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モーリスのその後ですが、サドルを交換しました。オリジナルよりサドルを低くして、弦高を下げようという意図です。元のサドルを削ってしまっても良かったのですが、少しでも良い音にならないかとTUSQという人口象牙のものにしました。裏を返せば、それだけ音がイマイチってことです。
そのタスクを、何日かかけてチマチマと削りました。まずはオリジナルと同じ位の高さに。棒ヤスリの平らな面でシャカシャカやってたんですが、中々ラチがあかない感じだったのでカッターナイフである程度削ってから、仕上げにヤスリを使いました。
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PENTAX K100D + SMC PENTAX-M 50mm F1.8
まあハッキリ言って素材の違いは分からないんですが(笑)、とりあえずオリジナルより良くなった気が。多分、サドルの底面を整えたからだと思います。あ、弦はダラダラにしてカポはめて、切らずにブリッジピン抜いて作業しました。勿体無いから。
そこから更にネック調整をして、サドルの高さを下げて弦高を下げていきます。で、一応弦高は下がったんですが、どうもテンション感が高いままで。ギブソンのスケールに慣れてるからかなあ?
因みに、この辺りでイシバシAshton 弦は切れました。それで、Sヤイリのブロンズ弦に交換。この弦は、以前Epiphone に張った時にはそんな悪い印象無かったんですが、このギターに張ると倍音の少なさが気になります。最初から劣化してるような感じです。3弦が全く響かないのは、ギターの不具合なのか弦の不具合なのか…。
忘れてましたが、良いギターは弦が死んでも良い音だけど、イマイチなギターはマッチングも考慮して弦の種類を変えたり、早めに張り替えないとダメなようです。
で、このギターですがやはりオール合板とあって、ピックでガッシガッシ弾いた方がよろしいようです。強弱のダイナミクスを付けづらいので、ぼくには指弾きでは扱いづらいです。フラットピックのストロークには、かなり強く弾いても大丈夫というか、ボディサイズの割りに音が暴れないですね。
でも、なんとなくですが、合板ギターはドンシャリに設定できるドレッドノートサイズの方が良いのではないかと思います。
まあ、とりあえずこの状態でしばらく弾いてみます。いつかナットもいじりそうだけど…。