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気が向いたら書く

Guyatone GP-75

2015-02-27 21:04:28 | ギター
使うあても無いのに、アコギ用のマグネティックピックアップが好きです。オークションを見ていて「何に使うのか分かりません」と出品されていたグヤトーンのピックアップを、思わず落札してしまいました。GP-75という、80年代までカタログにラインアップされていたもののようです。



最近のアコギ用PUは、「いかに自然な、アコギ本来の音を出すか」という命題に向けて様々なテクノロジー、ノウハウを注ぎ込まれています。複数の種類のマイクをセットして、出音をブレンドするとかね。

でも、マグネティックピックアップというのは、エレキギターのピックアップと同じなんで、エレキの音になっちゃうんですね。ギブソンの元祖エレアコ、J-160EにはP-90がついてますが、そんな感じです。

要するに、自然なアコギの音には絶対にならないんですが、アコギ+マグネティックPU+ギターアンプという組合わせは中々味のある音が出ます。

ぼくが影響受けてるのは、おおはた雄一さんなんですが、彼の場合はGibson LG-0+デュアルモンドPU+フェンダーアンプという組合わせです(最近はよく知りませんが)。
これに影響されて、以前、同じくグヤトーンのGP-24というゴツいピックアップをオークションで落札し、60年代のエピフォンFT30に取り付け、古いRolandのCube20というアンプで鳴らして悦に入ったりしてました。

で、今回のGP-75なんですが、写真を見ると分かるのですが、なぜかプラグがミニプラグなんですね。多分、純正のプリアンプにつなぐ想定なのかなと思ってるのですが。しかも故障してるのか、プラグにビニールテープが巻いてあります。なので、まだ音が出るかも分かりません。
分解して、ジョージL'sあたりのケーブルに付け替えてみようかな。そのまま、忘れ去られる可能性も高いですが…。

ちなみに、グヤトーンのGPシリーズはピックアップ、ではなく「ギターマイク」と言ったようです。時代を感じますね(笑)

Bonnie Raitt / "Souls Alike"

2015-02-27 17:43:52 | 音楽


女性スライダーの代表格と言える、ボニー・レイット2005年の作品です。
ボニー姐さんのアルバムは90年代かな?グラミー賞取った付近のを2枚くらいだけ持っているのですが、そんなに聴いていません。このアルバムに関しては中古で見かけて、もう、ジャケットのストラトだけで買っちゃったんですけど、ホントいいです。

このジャケットのギターが使用されているのだと思いますが、素晴らしいストラトトーンが楽しめます。ボニー姐さんの愛用アンプはBad Catだそうですが、このトーンはホント絶品です。

このアルバムのギターのトーンて、なんかすごく「ちょうどいい」んですよね。歪み過ぎず、クリーン過ぎず、押し付けがましいこともなく、でもサウンドの中心にいる。

ワウが入る曲もあるし、スライドにはコンプとかも使ってるかも知れませんが、それらは本当に味付けに過ぎず。いいギターといいアンプ、それだけで良いんでしょうね。

ボニー自身のヴォーカルも、そんな感じですね。妙に気張ることもなく自然体で、たぶん話すときと歌うときのトーンが変わらないんじゃないかな。人柄も良いんだろうなあ。

ポットの分解清掃~復活

2015-02-25 17:27:07 | アンプ
ピグノーズの、バツンバツンと煩いポットを分解して清掃します。本来なら配線のハンダを外して作業するべきなんでしょうが、面倒なので配線はそのままやっちゃいます。

ということで、ポットのツメをマイナスドライバーでこじ開けました。細かいので結構難しいです。危うく手を怪我しそうになりました。



なんとか開いたので、カーボン抵抗の部分を、アルコールを付けた綿棒で拭きます。エアスプレーなどで細かいホコリを飛ばしてからやると良いと思いますが、持ってないので、ファミコンソフトの接触が悪い時よろしく息を吹きかけました(笑)。

綿棒は普通に薬局などで売ってるのを使いましたが、サイズが大きいです。赤ちゃん用の細い綿棒を使うのがいいかも。今回は綿棒の先をちぎって、爪楊枝に巻いて作業しました。錆びなのか分かりませんが、茶色いカスのようなものが拭き取れます。

ある程度やったら、元通りに組み直します。スイッチ付きなので動作確認をきちんと行います。正常に動作していたら、一度テープで固定。

電池を入れて、ジャックにプラグを差し込み、スイッチオン。


ほぼノイズ無く音が出ました!

グリグリすると、たまにガリが出ますが許せる範囲です。ポットとジャックを設置し直して、豚鼻復活です。購入したパーツは無駄になってしまいましたが、また調子が悪くなったら交換を考えます。

音は、よく言われるように太く、ウォームですね。ストラトとの相性ばっちり。でも歪むまでヴォリュームを上げるのは、一般家庭でははばかられます(笑)

スイッチ付きポットを購入したけど

2015-02-22 17:40:29 | アンプ
さて、ジャンクピグノーズの部品をサクッと注文、サクッと到着しました。

スイッチ付きボリュームポット、B50kΩがオリジナルなんですが、同じものがどうしても見つからず、カーブがAカーブとなってしまいました。でもボリュームは一度決めたら固定で使うでしょうから問題ないでしょう。

余談ですが、「スイッチ付きポット」で検索したら全然ヒットせず、「スイッチ付きボリューム」の方がヒットしました(笑)

で、届いたものを見たら、なんか小さい…。



手前のが新しく買ったやつで、奥のがオリジナルです。遠近法で分からないかと思いますが(笑)、新品は一回り小さいです。

ポットの数値に気を取られて、サイズを確認してませんでした(´Д` )

でもまあ、小さい分にはハンダ付けが面倒なくらいで大丈夫だろ、とか思ってアンプに合わせたら、シャフトの長さが足りませんwww

SGの悪夢再びかwww

こうなると、方法は三つ。

(1)新しくポットを買い直す。

これはなんか悔しいのでパス。

(2)アンプの方を加工して、シャフトが出るようにする。

ピグノーズはベニヤ板みたいなので、簡単に削れるとは思います。

(3)今ついてるポットを分解清掃する。

まずは一番ローリスクと思われる(3)で行きます。ダメならポット交換ということで。


Pignose 7-100R

2015-02-22 11:19:58 | アンプ
クラプトンに影響されてというわけでも無いんですが、ピグノーズアンプを手に入れてしまいました。



オークションで別のものを探している時に、ふと目にとまってしまったのです。

ボリュームにガリがあります、との事だったのですが、まあグリグリやれば使えるようになんだろ、という軽いノリで落札。2000円強でしたし。

届いてさっそく音出ししてみると、本当にガリが凄まじいです(´Д` )
回すとガリガリ、というノイズではなく、バツン!バツン!という盛大なノイズが出ます。うまくポイントを探すとちゃんとした音が出るので、ポットの問題であるのは間違いないのですが、これはちょっと実用には難ありです。

修理しますかね…。

Eric Clapton / "461 Ocean Boulevard"

2015-02-21 18:58:37 | 音楽

今さらという感じですが、最近わりとよく聴いてます。名盤と聞いて買ったのは、たぶん20年前くらいだけど、その当時はよく分からなかったような。今はとても心地よく聴けます。



特に90年代以降の、ブルースを歌う時のクラプトンって、チカラ入り過ぎてるというか、無理してる感じが嫌いなんですね(ギターではなく、あくまでもヴォーカル)。黒人ブルースマンへのリスペクトなんでしょうけど。
でもこの頃はレイドバック、と言われるように、いい感じに力が抜けていて良いです。あまりブルースブルースしてない時期なのですかね。

このアルバムでは、エレクトリック、アコースティックいずれもスライドギターが聴けます。ぼくは一曲目の、ミニアンプのPignoseを使っているという"Motherless Children"と、それに続く"Give Me Strength"の繊細なアコースティックスライドが好きです。

"Give Me Strength"は小品、といった感じなんですが、なんだか凄く好きです。穏やかに「神様、力を下さい」と訴える、この当時のクラプトンのリアルなブルースなんだと思ってます。

とりあえず完成

2015-02-18 18:37:36 | Fernandes ストラト
トレモロユニットの交換を諦めたので、とっとと組み上げます。

ネックを取り付け、弦を張り、トレモロユニットを調整します。このギターはずっとスプリング5本張りのベタ付けで使っていたので、トレモロが使い物になるかよく分かりません。



味付け程度にトレモロが揺らせるようになりました。ぎゅいーん、は無理かな?
どうせあまり使いこなせないので、よく分かりません(笑)

見た目的には黒い部分が増えて、すこし締まりましたかね。

フレットの擦り合わせに関しては、山の整形がまだまだ足りませんでした。チョーキングすると不快です。フレットファイル欲しいなあ。

ネックはシムを入れた方が良かったようです。やや順反りではありますが、ハイフレットとローフレットでの弦高のバランスがよろしくないです。

まだアンプに通してないので、ピックアップの高さ調整はしてません。断線とかしてたら嫌だなあw

トレモロ交換挫折

2015-02-17 20:14:36 | Fernandes ストラト
さて、続いてはシンクロナイズドトレモロの交換です。このストラトは、ちょっと格好悪い2点止めのトレモロがついています。なので、スタンダードな6点止めのトレモロユニットをオークションで数百円で入手しました。



合わせてみると、元々開いている2つの穴は、6点止めの方の両端の穴と大体一致します。しかし、埋めて開け直すのがベターでしょう。

と、ここで重大なことに気づきました。



ネジが無いwww



6本のネジの存在を、すっかり失念していました。
もう今回、交換するのは諦めました。だって早く弾きたいし(笑)


ピックガード交換

2015-02-16 13:14:17 | Fernandes ストラト
ピックガードの交換をします。今までのは1プライでしたが、3プライの物に交換です。色は今までの物の方がいい感じに変色していて好みなのですが、やはり3プライのほうが良いのと、トレモロと干渉しているので、止むを得ず交換です。

ピックガード交換時のお約束で、ビス穴の位置は当然合いません。それは想定内だったのですが、、。

なぜかピックアップが入らない。なんで?

実はこのピックガード、今までの物よりピックアップの設置穴が小さいのです。マジか。
そこまで規格がバラバラだとは思いませんでした。恐るべしギター業界。



というわけで、ピックアップカバーを外してしまいました。ますますジャンクな見た目になってしまった。

ネジ穴はおなじみの爪楊枝で埋めます。
つづく。

ストラトいじり

2015-02-14 21:34:02 | Fernandes ストラト



フェルナンデスのストラトをいじり始めました。

やりたいのはフレット擦り合わせ、ピックガードの交換、シンクロナイズドトレモロの交換です。こう書くと結構、大掛かりですね(笑)

とりあえずネックを外し、フレットの擦り合わせをします。
まずネックを真っ直ぐに調整します。弦を張ってない状態でやや順反りでしたが、トラスロッドを45度くらい回すと真っ直ぐになりました。

それからタジマサンダーで擦り合わせます。
このギター、なぜか高音弦のローフレットが、弦の跡がつくほど減ってます。跡が消えるまで擦り合わせてしまうと、フレットレスワンダーになってしまうので適当なところで妥協します。

フレットの山の整形は、フレットファイルという特殊なヤスリが必要なんですが、当然そんなもの持っていません。今回はスチールウールに当てゴムでやってみました。

あとはナット調整が必要かどうかも含めて、弦を張ってみないとわかりません。なので、本日はここまで。