トーカイジャズベの配線をグレードアップします。実は、少し前からちょっと怪しかったので、配線はリフレッシュしたかったんです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/c6/cfa175a8cde8091271a28960fa49012a.jpg?1577935678)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/9f/bb126589ef4048a7a22556c1f90f6766.jpg?1577935894)
とはいえ、この頃(80年代)の東海楽器の配線はそんな悪くないような気がします。音作り云々ではなく、トラブルが少ないという意味です。
CTSのミリ規格ポット(250kΩAカーブ)を3個、そしてジャックは定番スイッチクラフト、ではなく、PureToneにしてみました。最近話題の、二箇所でプラグを固定するという優れものです。
このベースは64年製を模しているらしいです。当時のコンデンサの値は0.047ではなく0.022だそうなので、0.022ufにしようかと思ったのですが、見た目的にインパクトがあるコンデンサが無かったので、前にストラトに付けてた0.047のオレンジドロップにしました。どうせ音なんて分からないんだから、見た目でいいかと。本当はオイルコンとか、大きめのセラミックがいいんですが。
それから、配線材も初めてのものにしました。モガミの2330というシールドケーブルなのですが、その芯の部分のみを剥いて使用します。大手楽器店の名物ルシアーの方がモディファイした配線の写真で、透明な被膜の線材が使われていまして。なんだろうかとその人の手掛けた回路の写真を見まくって、たぶんこれだろうと。検索すると、マイクケーブルに使われるもののようです。なかなか見映えは良いかと思います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/c6/cfa175a8cde8091271a28960fa49012a.jpg?1577935678)
キャビティ内にノイズ対策として銅板が敷いてあり、アースが繋がれていましたが、ハンダが乗らないし、イマイチ効果がわかりません。
とりあえず、アースは現代仕様でジャックから全てのポットに繋いだので、普通に使用するぶんには問題ないでしょう。
配線が完了したので、外して保管しておいた弦を再度はりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/9f/bb126589ef4048a7a22556c1f90f6766.jpg?1577935894)
弦高調整して終了。
とりあえず音は出ていますが、トーンが効いてないような。音が良くなったかと言えば、よく分からないですが(笑)、少し解像度が上がったような気もします。ノイズは全く問題なし。
弦を張ったら、ペグブッシュが少し浮いてきたところがあるので、木が痩せてるのかもしれません。通常使用にはあまり影響なさそうなので、次に弦を替える時にでも修正しますかね。いつのことか分かりませんが(笑)
それにしても、やはりポテンシャルが高い楽器はいじるのが楽しいです。