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気が向いたら書く

メイプル指板の塗装剥がれの修正

2021-02-28 21:21:00 | Fender Japan テレキャスター
以前、古いフェンダージャパン(Eシリアル)テレキャスターの、メイプル指板の塗装が剥がれたのですが、そのまま放置していました。本当はラッカーで再塗装しようかと思っているのですが、面倒臭くて…。

しかし、とりあえず所々残っている塗装を剥がすことにしました。サンドペーパーを小さく切って、1フレットずつやすっていきます。320〜400〜600〜1000〜1500と、全21フレット分、22カ所です。泣けます(笑)




あまり綺麗にしすぎるのも本意ではないので、この程度までやりました。
で、本来ならラッカー塗装するところなんですが、かなり面倒なのと、すぐに弾けないので、ワトコオイルを塗ってお終いにします。色はナチュラルです。




良い感じに焼けた色になっています。メイプルにオイルフィニッシュはあまり向いてない塗装方法らしいですが、まあ手軽なのは良いです。しかし。




弦を張って30分ほど弾いただけで、ここまで汚れてしまいました。まあ、レリックと言えば言えるのでしょうか。ヴィンテージのような、弦の跡がつくような汚れ方では無いですけどね。

まあとりあえず、これはこれで良いか。




Ibanez Soundtank シリーズのスイッチ不良

2021-02-13 12:43:00 | エフェクター
懸案、と言うほどでは無いのですが、ずっと気になっていたゴキ◯リブラザーズのスイッチ不良を直します。アイバニーズのサウンドタンクシリーズのことです。




このシリーズ、スイッチが弱いことで有名なんですが、ぼくの持っている2台ともスイッチが入ったり入らなかったり、切れたり切れなかったりという症状です。
家で弾くだけだし、この2台はアンプライクと言うか、ボリュームで歪み具合をコントロールできるので、スイッチ入れっぱなしで使うことがほとんどなので、特に問題にしていませんでした。

でも、PL5を買った楽器屋さんで「スイッチパーツにアルコール入れれば、たぶん直りますよ」と言われていたので、やってみます。

このシリーズは、ノブを全て外し、裏のビスを外せば分解できます。裏蓋を外してから、中にアースと基盤を固定しているビスが一本あるので、それを外したら、下にずらすように外します。




これがPL5の基板。オペアンプは艶なし4588Dですかね?




これがTM5です。こっちの方が部品点数は少なそう。

基板を見ても、ぼくはさっぱり分からないのですが、なんとなくPL5の方が複雑そうな音がしますね(笑)

この基板の真ん中下部にある、スイッチ部品にスポイトでアルコールを入れました。何回もカチカチしてから、電源とシールドを繋いでチェック。

おお、直りました!

今のところ、百発百中でスイッチ切り替えができるようになりましたよ。楽器屋さん、ありがとう。

今後もサウンドタンクシリーズはジャンクを見つけたら確保したいですね(笑)




フェルナンデス完成

2021-02-03 18:51:00 | Fernandes ストラト
何度も姿を変えているフェルナンデスのストラトですが、とりあえず完成しました。




ボディとネックがボロボロなのに金属部品はピカピカしているんで、違和感あるかな?と思いましたが、むしろ「実践向けに改造してる感」が出て、結構気に入っています。
見た目は中々悪くないです。

音もそれなりに良い感じです。想定内ってとこですね。
シングルコイルとハムバッカーのバランスも悪くないし、ポットの値を変えたことで、今まであったシングルコイルのズブい感じも無くなりました。フロントとセンターはチェリーストラトより良いですね。ただ、ノイズが多めなのが気になります。アースの処理が悪いのかもしれません。自分で配線した時の経験上、トラブルの原因はアース関係が多いです。
いずれ配線をやり直すか、リフィニッシュしたらキャビティのノイズ処理もしたいですね。実のところ、そこまでやる価値があるかは疑問ですが…(笑)

そういえば、先に仕上げたST57のセンターに、このギターのシングルコイルとセットだったものを載せました。

このギターでは250kポット3個の配線ではリアでもズブいと感じたピックアップですが、ST57では同じ構成でも、気になりませんでした。ST57の方がネックが太く、ボディも重いからでしょうか。やはりエレキギターはトータルで音作りされるものなんでしょう。深い。

Fender Japan ST57 完成

2021-02-02 09:42:00 | ギター
フェンジャパのリペア完成の巻です。






弦を張って音をチェックしたところ、どうにも音が小さく、モコモコしているのでピックガードを開けて配線をチェックしました。どのポジションでも同じ傾向なので、マスターボリューム周りが怪しいのかと思いチェックしましたが、特に接触が悪そうなところも無く。
仕方ないので、勘を頼りにセレクターからボリュームに繋がる線を別のものに変えて配線し直しました。

使ったのは昔、東急ハンズで買った家電用みたいな配線です。どうもこれを使ってた時の音が良かった記憶があるんですよね。

更に、良い感じでトレモロブリッジのセッティングが出せなかったので、ネックポケットに一枚シムを入れます。
弦を張り直すと、若干のフローティングに設定することができました。トレモロブロックは鉄製ではないですが、重さがあるのでフローティングでも良い感じです。ブロックが軽いものだと、ベタ付けの方が音が良いことが多い気がします。

サウンドチェックすると、音量の問題は解消されました。そして、音もモコモコしてる感じは消え、ミドルが強めのパワフルなストラトという雰囲気になりました。テキサススペシャルに人気があるのが良く分かります。マーシャルに繋げば、ジャリッとした良い音が簡単に出る感じです。さすがフェンダーと言うか、単純にハイパワーにした訳ではありません。

テスト音源です。
Zoom G3でブルースブレイカーのアンプモデリングのみです。



ピックアップをリアから順番に5ポジションで弾いています。なんというか、ロックな音ですよね。ボリューム下げれば歪みも落ちますけど、やはりテキスペは歪ませた方が魅力があると思います。50年代っぽい音か?と言われると違うような気がしますが、弾いていて楽しい音です。

ピックガード問題

2021-02-01 20:21:00 | Fernandes ストラト
新しく買ったSSHピックガードは、例によって全くネジ穴の位置が合いません。
全ての穴を埋めて、開け直します。ということで、また爪楊枝が乱立しました。話が前後しますが、ロトマチックペグのネジ穴も埋めたので17本にもなります(笑)





にも関わらず、一番ジャックに近いネジ穴は合いませんでした。ボディのザグリギリギリなんです。ボディ側に木材を足さねばならないのですが、面倒なので、とりあえずネジを斜めに締めておきました。今後、要修正です。

また、ハムバッカーのサイズを拡げたり、シングルコイルのネジ穴が皿もみ加工されていなかったことは前に書きましたが、ボディに取り付けてみるとネックポケットにも干渉していました。






仕方ないので、ナイフやヤスリを使って整形します。ピックガードの方が大きいのではみ出してる部分を削るのです。完全に手作業になるので、それなりに大変です。ピックガードの加工は、ぼくはあまり好きな作業ではないです。まっさらの板から作るのとか全然やりたくないです(笑)


クルーソンペグへの換装

2021-02-01 16:12:00 | Fernandes ストラト
フェルナンデスのストラトです。
もともとゴトーのロトマチックペグが付いていて、1弦のみ少し動きが渋いかな?という程度だったのですが「見た目がカッコいい」という理由のみで、クルーソンタイプに換装します。ゴトーのペグは同じのをワンセット持ってるんですけどね(笑)

ロトマチックからクルーソンへの換装ということで、穴の大きさが違うのですが、ここはお手軽にコンバージョンブッシュを使用します。使ったのは本家クルーソン製で、10.5mmのもの。コンバージョンブッシュには9mmのものもありますので、注意が必要です。

ブッシュは100均で買った小さな万力で装着します。その後、水平に並ぶようにペグを設置。ペグはフェンジャパに付いていたという新古品を落札したものですので、おそらくゴトー製だと思います。




普通のブッシュより金属部分が多いため、若干のメカっぽさがありますね。ヴィンテージというより、モダン志向のこのギターには合ってる気がします。なかなか気に入りました。