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気が向いたら書く

エクステンションナット

2022-11-23 12:11:00 | Fender Japan テレキャスター
ネックを外したテレキャスターはラッカーを吹いて放置していました。いい加減なんとかしないとなあ、とペグを取り付け、ボディに設置しました。

現在はほぼ100%スライドバーでのプレイです。メインのストラトはオープンEにしているので、オープンDにしてみたところ、ビビりまくります。やはり、スライド専用機にするにはナット交換は必須のようです。

とはいえ、ナット交換なんかやる気しません。ネック取り付けるのさえ面倒でやらないのに。

そういえば、エクステンションナット持ってたなと思い出し、つけてみました。




凄まじく弦高が上がるので、押弦は難しそうです。ビハインドスライドは無理かも。

あと、ナット幅が全然違う(広い)ので、特にフロントPUは1,6弦をあまり拾いません。

あと、ノイズが多いです。CARストラトはノイズ処理していて、それに慣れているからなんですけど。
ま、とはいえ練習には使える感じです。

FJテレキャスターのネックを外す

2022-09-12 20:49:00 | Fender Japan テレキャスター
ふと思い立って、フェンジャパテレキャスターのネックを塗装することにしました。

以前、指板面の塗装が浮いてきたので、それを剥がして、適当にワトコオイルだけ塗っておいたものです。指板以外は元のポリ塗装が残っていますが、面倒なのでそのまま。

まずネックを外すのですが、購入後25年以上経ちますが、ネック外すの初めてかも?
外してみると、ネックポケットとネックの両方にCTL-50とスタンプされています。
え、このギター、TL72-55とかじゃなかったの?当時のカタログで、そうだと思い込んでいたのだけど。




どうやら、1983年までSquierブランドでラインナップされていたCTL-50のボディとネックを、翌年以降にFJで使いまわしたようです。この個体は最初期JVシリアルの次のEシリアルなので、その可能性は高い。手書きでBって書いてあるのも、元々B級品で使えなかったのかな?

JVシリアル期のFender Japanでは50年代、60年代モデルしか契約上作ることが出来ず、70年代モデル(当時のカレント=C○○モデル)はSquierブランドで製作していました。その後、FJの爆発的な人気を受けて、Eシリアルから70年代モデルも作られるようになったようです。
ストラトでも初期のST72にCSTのスタンプがある個体を見たことがあります。

更に、ボディはバスウッドだとばかり思っていたのですが(TL72-55のボディはバスウッドorセン)、CTLのボディはアッシュなんです。マジか?
まあ、あくまでもカタログ上の話なんで、センかもしれませんが、この木目はバスウッドでないのは間違いないです。

アッシュorセンなら剥ぎナチュラルにしても良いかもなあ。まあ塗装剥がすと、途中で絶対後悔するんですけどね。

メイプル指板の塗装剥がれの修正

2021-02-28 21:21:00 | Fender Japan テレキャスター
以前、古いフェンダージャパン(Eシリアル)テレキャスターの、メイプル指板の塗装が剥がれたのですが、そのまま放置していました。本当はラッカーで再塗装しようかと思っているのですが、面倒臭くて…。

しかし、とりあえず所々残っている塗装を剥がすことにしました。サンドペーパーを小さく切って、1フレットずつやすっていきます。320〜400〜600〜1000〜1500と、全21フレット分、22カ所です。泣けます(笑)




あまり綺麗にしすぎるのも本意ではないので、この程度までやりました。
で、本来ならラッカー塗装するところなんですが、かなり面倒なのと、すぐに弾けないので、ワトコオイルを塗ってお終いにします。色はナチュラルです。




良い感じに焼けた色になっています。メイプルにオイルフィニッシュはあまり向いてない塗装方法らしいですが、まあ手軽なのは良いです。しかし。




弦を張って30分ほど弾いただけで、ここまで汚れてしまいました。まあ、レリックと言えば言えるのでしょうか。ヴィンテージのような、弦の跡がつくような汚れ方では無いですけどね。

まあとりあえず、これはこれで良いか。




メイプル指板の塗装を剥がす

2016-07-20 17:51:46 | Fender Japan テレキャスター
指板の塗装が浮いてきてしまっていたテレキャスター。ようやく塗装を剥がしました。
フレットに沿ってカッターを入れ、浮いた塗装をパリパリ剥がしていきます。フレット脇に溜まった長年のヨゴレが落ちてきます(笑)



完全に剥がせたかというと、少し残りました。
ポジションマークのところに残ってしまいます。素材が違うからでしょうかね?

で、指板の汚れもあるし、ちょっとサンディングしてやるのがよろしいのでしょうが、面倒くさくなったのでそのまま。

まあ、気が向いたらネック全体の塗装を剥がしてラッカーで仕上げようかと思うのですが、すぐに弾きたかったので(前回のホテルカリフォルニアのため)、弦を張ってしまいました。

ただし、さすがにこの高温多湿の日本の夏に無塗装はダメだろ、と思い、軽く紫蘇油(荏胡麻油)を塗りました。乾性油なので重ね塗りしていけばオイルフィニッシュになるわけですが、まあ気持ち保護になるかな?程度です。メイプルにオイルフィニッシュって向いてないようですし、硬い塗膜を作る塗装の方がエレキギターには向いてる気がするので。

あー、フレット磨けば良かったな。

セレクタースイッチを交換する

2016-04-10 18:20:05 | Fender Japan テレキャスター
以前、分解清掃をしたテレキャスターのセレクタースイッチですが、良いパーツが手に入ったので交換しました。



今までは国産のYM-30という、ボックス型のものでしたが、今度はCRLです。しかも、クライオ処理されたもの!

クライオとはクライオジェニック処理の略で、超低温でナントカするとナントカとか…。まあ、よく分からないんですが、音が良いそうです。それが、たまたま入ったリサイクルショップの片隅に、半額程度で置いてあったので買ってみただけです。本当は5wayが欲しかったのですが、3wayのみでした。やはり、売れないのでしょうかね。

それはさておき、取り付けました。
ネジ穴がインチサイズに非対応なので、リーマーで拡げたりして地味に大変でした。

音はというと、流石のクライオです!一回り、いや、ふた回りくらい音が太くなりました!


…って、嘘です(笑)
そんなの分かる耳持ってませんよ。

かなりオカルティックな商品だと思うのですが、その手のロマンを追い求めてしまうのもギタリストの性ですな(笑)

メイプル指板の塗装が

2016-02-09 20:48:18 | Fender Japan テレキャスター
ある友人が、色々なアナログレコードからmp3ファイルにしたものを聴かせてくれるのですが、60年代後半から70年代の、特にアメリカ音楽をたくさん知りました。昔から聴きたかったけど、後回しになってたもの多数。ありがたいことです。

で、聴いていて、気になるギターはテレキャスターが多いんですよね。(まあギターはなんでも好きなんですけど)

ダニー・コーチマーの"Kootch"とか、カーティス・メイフィールドのライブ盤(カーティスはシンラインですが)、あとはマイク・ブルームフィールドがテレ使ってる音源とか。それぞれにナイスなテレサウンドです。

以前より聴いてるものでも、コーネル・デュプリー、エイモス・ギャレット、ジョニー・ラングなんかもテレですね。それともちろんロイ・ブキャナン。ダニー・ガットンは昔聴いてあまり良いと思わなかったのですが、今聴いたら違うかもしれません。

でまあ、そうなると当然テレに手が伸びるのですが、弾いてると何かおかしい。フィンガーボードが変な感触なんですよ。ペコペコするというか。
これはあれですよ、キャラメルとか、チョコボールでもいいんですが、お菓子の箱にビニールコーティングしてあるやつあるでしょ。あの表面の感じに近い。

で、指板を良く見てみると、塗装が剥がれて浮いてるんです。木が痩せたんだか、指板にストレス与えて弾きすぎたんだか、なんだか知りませんけど。



分かりますかね?この指板が波打ってるみたいになってるの。

このギター、以前から指板の塗装が一部ペリペリ剥がれてきていて、そこは適当に剥がしてほっておいたんですけどね。写真の汚くなってるとこが、そう。それが全体に進行してきたみたいです。

それにしても、フレットより先に指板が悪くなるなんてねえ。70年代のフェンダーもポリ塗装のはずですが、もっとカッコいいレリックになりますよね。なんなんだ、この違いは?

これはまた適当に剥いで放置しておくか、できるだけ剥がしてラッカーで再塗装するか。どうするかなあ。


テレキャスターの配線を変える

2015-09-23 22:21:11 | Fender Japan テレキャスター
前々から気になっていた、テレキャスターのコンデンサを変えました。今まで0.022μFのオイルコンデンサが載っていたのですが、これを0.047μFのセラミックコンデンサにしたのです。

ついでに、ガリが出ていたセレクタスイッチを分解清掃し、接点復活剤を塗ってみました。
セレクタスイッチはよく国産ギターに載っているYM-30というボックス型のやつですが、上部のネジを外して金具をスライドさせると簡単に分解できました。接点復活剤を塗った綿棒で内部を掃除すると、ホコリが入っていました。
このボックス型のセレクタはホコリが入って出なくなるので、あまりよろしく無いようです。国産のYMとかDMってやつは、あまり評判良くないですね。確かにガリが出やすい気がします。スクワイヤのストラトには使い回しのDM-50が載ってますが、既に接点不良が発生してます。

テレの配線に戻って。あとの変更点は、ジャックへの配線材です。前にスイッチクラフトのプラグが欲しくて買ったベルデンのシールドケーブルを使ってみました。これはノイズ対策になるかな、という程度です。



シールド線の中はホット、コールド、アースとなっていたので、コールドとアースをまとめてアース線に配線しました。

で、結果ですが、とりあえずガリはある程度改善されたようです。コンデンサの違いはイマイチよく分かりませんが(笑)、絞った時の減衰の仕方は悪くない気がするので、まあ良いかと。
それから、ノイズは減った気がします。これはシールド線を使ったからというより、配線全体を見直してハンダもやり直したりしたからでしょうね。

テレキャスターに惚れ直す

2015-02-04 19:35:47 | Fender Japan テレキャスター


ロイブキャナンを聴いた勢いで、テレキャスターを引っ張り出して遊びました。ノイズは気になりますが、やはりテレキャスターはいいです。ボリューム、トーンの位置と、ピックアップの切り替えで本当に多彩な音が出ます。振り幅は随一ですね。

でもトーンを絞ってみても、ロイがやるワウのような激しい効果は感じられません。トーンは0.047μfのはずですが。

ロイが愛用したのは53年製のテレキャスター、通称ナンシーというものです。この時代のテレキャスターは現行とは配線が違うのですが、トーンの値そのものは0.05μfで、現在一般的な0.047μfとそう変わりありません。オリジナルから変更してるのかな?

テレキャスターに対して、同時期のストラトキャスターのコンデンサは0.1μfと容量の大きなもの=より高音域を削るものがデフォルトで搭載されています。もしかしたら0.1に変えてるのかな?とも思います。適当なパーツが手に入ったら変更してみます。

それにしても、弦が錆び錆びだったのにかなり気持ちよく弾けました。そういえば、このテレには余っていたEverlyの09の弦が張ってあったのでした。エヴァリー、一時期は1セット500円くらいで買えて、結構好きだったんですよね。やっぱりフェンダースケールには09かなあ。

Fender Japan テレキャスター

2013-09-16 15:15:01 | Fender Japan テレキャスター


最近、思い立ってテレキャスターを弾いたらボリュームを絞っても音が消えない症状が…。

ポットの寿命かな?と思い、ポットを新品に交換したのですが、変わらず。訳も分からず配線を総とっかえしたりしてみたのですが、改善しませんでした。

しかし、よくよく調べてみるとボリュームポットの一番右の脚がキチンとアースされてなかっただけでした(´Д` )。ポット交換しなくても良かったじゃん。交換してもなお、同じミスをする自分に呆れました。

今回、ついでにというか、サドルをMontreouxのスラントサドルに交換しました。オリジナルのテレキャスターの弱点である、オクターブチューニング調整が出来るように角度をつけたサドルです。
(テレキャスターのことをそれなりに知らないと、何のことかも分からないと思いますが面倒なので説明しませんw)

今までのサドルは多分ダイキャスト製だと思うのですが、ブラス製になり、質量自体も減ったせいか、若干音が軽くなった気がします。チューニングはバッチリです。

さて、このテレキャスター、20年くらい前のフェンダージャパンですが、マニアが喜ぶフジゲン製、Eシリアルです。最も廉価なラインなので、ボディ材はカタログ上でバスウッド、と記載されていた記憶があります。ピックアップの音がそのまま出てる感じの、まあ色気が無い音という感じはしていました。

今回、久しぶりにキャビティーを開けて気付いたことが…。



なんだ、このシマシマ…?



積層合板じゃねえかwww



フジゲン製だのジャパンビンテージだの言っても、こんなもんです(笑)

でも、好きですけどね。一番付き合いが長いし。