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気が向いたら書く

タッチアップ失敗

2014-07-30 18:48:06 | Rogueアコギ
タッチアップと言っても野球の話ではありません。ドカベンの「ルールブックの盲点」の話題とか出ませんよ。←なんだそれ


以前、サンダーを使ってトップとバックは着色層を削り落とし、ネックとサイドに関しては残った着色層を活かそうと思っている旨を記事にしました。

しかし、ネックとサイドでもところどころ着色層を落としてしまった部分があったのです。ここに、筆でラッカー塗料を塗り、タッチアップを行ったのですが。



やはり色合わせがうまくいきません。
ヘッドの部分は外周(って言うんですかね?)の色を勢いで落としてしまったので、色が合わないのはかなり目立ちます。



まあ、このギターを欲しがってる人は薄暗い部屋に暮らす夜型人間だから、このままでもいいか、と一瞬思ったのですが(笑)、いやいや、それはイカンと。もう、やったれと。



全部色を落としてやりましたよ(´Д` )

ムラになってるのは、木地が露出してしまった部分にプライマーを吹いたからです。シーラーも必要かな。

最初から全部剥がせばよかった。
なんか遠回りしてるなあ…

エスカッション問題 つづき

2014-07-29 16:27:30 | Rogueアコギ
Rogueペイズリーギターのエスカッション問題のつづきです。

以下の写真をご覧ください。



お分かりいただけただろうか?(心霊特集ふう)

ピックアップの脚というか耳というか、そこにネジ穴があるんですが、そのネジ穴の幅がサウンドホールより広いんですね。つまり、エスカッションにPUを吊り下げると、そのネジがサウンドホールの外側に位置してしまい、トップ板に干渉するわけです。

これを解決するには、

(1)トップにネジ穴を開け、ネジを貫通させる。

(2)サウンドホールを削って、幅を拡げる。

(3)ピックアップの脚に、新たにネジ穴を開ける。

(4)ピックアップに台座を取り付け、台座にネジ穴を開ける。

といった方法が考えられます。

一番手っ取り早いのは(1)ですが、よく考えたらピックアップをマウントできません。ピックアップはエスカッションにマウントした状態にしなければならないので、トップを加工するなら必然的に(2)になります。

ギターではなく、ピックアップを加工するのが(3)です。これが一番見栄えが良いと思うのですが、鉄工ドリルビットが必要なのと、ネジ山を切らなければならないと来ています。しかもハンドドリルですから、かなり難易度は高いです。

ギターもピックアップもオリジナルを保てるのは(4)ですが(今さらオリジナルにこだわる理由も無いですね)、この方法はトップにかなりの重さがかかりそうなのが心配です。

むー、どうしたものか。

さとうきび畑

2014-07-27 21:41:21 | 写真・カメラ


沖縄のさとうきび畑。
さとうきびと赤い土と青い空と。



物凄くブルースを感じる風景です。

有り得ないほど綺麗な海も見たけど、はっきり言って、それよりもテンション上がりました。



真夜中に四つ辻に立っていたら、悪魔が現れるんじゃないだろうか。

エスカッション製作

2014-07-23 21:28:42 | Rogueアコギ
ベニヤ板で、ピックアップに合わせてエスカッションを作ります。まあ、切っていくだけなんですがね。

本当はローズウッドとかの端材で作りたいのはやまやまなんですが、銘木は高いし、硬いので加工が大変そうなんでベニヤです。ホームセンターで適当な端材を30円で買ってきました(笑)

ジグソーで大まかに切り出したら、穴の部分は四隅にドリルで穴を開け、糸ノコで切ります。

が、糸ノコがなかなかうまくできず。

結局、カッターで両面から切れ目を入れていき、パキッと折りました。たぶんベニヤはこの方法が一番綺麗に切れます。製図をきちんと両面に書けば、ヤスリがけも最小限で出来るのではないかな(ただし直線のみ)。全部これでやれば良かった。

今回は製図も適当、現物合わせでさあ、行ってみよう~といった感じなので、その後の整形が必要です。鬼ヤスリとかノコギリヤスリと言われる大型で粗めのヤスリや、百均の棒ヤスリなどを駆使して整形していきます。ベニヤなので、やる気をだせばかなりサクサクやすれます。直線を出すのが難しいですが、なんとかピックアップに合わせたエスカッションの枠組みができました。



あとはこれも塗装していきます。
が、ちょっと問題発生です。まあ、分かっていたことではあるんですが。

つづく。

サンディングシーラー

2014-07-21 20:58:31 | Rogueアコギ
さて、塗装に入っていくわけですが、塗装の前に、まずはトップにサンディングシーラーを塗って行きます。サンディングシーラーとは、塗装の下塗りを形成するもので、透明で、削りやすい、イコール平面を作りやすい層になります。この後の塗装で失敗した場合、塗装を落としてシーラー層まで戻る、というわけです。



使ったのは定番、和信のラッカーサンディングシーラーです。刷毛で塗っては乾かし、乾かしては塗りと3回くらいやりました。

が。

やはり布を貼っているため、ヨレてしまった部分などあり、そこを覆うまで厚塗りするのはちょっと無理でした。ということで、完全な平面を作るのは難しいです。やはりブリッジを外すべきだったなあ、とは思うのですが、素人作業ですから仕方ないと割り切ります(笑)

先が思いやられますな…。

Rogueギターにデコパージュ

2014-07-17 16:46:22 | Rogueアコギ
オリジナルフェンダーのピンクペイズリーやブルーフラワーは壁紙を使ったそうです。リイシューものは、多分印刷したフィルムではないかと思います。なので、タトゥーシール的なものに印刷しようかとも思ったのですが、ギターのトップに貼るほどのフィルムは無いし、どうしようかと考えていました。

そこで、色々検索してると「デコパージュ」というのを知りました。石けんだとか、フォトフレームとかの小物類に紙などを貼り付けて飾るのだそうです。かなりファンシーな趣味の世界ですね。使うのは専用のりらしいのですが、水で薄めた木工ボンドでも代用できるらしい。うむ、これで行こうと。紙ではなく、布生地を使います。要するに、トップに布を塗りこめるわけです。そのためにペイズリー柄の生地も手に入れました。


え?音質?これはエレキギターですよ?トップなんて鳴らない方が都合がいいのです。GibsonのJ-160Eもわざと合板使ってるぐらいです。宇宙で使うモビルスーツに脚が必要ないのと同じですw


本来なら型紙を作って、布を裁断してから貼って行くべきなんでしょうが、そんな細かいことやる気にならないので、現物合わせで行きます。適当な大きさに切った布を濡らし、ボディに乗せたら、水にといた木工ボンドを刷毛で塗り込んでいきます。フィルムなどではなく、布なので、ボディまでボンドが浸透するのです。濡らすのはシワ防止。本当は事前にアイロンかけたほうがいいかもしれません。

ネック~サウンドホール部は大きめに切って後で調整、ブリッジ部分も布がヨレないように適当に穴を開けて、あとはブリッジに沿って布を切って合わせます(本当なら、ブリッジは外して作業するべきかもしれません)。この時、絶対に必要なのがロータリーカッターです。普通のカッターでは布が動いてうまく切れません。まあ、ロータリーカッターでもそれなりの手先の器用さは必要ですが…。



トップ面にキレイに貼ることができたら、一晩放置します。この時、実は失敗したのですが、サイドなどに垂れたボンドはしっかり拭き取っておくべきです。ぼくはそれを怠ったために、ムラができて、サンディングのやり直しになってしまいました。

布が貼り付いていることを確認したら、ボディに沿ってはみ出た布を切り取って行きます。この時は、布はボンドを吸ってある程度固まっているので普通のカッターでも切れます。場所によって使い分ければよいと思います。




終了!
なかなか上手いこといったと思います。ペイズリー柄が少しぼんやりした感じですが、これは布の裏面を上にして貼ったためです。表面だとアクが強過ぎたので…



というのは嘘で、間違えただけですwww


濡らした状態で貼ったので、裏表が分かりづらかったんですね(^_^;)
まあ、渋めになったのでいいかなと勝手に納得しています。


この後、上にシーラーを塗ってコーティングします。塗装で失敗してもシーラーまで戻れば良いように、です。塗装できるのは少し先かな…


ピックアップ

2014-07-15 18:56:49 | Rogueアコギ
ジャンクギターいじりをしてると、自然とパーツ類が集まってきます(まあ買ってるんですが)。今回のRogueギターにはこのピックアップを使おうと思います。



これ、実はバークレイに載せようと思ってオークションでジャンクを落札したんです。というのも、バークレイと、アリアのレスポールがなんかサウンド的に被るなあと思って。2ハムで中途半端なホロウボディという共通点があるせいだと思うのですが。

それなら、バークレイはもっとビザール臭くしようと思って、2個セットのこのピックアップを見つけました。多分60年代の日本製だと思いますが、見ての通り、ビザール臭がぷんぷんします。

で、これはビザールギターにはありがちなんですが、パーツが一般的なサイズじゃないんですね。このピックアップもハムより小さいです。P90サイズですかね?今、P90が手元に無いので確認出来ないんですが。

ということで、バークレイ用にピックガードを加工しだしていたんです。ただ、ジャンクというのをふと思い出し、テスターで導通を確認してみると、一個は生きてましたが、もう一個は導通なし…。断線してたようです。

これでぼく自身のやる気の糸も切れて、放置してたんですね。まさか、こんな使われ方をするとは(笑)

で、先述の通り、サイズが特殊な訳で、エスカッションを作らなければならないのです。こういう場合、ギター改造してるような方々のブログなんか見てると、ローズウッドの端材でウッドエスカッションを…とかいうのがカッコイイわけですが、銘木は端材でも高いんですよ。近所のホームセンターではハガキサイズのウェンジが500円くらいしていました。実は銘木店から貰ってきた、多分バリサンドルの端材もあるんですが、これが結構デカイのでノコギリでは切り出すこともできません。

ということで、もうベニヤ板に決定(笑)
塗装すればなんとかなんでしょ。それでトップに直接ネジどめしてやりますよ。

え?音質?ビザールギターですよ? 見た目が第一です。ペナペナの音でも出てりゃそれが「味」なんです。←ひらきなおり

ローリングサンダースペシャル

2014-07-14 19:09:37 | Rogueアコギ

前回、秘密兵器と思われた「サンドシャーク」が巨神兵(映画版)程度の働きしかしなかったため、遂に汎用ヒト型決戦兵器、もとい、電動サンダーに手を出してしまいました。



「ミニデルターサンダー」君です。ご覧の通り、トップはキレイに剥がすことができました。手でサンディングするよりは圧倒的に早いですが、思っていたより威力は弱いかな?といった感じです。ただ、片手で扱うことができるのは、ギターの塗装剥がしにはアドバンテージだと思います。普通のサンダーは両手持ちが基本です。

小さいとはいえ、面に対して研磨する機械なので、トップとバックは剥がしたものの、サイドやネックは難しいものがあります。というわけで、ネックとサイドは着色層を残し、オーバーラッカーとすることにしました。手抜き?素材を活かしてると言ってください(笑)

ということで、オーバーラッカーの足付けに手作業でサンディングしたんですが、ところどころで着色層を落としてしまったりして…。一応、木目に沿ってやすっているんですが、白っぽく傷が消えないので、このまま次に進んでしまって良いものか悩んでいます。まあ、なんとかなるか、な?

Quick Adjust Band Clamp

2014-07-11 19:23:46 | Rogueアコギ


Rogueギター。

トップの左側のサイドとの接合部分が少し浮いてるところがありました。最初に修理した時に、ちゃんと治ってないなとは思っていたのですが、放置してたんです、実は。

修理に使うのはタイトボンドと、このクランプです。プラスチック製なので軽く、慣れれば使い方も簡単です(2回やれば慣れます(笑))。

タイトボンドを爪楊枝で隙間に詰めていき、クランプするという要領ですね。
一応、ちゃんとくっついてますよ。弦を張ったら分からないけど…。

砂の鮫

2014-07-09 16:27:57 | Rogueアコギ
Rogueギターの塗装問題の続報です。

サンドペーパーでやすってても埒が明かないので、以前手に入れていたアイテムを使いました。



サンドシャークです。なにやら中東の工作員の通り名だか、ウルトラ警備隊の秘密兵器だかの名前みたいですが、単なる金属製のヤスリです。サメの歯のような、結構えげつない歯です。



で、しばらくガリガリやっでたんですがね。ポリ塗装恐るべし!です。なかなか着色層を落とすことができません。これ、平らなトップだけならまだしも、曲面であるサイドやネックはどうなることやら。いずれにしても、腕が死ぬのは間違いありません(´Д` )

電動サンダー買うか…。