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気が向いたら書く

Vox V847 ワウペダルのノイズ

2019-11-24 20:46:00 | エフェクター
愛用、というか持っているけどあまり使ってないVoxワウペダルがノイジーになってしまいました。
具体的には、踏み込んだ時にジーというノイズが乗るのですが、開いた時?って言うんですか?カカト側に戻した時はそれほどでもないんです。

まあ、あまり使ってない=ポットが動いてない、ということで、ポットの劣化かなあ、と推測したので、とりあえずポットをグリグリ回してみることにしました。




これがV847のポットです。
ナットを緩めて外してから、ポットをグリグリ回しました。ワウペダルのポットは回転域の全てを使っているわけではないので、その位置でも音質が変わるそうです。なんですが、面倒なので適当に戻しました。

再度、マルチに繋いで確認してみると、うーん、、ある程度ノイズが減ってるかな?踏み込むとやはりジーと言いますが、まあ許容範囲、かな?んー?という感じ。

で、ふと思い立ってアンプに繋いでみました。ストラト→ワウ→ヤマハのトランジスタアンプで、クリーントーンで弾くと、大して気にならない。ヘッドホンでモニターしていたから、気になっていただけかも知れません。歪ませたらまた違うかも知れませんが、あまり神経質になることもないかな?

とはいえ、録音するときはやっぱり気になっちゃいそうです。ボスの現行のやつとか、試してみようかな。

Tin Machine

2019-11-21 09:45:00 | About Bowie
さあ、ティンマシーンですよ。
ボウイ逝去後も特に再評価される訳でもなく、かと言って酷評するほどの内容でもなく、まあリアルタイムで聴いてた人以外はあえて聴かないでしょう。

皆さんご存知だと思いますので、その必要も無いかと思いますが(笑)、念のために説明しますと、ティンマシーンはデヴィッド・ボウイが80年代の終わりに結成した「バンド」です。大規模なスタジアムツアーに疲れたのか、ボウイは当時「バンドのいちボーカリストになって、過去のソロ曲は今後一切演奏しない!」と宣言したのです。いたいけで純真な少年だったぼくは、ボウイ様のその言葉を真に受けて残念に思ったことです。後年なら「また気まぐれなこと言ってんなあ」ぐらいなもんですけどね(笑)

それはともかく、ボウイはティンマシーンという、アバンギャルド性もありながら、至極真っ当なロックバンドで数年間活動し、スタジオアルバムも2枚作りました。ぼくがリアルタイムで最初に買ったボウイのアルバムが1st”Tin Machine”だったと思います。あれ?2ndかな?まあ、どっちかです。






1stの方を20年ぶりくらいに聴きましたが(笑)、そんな悪くないんですよね。リーブス・ゲイブレルスのギターは個性的で、シンプルなセイルス兄弟のリズム隊がそれを引き立てる感じですかね。あくまで歌物で、バカテクなミュージシャンを集めてどうこう、って感じじゃないので聴きやすいです。

リーブスもトリッキーなプレイはしますが、フレーズは意外とオーソドックスですね。ボウイがリーブスを評して「過去に共演したギタリストを統合したようなタイプ」と言っていた気がしますが、テクニカルでアバンギャルド性がありつつ、ジャズやフュージョンやメタルでなく、あくまで(ブルースから発展した)ロック的なアプローチを取っていくところが、そう言わしめる所以なのでしょう。とはいえ、ミック・ロンソン、アール・スリック、ロバート・フリップ、エイドリアン・ブリューといったギタリストに比べると、圧倒的に華が無いですけどね(笑)。現在はThe Cureのギタリストに収まってるようですね。

で、バンドとして悪くないのですが、バンドという器に入れられたことで、ボウイ個人としてのフレキシビリティは若干阻害されてるのかな?という気もしなくもないです。ま、当時のボウイはそれが楽しかったのでしょうけど。

最後に、やってみた。
1stの1曲め、”Heaven’s In Here”です。


ギターは3本重ねましたが、音作りは適当です。当時はボウイもリーブスもスタインバーガーでしたが、当然持ってないのでストラト2本とシルエットを使いました。

意外とペンタトニック主体なんだなあと思いました。そういえば2ndアルバムではドラマーに歌わせてどブルースやってたし、その辺の方向性は決めてたのかも知れませんね。

David Bowie / “Time”

2019-11-14 20:15:00 | About Bowie
久々にボウイシリーズです。
今回はAladdin Sane収録の”Time”。マイク・ガースンの流麗で退廃的な雰囲気を放つピアノと、ミック・ロンソンの、珍しく長尺のメロディックなギターソロが特徴的な曲です。それに合わせて、時を擬人化したボウイの歌唱は演劇的ですらあります。







個人的には、スパイダーズフロムマーズにおけるロンソンのギタープレイに関して、”Moonage Daydream”と、この”Time”が双璧じゃないかと思っています。まあ、Moonage〜に比べて、”Time”の方は「もっと上手い人がもっと上手く弾けそうな」タイプのプレイだと思いますけど、味と言うか、うたごころと言うか、はやはりロンソンならではなのかなと。

というわけで、やってみました。


ブレイク後からですが、最初に入る馬の嗎(いななき、こんな字を書くとは知らなかった(笑))のようなギター。これは結構凄いです。ワウペダルの使い方なんでしょうが、全く再現できませんでしたw

使ったのはいつものZoom G3ですが、ワウペダルはVoxを前段に繋いだらノイズが酷くて使えませんでした。なので、Boss ME-20のワウだけ使用。まさかのマルチ2台使いです。使ったのワウだけですが(笑)
アンプは当然マーシャル。ミック・ロンソンならトーンベンダーを使いたいところですが、持ってないし、いいモデリングもありません。MXR Distortion+でブーストしたりしてみたのですが、結局コンプを掛けました。ハーモナイザーはかなり適当です(笑)