今までストラト系のギターを何本か弾いてますが、ザグリが弁当箱だろうが、あまり気にしていませんでした。普通の弁当箱ザグリだったら、それほど音に違いが出る訳では無いと思います。というより、他の要因の方が影響が大きいと言うべきか。

しかし、このストラトのパコパコする感じ、そして音の甘さは、やはりでっかいザグリが影響している気がします。ピックガードが振動する面積が大きいから、当然かもしれません。

ピックアップは弦振動を磁力で拾うから、ボディ材とかザグリとか関係無い、という意見もあります。でも程度の問題で、ここまでザグリが大きいとやはり影響があると思います。

そのピックアップも、セラミックでパワーがあるのか、高域成分少なめの太めの音です。カッティングしても、チャキチャキの音にはなりません。悪い音ではないんですけど、振り幅が狭い感じはします。これは、素直な特性を持つベリンガーのアンプを弾いてみて、改めて感じたことです。

そんなことを、考えていたところ、オークションに正体不明の内蔵用ブースター回路が出品されていました。安価だったので入札したら、競合なしで落札しました。今度はこれを仕込むついでに、回路をいじろうかと思います。



現状でこのギター、1ボリューム1トーンで配線しており、一番下のノブはダミーになっています。ここにブースターを配線します。ブースターはスイッチポットになっており、見たところオフにすると回路は完全にバイパスされるようです。

ブースター回路は絶縁のためにゴムのような樹脂で覆われており、どんなパーツが使われてるか分かりません。まあ、パーツ見ても分かりませんが(笑)
多分、80年代から90年代のHR/HM向けのギターに付いてたミッドブースト回路ではないかと想像してるのですが、とにかくギターに付けてみないと分かりませんね。

リッチー・ブラックモアの音

2016-01-17 10:04:24 | ギター
最近、たまたまディープパープルを聴く機会があり、ライブ動画なども見てみました。実はマシンヘッドやベスト盤くらいしか聴いたことがないんですが、"Burn"はジャンルの壁を越える名曲だと思っています。スモーク・オン・ザ・ウォーターやハイウェイスターより好きです。

ということで、第3期パープルのお披露目となったという、1974年のカリフォルニアジャムの動画を見ました。

この時、リッチー・ブラックモアは出演順で主催者側と揉めたせいで怒り、カメラを破壊したり、アンプに火をつけたりしています。このライブはそればかり取り沙汰されるらしいのですが、リッチーのストラトのトーンが素晴らしいです。問答無用なワイルドさ。

Deep Purple/"Mistreated"



スタジオ盤は、ジョン・ロードの音に寄せているせいか、そんなにギターの音が良いとは思わないのですが、ライブの音は素晴らしいです。リッチーは基本的にマーシャルを使っていたようですが、デュアン・オールマンといい、ぼくが魅力を感じるのは結局オールドマーシャルの音なのか?と思ってしまいました。

ちょっと時間があったので、久しぶりにZOOM G3を引っ張り出して、それっぽい音を作って遊んでいました。MS CrunchというアンプモデルにBoosterとTape Echoを合わせました(リッチーはアイワのテープエコーを使っていたそうですね)。ギターはフェルナンデスのストラト、リアPUです。

Mistreatedみたいな感じの

プレイは置いとくとして(笑)、なにかもう一味違う感じがしますが…。歪みすぎなのかな?まあでも、目的を決めて音作りしていくのは楽しかったです(^.^)

Behringer Vintager AC108

2016-01-13 20:50:27 | アンプ
またかよと思われるでしょうが、また安プリチューブアンプを買ってしまいました。ベリンガーです。



Guyatone Tube Model 10Rが、実質ワンボリュームでほとんど歪まないし、内蔵のオーバードライブは好きな音ではないので、エフェクターをつないで楽しんでいたのですが、もうちょっとアンプで歪まないのかと。

で、グヤトーンを手に入れる時も候補に挙がっていたこのアンプが、安価で出品されていたのでつい…。

届いて早速、ストラトをつないで弾いてみると、うーむ、思ったより歪みません(´Д` )。動画などではもう少し歪んでるんだけどな。

と思ったら、Gainスイッチというのがあり、それをオンにしたらザラついた歪みが得られました。これも純粋にブーストしてるだけではなく、なんらか回路的な歪みが乗ってるのかもしれませんが、なかなか好みの音です。歪みの粒は細かくもなく、粗すぎず。それほどコンプレッションしない自然なオーバードライブです。スピーカーがグヤトーンより一回り大きい8インチになったことで、低音にも余裕があります。

コントロールはゲインとマスターボリューム、トーンがHighとBassのみ。あとは先述のGainスイッチと、トーン部にShiftスイッチというのがあり、これをオンにするとハイ上がりというか、低音が削られた音になります。グライコの山が高い周波数側に移動する感じです。

あとはセンドリターンはおろか、リバーブもありません。全部のっけのグヤトーンとは正反対ですが、基本性能のみに絞った設計理念は好感が持てます。音も、ギターの素の音が出る感じで、素直ですが味気ない音という訳ではありません。

試しにちょっと録音してみました。といっても、例によってiPhone 内蔵マイクですが…。

AC108 テスト Stormy Monday

アンプの設定はゲインスイッチオンで、ゲインは12時、トーンのShiftスイッチをオンにして、トラブルとベースいずれも最大、マスターは適当に。

バッキングは黒いストラトのフロントセンターのハーフトーン。ギターのボリュームを6くらいに絞ってます。

リードは同じストラトのセンターリアのハーフトーン(フェイズアウト)で、ギター側のトーンをウーマントーンにしています。

このストラト、やはりトレブルが出てない感じがします。ポット交換するかなあ。

R.I.P David Bowie

2016-01-11 21:40:25 | About Bowie
デヴィッド・ボウイが逝ってしまいました。

最近は離れていたとはいえ、かなりショックです。
世界中が悲しんでいるのでしょう。NHKのニュースでもトップの扱いでした。

今日はボウイの曲を、たくさん弾き語りしたい気分ですが、結局ジギースターダストとか、何曲かのコードやリフの一部しか覚えていませんでした。

最期のアルバムになってしまった"Black Star"とその前の"Next Day"は、未だに聴いていません。深い理由は無いのですが…それだけ離れてしまってるんですかね。

でも、今も毎日ギターに触れていたり、雑多な音楽を聴き続けているのは、十代で彼の音楽に触れたことが、間違いなく大きな要素だと思います。本当にありがとう、ミスター・ボウイ。

本当は何か、彼の曲を歌いたかったのだけど、昔YouTube にアップしたスペースオディティのカバーを貼っておきます。

Space Oddity のカバー



ぼくが聴いてたのは、このジャケットでしたね。

動画は、アコギで弾き語りしたのをテレビに映して、それにエレキギターを合わせて弾いたものです。フェルナンデスのストラトに、Boss BD-2を繋いでRoland Cube20で鳴らした記憶があります。今聴くと、あまりサステインしない組み合わせで、苦労してる感じですね…。

YAMAHA THR Session

2016-01-06 18:36:07 | ギター
ご無沙汰です。

年末年始は無かったことのように過ぎ去りました。ギターも、アンプから音出したのは1時間くらいでしょうか…。

さて、そんな中、こんなアプリを発見しました。

YAMAHA THR Session

ヤマハの大ヒットアンプ、THRのアプリですが、アンプと連動とかではないようです。
要はmp3音源を操作して、ピッチを変えずにスピードを遅くしたり、ギターパート(の周波数帯)の音量を大きくしたり小さくしたりできる、ギター練習アプリです。



ギターとミックスさせたりはできないと思うのですが、必要十分な機能があると思います。これが無料なんですからねえ。今の子はギターを取り巻く環境が良くて羨ましいですね。