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気が向いたら書く

結局サドルだけ交換

2019-06-13 09:40:01 | Fender Classic 70s Stratocaster
メヒコストラトを70's仕様にしようかと、ブリッジごと替えようと画策しました。

まずはブリッジを外します。



このギター、クレパスによるレリックを施してるんですけど、ブリッジ外すとこんな感じです。結構リアルじゃないですか?(笑)

そして、ダイキャストブリッジを乗せてみたのですが、残念ながらポン付けできませんでした。ネジ穴のピッチは一致したんですが、ダイキャストブリッジの方が少し小さいのか、穴の位置がほんの少し後ろなんですね。
無理やり付けられるか付けられないかどうか、程度だったんですが、無理に付けるとザグリとユニットが干渉して、アーム使えなくなってしまいます。当初の予定通り、サドルだけ交換することにしました。

よく見るとサドルの弦が当たる部分が削れているので、弦ごとにサドルが入れ替わらないよう、6弦から順番に移植していきます。やっぱり新品にするべきだったかな(笑)

サドルを無事載せ替え、弦が当たる部分はヤスリをかけて少し滑らかにしました。メッキが剥がれてしまうので、軽くさらう程度です。

あとは弦を張り、弦高の調整、イントネーション調整(オクターブチューニング)をして完成です。



やっぱりラージヘッドにはこっちが似合いますね〜。

え?音の変化?
そんなの分かるわけないじゃないですか。新しい弦に張り替えてるし(笑)
特にチューニングが狂いやすくなった、というようなトラブルも今のところありません。いずれイナーシャブロックを鉄製のものに変えたいですね。

ブリッジサドルの交換

2019-06-12 21:04:00 | Fender Classic 70s Stratocaster
メヒコストラトをまたいじります。

音にはさして不満は無いのですが(70年代っぽい音ではないですけど)、見た目的にプレスサドルはどうなんだと。70年代ならダイキャストサドルだろうと。



ということで、ダイキャストサドルをブリッジごと落札しました。といっても本家ではなく、70年代の日本製です。ギターワークスさんで新品のサドルも取り扱ってるようですが、特にコダワリの逸品、みたいなものでもないので、サイズが合えば変わらないかなと。

フェンダーは確か72年くらいからダイキャスト一体型のトレモロユニットを採用しており、コピー天国だった当時の国産ストラトもそれに倣って一体型トレモロユニットになってます。各社それぞれで作っていたのか?何種類かあるようです。

今回手に入れたのは、フェンダーと同じ弦間ピッチなので、東海かアリア、フェルナンデス辺りかと思います。ネットの画像で見比べてみると、トーカイなどにあるMade in Japanの刻印が無いことや、アームを差し込む穴近辺のプレートの造形から、フェルナンデスじゃないかな?と思うのですが実際のところは分かりません。70年代後半のフェルナンデスだと高級路線の時期ですから、そんな悪いものじゃないと思うのですけどね。

サドルだけ替えるつもりだったのですが、70年代を再現するならこちらのブリッジの方が良いかな?という気もしてきました。ネジ穴のピッチは良さそうなので、試してみますかね。ダメならサドルだけ替えるということで。

クレパスでレリック

2018-12-04 19:02:53 | Fender Classic 70s Stratocaster
メヒコストラトはアイボリーで塗装したのですが、理想としては退色したオリンピックホワイトです。もっと白っぽいか、もっと黄色っぽいかどちらかにしたいところ。白くするのは難しいですから、黄色くするしかありません。要は、黄ばんだ感じをレリック加工で再現したい。

しかし、この黄色い感じを出す方法というのが、なかなかありません。黄ばみはタバコのヤニ、という要因もあるらしいので、タバコで燻す人もいるみたいですが、ぼくは喫煙者じゃないですし。

あとは調色したクリアを吹くとか、素人には難易度が高いものしか見当たらないんですよね。エアーコンプレッサーとか持ってないし。
あとは気長に日光に当てるとか、日サロに入れるとか?

以前、気軽にできる靴墨レリックってのが流行った(のか?)のですが、黄色の靴クリームってのもあまり無いですし、色味が合わなければ、ただの黄色いギターになるだけです。

そこで似たようなもので何かないか?と考えてたどり着いたのが(ってほどでもない)クレパスです。知ってますか?クレヨンとは別物なんですよ。クレヨンとは違うのだよ!クレヨンとは!

クレパスは、サクラクレパス社の製品でクレヨンとパステルのいいとこ取りをしたものです。長所としては、伸びがよく柔らかいため、面を塗るのに適している、色を重ねて調色できるということ。これは目的に叶っているのではないかと。

で、さっそく買ってきました。「おうどいろ」と「くちはいろ」。朽ち葉色なんて色があるんですね。画材屋とか、大きめの文具店で一本60円でバラ売りしています。「レモンイエロー」も買ったのですが、これはイマイチでした。

クレパスをボディに塗って、拭き取りを何度か繰り返してみました。コンパウンドで拭き取れば落ちてしまうでしょうし、いざとなればリフィニッシュすれば良いくらいの感覚なので、グリグリ塗りつけます。



一応、日焼けを考慮して塗ります。
拭き取ってしまうと、あまり残らない感じなんですが、場所によってはいい感じになるところも。



ブリッジ周りを見ると分かりやすいかと思いますが、結構色の差が出ています。まあ全体的にはあまり分からないんですけどね(笑)。ピックガード外したら多少は差が出てるかも。

これの難点は、結局のところ油で溶かした顔料を塗っているだけですから、拭けば落ちるところです。まあ、利点でもあるかもしれませんが。あと、ツヤが無くなりますね。この両方を解決するには、上からクリアを吹くしかないかと思います。ぼくはとりあえず放置です。たかだか120円で行ったレリックですからね(笑)。気が向いた時に塗り足して、成長させていこうと思います。

ストラト弾き比べ

2018-11-29 20:15:42 | Fender Classic 70s Stratocaster
ようやく完成となったメヒコストラト。
まあ、ボディの艶が足りないなーとか、不満はあるんですけどね。

Fender Pro Juniorにプラグインして弾いてみると、特に不満は無いですが、改造前と大して印象が変わらない。まあ、パーツ交換したわけじゃないから当然っちゃ当然なんですけど。あ、キャパシターは若干失敗したような。トーン絞っても音の変化が少ないです。

せっかくなんで手持ちのストラト3本で弾き比べてみました。



特に音源は無いですが、、、


正直言って音は大差ないです(笑)
この程度のレベルなら、ストラト3本はいらねえなと思いました(笑)

というか、生音で弾いた時に、メヒコの反応が一番リニアじゃないというような気がします。ネックの塗装が影響しているのではないかと思いますが、スクワイアやフェルの方が音が早い気がします。メヒコはネックがややワイドなので、弾きづらいののもあるのかもしれません。

まあ、見た目はフェンダーが一番かっこいい(特にヘッドロゴ)ので別にいいんです(いいのかよ)。

結局のところ、安ギターでも手をかければそれなりになるし、そのそれなり、を最初から達成してるのがフェンジャパやメヒコレベルなのかな。

メヒコストラトも、イナーシャブロックを鉄製にして、ピックアップをCSものにでもすれば、もっといい感じになるような気がします。

あ、その前にセッティングを詰めた方がいいですね。

とりあえず完成

2018-11-27 16:51:40 | Fender Classic 70s Stratocaster
ブリッジを取り付けて、しばらく日に当ててアイボリーを退色させようかと思っていたのですが、我慢できずにネックを取り付けます。

元々、ネックポケットのヘッド側にシムが付けられていて、まあ実用上それで問題なかったんですけど、精神衛生上よろしくないので外しました。

そうなると当然、ネックの角度は変わり、弦高ペタペタで音詰まりするギターになってしまいました。どうやら、ネックジョイント部で逆アングルというか、くの字にしてハイフレットの弦高を確保していたようですね。だからあそこにシムがあったのか。しかし、これはブリッジベタづけでの状態ですから、これをフローティングにし、サドルも高くすれば対処できるはずです。

こういう調整をする際に、全てのネジがスムーズに回り、狙った設定にストレスなく持っていけるのも、そのギターの持つクオリティであると思います。特にストラトはそうです。だからバカみたいにブリッジスクリューの一本まで磨き、ペグのギアをグリスアップしているのです。

それはともかく、なんとか良い感じのアクションに持っていけました。が、一部のポジションでチョーキングすると音詰まりします。ある程度はオールドスタイルのフェンダーギターの宿命ですが、詰まる部分をピンポイントで若干ヤスリます。自分の(ギタリストとしての)技術との折り合いで、こんなもんだろ、というところでやめておきます。やり過ぎると別のところで影響が出るので。この辺の調整作業、ぼくは大好きなんですけど、嫌いな人は嫌いだろうなあと思います(笑)。

その後、オクターブチューニングをして終了。完成です。



音出しして、特に不都合がないのですが、なんというか…。最初の状態との違いが分かりません(笑)。まあ悪くなってないだけマシか?

ブリッジを取り付ける

2018-11-26 18:31:13 | Fender Classic 70s Stratocaster
コンパウンドでのボディ磨きを進めつつ、ブリッジを取り付ける準備をします。準備というかパーツ磨きなんですけど。



全部バラして、研磨パッドやコンパウンドで磨きます。単に綺麗にする、というより、可動部分や弦が接する部分を重点的に磨きます。具体的にはブリッジプレートだと、ネジ穴のエッジ部分やイナーシャブロックの設置面、イナーシャブロックの方も同じく設置面、サドルも一個ずつ磨きます。スクリューも磨き、アーミング時のブリッジと弦の動きが出来るだけスムーズになるようにするわけです。



まあ、そんなにアームを使うわけではないんですけど。自己満です(笑)
取り付け自体は、ネジを均等に締めていく程度で、実際にはネックを取り付けてからですね。

配線、そしてちょっとレリック

2018-11-24 16:25:31 | Fender Classic 70s Stratocaster
塗装に飽きたので進めていきます。
アウトプットジャックへの配線をしていなかったので、いつものベルデンのシールド線を使って配線しました。まあ、音を出して気に入らなかったらそれから考える、ということで、とりあえず。

一度ピックガードをネジ止めしたのですが、スプリングハンガーに行くアースを配線し忘れていてやり直し…。まあ、よくあることです(笑)。ピックガードは変形してしまっているようなので、いずれ交換してもいいかもしれません。

で、ボディのトップは600番、1500番でサンディングした後、コンパウンドで手磨きしたのですが、やはりノッペリ感があり、どことなくフェンジャパ風なので、エルボーコンターの部分に少しだけレリックを施しました。



400番でアイボリーを剥がし、下のホワイトが出るようにしたのですが、物足りないなー、くらいでやめておくことにします。

70年代ものによくある、ヤニのような黄色いレリックを施したいのですが、何でやればいいんですかね?靴クリームはいい感じの色にならないし。

ピックガードを乗せてみる

2018-11-23 13:58:43 | Fender Classic 70s Stratocaster
塗装途中のメヒコストラト。

そろそろ飽きてきたので仕上げに入っていきたいところです。

色味の確認のため、ピックガードを乗せてみました。



うーむ、悪くないんですが、、

、、フェンジャパ臭がしないか?(笑)


やっぱり白の方が良かったかなあ。
例によって、綺麗な仕上がりではないし、軽くレリックにするかもしれません。

塗装つづき

2018-11-17 11:44:12 | Fender Classic 70s Stratocaster
目止めをやり直して、塗装に進んでます。
しかし、仕上がりは雑です…。なぜかボツボツ穴になってるところとかあるし。との粉が落ちたのだろうか?

白で塗装しようと思っていましたが、買ったスプレーがイメージする白と違いました。オリンピックホワイト、と言われる白は暖色系の白なんですが、スプレーは寒色系の白なんですよね。蛍光灯も黄色っぽい白と青っぽい白のがありますが、あの違いの感じです。

そんな折に、よく覗いてるブロガーさんがモノホンの70年代ストラトを購入していて、それが黄色っぽく退色?した、あの色なんですよ。やっぱええなあ、と思い、アイボリーに変更することにしました。

しかし、以前シルエットの時に吹いたアイボリーは色が濃すぎてイメージと違ったんですね。調査すると、ダイソーで売ってるスプレーがいい感じの色。アサヒペンのOEMらしいのですが。ということで、4本ほど買ってきました。



なかなかいい感じの色味です。
ちなみに、ボディを釣ってるのも100均で買った針金、ハンガーみたいのはドアに洗濯物を干すアイデアグッズです(笑)

目止め失敗に気づく

2018-11-15 20:40:01 | Fender Classic 70s Stratocaster
下地が出来たので塗装に入ったメヒコストラト。

全面にホワイトを吹いて行きます。
今回はオリンピックホワイト、できればヴィンテージホワイトを目指すのですが、とりあえずホームセンターで売っていた一番安いラッカースプレーで塗装。ホワイト一本、クリアーが前の残りで2本半ほどあります。

しかし、どうやら下地が出来上がってないことに気づきました。ところどころ、導管が浮いてしまっているのです。吹いていく内に目立たなくならないかな?と引き続き吹いてみましたが、ダメみたい。当たり前だ。

これはサンディングシーラーをやり直さなきゃなりません。しかし、塗装を全部剥ぐのも面倒だし、タッチアップで対処…なんですが、なかなか上手いこといきません。



何度もやり直した結果がこれですが、まだ完全ではないです。との粉をもっとやるべきだったんでしょう。しかし、引き返すのはあまりに面倒なので先に進みます。塗装に良い季節は意外と短いですし。